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板張りの高性能リノベ再販を見せてもらいました。

はい! おはようございます!

田舎の大工です。

全国の職人の皆さま、いかがおすごしでしょうか??

ということで、最近すこしずつ増えている高性能リノベ再販住宅ですが、全国的にも有名な、あの工務店さんに見せてもらいながら解説してもらうという機会を戴いたので、ちょっと行ってきました。

高性能リノベ再販住宅とは、中古物件を買い取り、リノベーション工事する際に、高断熱高気密、耐震性もアップさせることで高性能にしてしまう住宅です。
30年ほど前に建てられた家であれば、最近の住まい方とも異なるので、寒くて暑い、動線も暮らしにくい、と自分の実家であっても戻らない、という傾向がありますが、新築住宅価格の高騰で、いまの家がリノベで新築並になるならいいじゃん、とじわじわ増えてきています。

今回は先方さんの厚意でかなりのところまで見せていただき、会員さんだけのところにしていこうと思いますので、有料なのはご了承ください。


高性能リノベであれば、工務店ならいつもやってるお仕事の範疇ではありますが、再販住宅となるので、プランニング、工事中はお施主様がいない状態で、どこをどうするかは工務店次第になってきます。打ち合わせと予算の縛りがないので、逆に難しくなる点もありますが、いくらで仕入れて、いくらで販売するか、市場の相場を見ながら設定できるので、利益も確定しやすい工事になります。

なので、お施主様のこだわりがないだけ、設定した販売価格にむけて、箇所によっては割り切った仕様にすることもでき、あれもこれもとなりがちなのを、こんなのも良いかも、とか、その手があったか、と思わせてくれる見どころが満載です。

それでいて、断熱などの住宅性能は担保されているのと、新築で培われた居心地のいい空間づくりをされているので、参考になることもりだくさんなのです。

ルームツアー的にご紹介します

こじんまりくつろぐリビング

ソファーに座ると、こういうくつろぎを求めていた!と思わせる

リビングといえば、とにかく大きく広く、テレビも大画面、という傾向もありますが、いやいや、もうちょっと落ち着きましょうよ、という提案にもなる、こじんまりとくつろぐリビング。ソファーに座ると、大きな窓が横にあり、自然と視線はテレビではなく外に。風に揺られる庭木を眺めながら流れる時間が心地よく感じられます。こういうのが豊かな生活で、これだけあれば、あとはもう良いんじゃないんですかね、と思わせてくれます。こういう、ポイントを押さえるところがうまいですよね。

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