時代の扉がゆっくりと
身を守る ために集めた ものたちが 、
私の自由を 奪ってる。
江戸時代、日本に来た外国人は 、
地震か火事かで、 家財道具を全部なくした日本人たちが、 ニコニコしながら、生活を立て直している姿を見て 、なんなんだこの人たちは!
と 驚いたらしい 。
今はそういったリスクに備えるために、 ありとあらゆることが 、考えられて いる。
しかし 地震のやつはそれを嘲笑うかのように、 いつも予想外のところでおこる。
そんな備えをしても無駄さ 。
荷物を捨てて今を生きればいいのだよ。
ということか?
必死になって 便利な世の中を守ろうとする人間への メッセージかもしれない。
こんなこと言ってはいけないが、
何か災害が来て 貧乏人も金持ちも 裸一貫になったらいいのに。
なんて心のどこかで 思っている自分がいる 、何兆円ものお金をポンと使う人と 小銭をせこせこ 貯めている自分。
将来が不安でたまらないのだ!
僕は、 すごく小さな男だ。 いっそのこと大きな力によって、無理矢理にでも 今の生活がなくなれば、
やれやれ。と言いながらも スッキリして、 にんまりと笑う自分が 想像できる 。
昔友達に言われた。
お前は戦争とかになると あっけなく死ぬか、 最後まで粘り強く生き抜くかのどっちかだな。
まあどちらでもいいな。
新しい時代にのるか、そるか?