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「人生の勝算」を読んだ

400円というお手頃価格だったので読んでみた本。前田裕二さんの人生を振り返りながらSHOWROOMの立ち上げまで、その時その時での思考や戦略を文字化した本。4時間くらいでさっくり読めてかつ激動の人生を歩んで来た前田さんの戦略を知れる本となっている。

コミュニティの形成

前田さんは小学生時代から路上でギターを弾き語りしてお金を稼いでいた。そこで学んだのはコミュニティ形成。後にコミュニティがあらゆるビジネスのカギになるとまで豪語している。そしてその重要なコミュニティが深まる要素として以下を上げている。

1. 余白があること
2. クローズドの空間で常連客ができること
3. 仮想的を作ること
4. 秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
5. 共通目的やベクトルを持つこと

コミュニティ形成は確かに僕も重要な要素だと思っていて、それを文字化して落としてくれているのはありがたい。

人生のコンパスを持つ

人生のコンパスとは自分が何をしたいか示すもの。それが無いとすぐに迷ってしまう。つまり、自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化が必要不可欠。コンパスと原動力さえしっかりしていれば途中で嵐にあっても海賊に遭遇しても揺るぎない方針を持って、必ず目的の大陸に辿りつけます。

僕は今コンパスを失っています。自分が何をしたいのか、何をすべきなのかが分かっていない状態。かつ原動力も生活費を稼がなきゃというネガティブなもので非常に不安定な状態なんだと思いしらされた。これは人生に限らずビジネスにも言えることだと思う。いえば僕はビジネスに置き換えてもふらふらしていつ沈んでもおかしくない沈没船にのってしまっている状態だ。でも焦る必要はない。ゆっくりまずは体調を整えてから人生のコンパスを整えることから始めることとします。

まとめ

400円というお手頃価格で販売していたので本書を読んでみた。この価格では十分な内容が書かれており、どこか皆さんのヒントになる文章はあるのではないでしょうか。毎日2、3時間睡眠で働いていたなんていう真似できないような原動力を持つ前田さんだが真似はしなくてもその時々の考え方や戦術には天才といわれている端々が感じ取れるだろう。是非読んでみてください。

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