酒と広告 二杯目 「英語が話せない男たちだから、グローバル化できた。」

地元の酒、磯自慢。
コチラ、たぶんポスター。


はじめてみたのは、TCC年鑑。

サミットで使われたり、海外に向けて結構前からやってた磯自慢さんだけど、いつの間にやらまわりではグローバル感ある”SAKE”が増えてきて。

だけど、これ読んで、思いましたね。
あぁ、やっぱり磯自慢は、どこまでいってもいい意味で「(まじめな)静岡の酒」なんだねって。静岡酵母つかって、この手でつくってるんだなぁって。いいなって。

↓ボディコピー

外国に輸出しようなんて考えもしなかった。
日本の自然に敬意を払い、
舌の肥えた日本人のことだけ考えて
酒をつくってきた。
いつしか、本物の「日本酒」が欲しい
と海の向こうの、一流の店から声がかかった。
たった10名の蔵人が、世界進出を決めた瞬間だ。
人が自慢。磯自慢。

そして、ボディの入りから「グローバル」とか「海外」とかじゃなくて「外国」て。もうペリー来襲か。
でも、これが無性にココロつかんでくるんですね。

はい整理

  • 構造:モノづくりの本質に立ち返ることが、海外評価をむしろ高める。

  • 表現:どこまでもウソのない、真実の日本酒づくり。-  グラフィックでは製麹工程の手を見せ、コトバでは英語なんて勉強してる暇ないほど真面目に取り組む様子を。

  • メッセージ:はからずもグローバル化できたんのなあぜなあぜ

人が自慢。磯自慢。
の切れ味もサイコーでした。

乾杯。

#磯自慢 #日本酒 #広告


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