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マニアック五行易 象意編


※2018.12.31
『生まれ年の十二支を判断に使う』の記事を追加しました。
※2018.1.14

生まれ年の十二支を判断に使う』の冒頭部分に記事を追加しました。
※2020.4.25
目次を追加しました。



はじめに

前回のテキスト(五行易改善マニュアル)で改善法を書きました。
普通に五行易を開運に生かして行きたいのであれば、基礎編〜実践編〜改善マニュアルまでで充分です。

しかし、もっと詳しく判断したい、プロになりたいと思っているのであれば、今回説明する内容は知っていて損は無いです。

※でも、いきなり他の仕事を辞めてまで、プロなるのはオススメ出来ません。必ず、最初は今のちゃんと稼げる仕事をやりながら、少しづつ占いの仕事を増やしていって下さい。ある程度稼げるようになるまでは、兼業がいいと言うことです。なにせ占い師は収入が安定しないですから。
まあ、いきなり占い師の仕事に飛び込んで、自分を追い込むというやり方もありますが・・・うーん、やっぱりキツイので辞めたほうがいいです・・

実際の鑑定場面では様々な例があります。
まず、私が鑑定場面で最初に行うことは、最初に卦を見て相手の具体的な情報を判断して、卦がちゃんと相談事の内容を表していることを確認します。
基本的に未来が気になるから占うのは当たり前ですが、必ず現在、過去の情報も卦には表されています。
なので、それを紐解いて最初に相談者に確認するのです。

でも、そんなに詳しくは卦だけ見ても判断は出来ません。
なので、本人の精神状態とか、性格、健康状態などを簡単に相談者から何も聞かずに判断して、卦の情報ときちんと相談事の情報が合っているかどうかを確認するのです。

初心者はまず始めに吉凶から判断すると思いますが、吉凶の判断は五行の相生相剋のルールに沿っていますから、慣れれば比較的簡単です。
しかし、相生相剋のルールだけだと、過去や現在の具体的な象意を読み取るのは難しいです。

何故なら、五行は見えないので、陰(ミクロ)に属しているからです。
反対に象意は陽(マクロ)に属して、目に見えることを表しています。
なので、象意(陽)を使って具体的な判断をして行くのです。

故に五行易の判断では、

・相生相剋の理(陰)

・象意(陽)

の2つに大別されます。

相生相剋の理は言葉通り、五行の法則です。

象意は

①卦の象意
②爻位の象意
③六親の象意
④六獣の象意
⑤大象
⑥相生相剋と各象意を組み合わせた見方

の種類があります。

これが、またまた・・なかなか難しいのですよ。

覚悟して読み進めてください・・

最初は頭が混乱するかも知れませんが、

読む→実践→確認→読む→実践→確認→読む→・・・以下ループ

という流れで、何度もやっていけば徐々に面白くなってくるはずです。

でも、五行易は矛盾した表現やダジャレみたいな、ふざけた表現を良くしますし、あー言えばこう言う系の説明もあり、ウンザリしてくると思いますが、これも仕方がありません。


五行易はそういうものだからです。


直感と屁理屈の融合とでも言いましょうか(言い過ぎか・・でも、五行なんて科学的では無いので・・)

占いは人生の羅針盤という人もいます。

占いはアートだという人もいます。

占いはカウンセリングだという人もいます。

占いは癒しだという人もいます。

占いは哲学だという人がいます。

占いは経験則だという人がいます。

占いに道徳的観念を持ち込むべきという人もいます。

占いは科学的ではないから娯楽(エンタメ)だという人がいます。

占いは「所詮プラシーボだろ」という人もいます。

私の感想では違います。


占いは生き物(エネルギー)です。


生き物を相手にする場合には一筋縄では行きません。

嘘をつかれることがあります。

馬鹿にされることもあります。

マウンティングされることもあります。

いたずらをされることがあります。

かと思ったら、すごく親切に伝えてくれたりします。

非常に気まぐれです。

ダジャレ好きです。

倫理観を振りかざす時もあるし、倫理観なんか糞食らえな時もあります。

意外なことを言われて面食らうことがあります。

理屈を無視して表現することがあります。

と思ったら、理屈に従ってガチガチに表現したりします。

何度も問うと、めんどくさがって適当な表現をします。

用神が変わることがあります。

辛い時に寄り添ってくれたり、危険な時に警告してくれたりします。

何としてでも救おうとします。

要するにツン(陽)デレ(陰)なのです。

まあ、占いの性質は猫に似ているのかも知れません(強引)


それでは各象意を順番に説明して行きましょう。


①卦の象意

いわゆるこれは、内卦と外卦の組み合わせの意味から、象意を読み取ります。
でも、全部が全部卦の組み合わせだけで、象意は表すことは少ないです。
頻度的には少ないので、参考程度に覚えていた方が良いでしょう。


乾宮の卦(陽の金)


・乾為天(六冲卦)

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キーワード 天、神、男性原理、顕在意識、剛健、高慢、リーダー

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