マニアック五行易 上級テクニック編
はじめに
みなさん、五行易の勉強は進んでいるでしょうか?
「え?全然すすんでない?」
「難しい?」
まあ、なるべく分かりやすく書いたつもりですが、難しくて進みづらいのはわかります・・
五行易に精通するのは時間がかかりますから、粘り強くやっていくしかないと言うほかありません。
これまで、ある程度五行易のルールを書いてきましたが、
ルールはルール(仮)です。
(仮)ですよ、(仮)。
この認識を持つだけで卦の見方、考え方が変わってきます。
卦は生きているので、毎回毎回微妙に違う表現をしてきます。
まるで片言の言語とジャスチャーで伝える幼児のように抽象的な説明をします。
例えば十二支の寅木を表現すると、「緑色だよ」
官鬼なら「男の人だよ」
六爻にあれば「高いところにあるよ」
動爻であれば、「〇〇が〇〇に変わっちゃうよ」
乾であれば、「偉そうな人だよ」などです。
なので、この抽象的な表現をするからこそ、この世界の様々な事象に変換して判断することが出来るようになります。
でも、まだ幼児は理論的な説明はできないですから、そのメッセージをかなり注意深く聴取らなければいけません。
読み取り方を間違えれば、吉凶が逆転してしまうでしょう。
この読み取り方を間違える、間違えないの差は卦の『ほんのちょっとしたところ』に気づけるかどうかなのです。
では、『ほんのちょっとしたところ』に気づきやすくするためにどうしたら良いでしょうか?
それは五行易の正しい使い方を学ぶことです。
五行易は卜占ですね?
実は卜占系の占いには弱点があります。
その弱点を知らないと、うまく的中させることができないのです。
今回はその弱点を踏まえた上で、五行易を的中させていくための具体的なテクニックを説明していきます。
・立卦する場合の状況が重要である
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