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カサデオリーバ day3 /シーラー塗装

中野ミューラルプロジェクト
カサデオリーバ
day3 2023/2/28 (Tue)
輪郭線描画/ アーティスト、シーラー塗装 / ヌリーズ

3日目は、作画する範囲の外周輪郭を壁に転写して、
その範囲内をシーラーで塗装するという工程です。
今回は作画範囲以外は、元の壁のまま残る状態になります。

シーラーとは、、、
シール(seal / くっつける)が語源の塗料。
塗装は、仕上げ塗料の前にかならず下地処理が必要で、その下塗り塗料がシーラーとなります。
壁に密着し、塗料のノリもよく、塗料が壁に染み込むのも防ぎます。
最初に塗るため、プライマーと呼ばれることもあります。
外壁画は仕上げ塗料に、主に水性ペンキを使用するため、シーラーも水性のものを使うのが一般的です。

施工中のビルの2Fに、ビル管理の村松さんが経営するカフェ
"カサデオリーバ "があります。
このカフェの一角をプロジェクトのセンターデスクにして、記録をまとめたり打ち合わせを行ったりしています。

現場のビルに事務スペースがあるとないとでは大違い。
制作中は必ず想定外のことなど再確認したいことが発生します。
ちょっとした確認ごとも、気づいた瞬間にできるか、時間をおいて確認になるかで、作業スピードが全く変わってきます。
今回はすばらしく環境が整った、快適な現場となっています。


それから、このビル (カフェの名前のまま、”カサデオリーバ" と呼んでます)は実は就労継続支援を行なってる施設です。
一般的な社会生活や仕事につくのがちょっと難しい人々に、仕事を提供したりスキルを学ぶための場所です。
1Fは物づくりや店頭販売、2Fはカフェ運営、3F,4Fはオフィスになってます。それぞれ利用者さんは通ってここで働く勉強をしている感じ。
(詳しくは後日聞いてみたいと思います)

カフェは、だからこそメニューはすごく安(ランチ500円〜)

リンク カサデオリーバ 


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