中野駅東西連絡通路 day9
今日は日曜日ですが、現場を稼働させました。
水曜から週末まで雨予報。やれるうちに進めていきたい!
今日時点での完成状況を見ながら、部分解説していきます。
商店街看板について
中野の商店街の看板はどれもデザインも同様に実在しています。
これを見ながら、街の話題が生まれてる。街に意識が向いていく。
太陽マークは、実は中野サンモールのマークです。
中野は、サンプラザ、サンモール、サンロードなど「サン」=太陽の名前が重要な場所に入っているんですね。
それで、「太陽の街」のイメージから、今回は黄色や赤系を基調にした絵になりました。
カーブのエリアについて
実は、このカーブのエリアに足場が立てられないことが施工一週間前に判明しカーブエリア自体を無くすことも議題に上がりました。
しかし、脇の歩道通行止めや、梯子での対応に急ピッチで動き、無事にここに作画することが可能になりました。
で、現地で作画してみると、ここがすごく目立つ!道路から向かってくる時に正面に見えてくるこのエリアは、真っ先に目に入理、そこから橋の下に続く絵に視線が向かっていく流れ。
中野には今も犬の彫刻などが残っています。その理由はこの地は昔、御犬囲という犬屋敷があったためです。
1680年代、時の将軍、徳川家5代 綱吉の動物愛護の方針 (生類憐みの令)によって、逆に犬を飼うのが煩わしくなり捨て犬が増加。
それを保護する施設が中野にあり、合計30万頭もの犬がいたと伝えられています。
ちなみに、歴代将軍の鷹狩の地でもあった中野は、8代吉宗によって桃が植えられ花見が行われたり(それが桃園という地名の由来)もしました。
詳しくは中野のHPで! なかの物語リンク
この壁画は、中野の町のいろんな要素を詰め込んでいます。