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ぼくは人気ないNikonのフラッグシップ機を購入した

Nikonさんは、ぼくがはじめて買ったカメラだし、Nikonさんの機材はたくさん持っているので、残念なんですが「企業としてけっこう危ういんじゃない?」と噂されている会社さんです

そんなNikonさんなので、他のメーカーに乗り換えようかな?と思ったのがきっかけですが、最終的にはNikonさんのフラッグシップ(トップオブトップのカメラ)をポチりました

自分でも不安になってしまうくらいの決断なので、購入理由を整理しておこうかと思います

まずNikon D6というカメラがどんなカメラかというところを簡単に説明しますね

Nikonさんによると…
「ニコン史上最強のAF性能と高速連続撮影」
「高速画像送信でプロのスポーツ・報道写真家の期待に応える一眼レフカメラ」
つまり、とにかく最強で、超高速で撮影できますよ!
だから、スポーツのこんな瞬間も撮れちゃいますよ!というカメラです。

スクリーンショット 2020-08-18 7.55.37


スクリーンショット 2020-08-18 7.55.57


その代償として、カメラ自体はとにかく大きくて、重いです
ミラーレスカメラのZ7が675g、一眼レフカメラのD6は1270gもあります
約2倍です

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使い方としては、こんな感じ(腕が太くてごつい、筋張ってて、体毛濃いめ)の方が使ってるイメージありますよね

スクリーンショット 2020-08-18 8.03.07

Nikon D6 仕様概要

・カメラは2000万画素フルサイズセンサー
・3500枚を超えるバッテリーライフ
・ISO感度は最大で320万まで拡張可能(ISO3200~6400までクリーン)
・14コマ秒の追従連写速度(バッファは200枚)
・光学ファインダーでも顔を検出可能
・新型105点AFセンサー
・AF/AE追従14コマ秒連写、1~5コマ秒での静音連写
・WiFi/Bluetooth/GPS内蔵/ケンジントンロックソケット
・新しいホワイトバランスアルゴリズム
・撮影後の多重露光
・900秒までの長秒露光
・USB-C端子
・外装は頑丈なマグネシウム合金製
・音声メモを利用できる
・動画機能は4K UHD 30pに対応

長いですね
詳しくはこちらをみた方がわかりやすいです

「アイデア」は一定の「制限」があった方がいい

スポーツや報道の撮影もしないぼくがなんでNikon D6にしたのかというと、理由は、大きくは2つあります

1つめは、これからミラーレス機は次から次へと新しい機種が発売されていくのは間違いなくて、そんな消耗戦には参加できないので、できるだけ自分らしさを高めてくれるモノが良いなって思いました

後でも話すことにも繋がるんですが、自分らしさは「他者目線」「お客さん目線」でありたいなです
被写体に寄り添って、被写体とともに、制作していきたいので、どんなタイミングで撮影しはじめていて、撮影しおわったのかという撮影の呼吸をわかってもらうのに、ファインダーをのぞいたり、しっかりとしたシャッター音がなるって大事なんです

しっかりと被写体とコミュニケーション撮りながら、オフライン重視の撮影でありたいとあらためて思うわけです

2つめは、表現やモノ作りにおいて(ビジネスも同様かもしれませんが)、一定の「制限」がある中で考え抜いた「アイデア」の方が、結果的に良い「改善策」が考えられていたなって思っています

その場で思いついただけのアイデアって、実はアイデアらしきモノでしかなくて、その程度のアイデアは、すでに誰かが考えているか、作られている、あるいは作るほどですらないようなシロモノのような気がします

実際は、表現を伝えるための理由や、その手法を用いた明確かつロジカルな理由があるはずだと思っています

ひらめき「アイデア」よりも「ロジカルな理由」が大切

例えば、緑色の植物を撮影したとします
「モノ足りないから、太陽の逆光にして撮ってみた」よりも「モノ足りないから、補色になりそうな夕景をバックにして撮った」の方が理由が明確ですよね

明確になると何がいいかっていうと、テーマやコンセプトに沿っているか再確認できることがとてもいいです

ぼくもやりがちですが、なんでもかんでも美味しそうなものを全部乗せた結果、最終的に全部乗せ丼は美味しくない、となりがちです
(海鮮丼はうに、いくら、サーモン、えびくらいが良いと思う)

なので、「ひらめき」よりも「ロジカルな理由」を考えながら、撮るほうが作品としてはうまく行く気がします

圧倒的に高性能な「ただ撮影するだけ」という制限

大した実力もないのに、あえて「制限」がかかった状態をあえて作った方が良い作品ができるかも?偉そうなことをいっちゃってますが、このまま突き進んで、話そうと思います

クリエイティブやモノ作りする人たちだけでなく、スマホカメラでも言われていますが、キレイに撮ることや美しく撮ることは、ハードウェアの進化により誰でもできるようになってきてますよね(これはメーカーさんの技術力のおかげ)

Nikon D6は主にスポーツや報道撮影が得意なカメラで、どちらかと言えば、見たままを写すのが得意なカメラです

LEICAのようなユニークな写りをするとかではないので、撮影するだけではただの記録写真になりがちなカメラなのです

きっとぼくなんかは、LEICAさんのカメラを使うだけで、LEICAの写りにのぼせあがって満足してしまう気がしました(LEICAの技術力を勘違いして、ぼくの作品だ!と思い違いをしてしまうでしょうね)

LEICAさんの技術力はほしいけど、そこはグッと堪えることにしまして、「制限」してみました
一眼レフの中でもトップクラスのフラグシップ機であり「撮影する」ということにおいては最高の機種ですが、ぼくがやりたいことは「撮影する」ではなくて「表現する」ということなので、ちょっとズレています

このちょっとした「ズレ」が良い感じの障壁となって、改善策を考えるための理由になるんじゃないかなと思っています

カッコつけていうと、あえて障害を作ってみたという感じです

ひたすらシンプルに撮影するというカメラで、表現することをチャレンジしてみたいと思います!

ただただ福島裕二さんが好き

#福島裕二 さんが好きで、「震える写真」が撮りたいと思っています
そんな憧れの福島裕二さんが使う Nikon D5 と Carl Zeiss Otus 1.4/55にとても影響されています 

今、福島裕二さんの写真展開催していますので、行った方いたら感想を教えてくださると嬉しいです




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