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「自然光ポートレート(屋内編)」#7

ブログを書いていると筆が走る時とまったく走らない時があって、
今日は気持ちが乗りすぎてしまったDaiKoです。

というわけで、後半謎のテンションになっています(笑)

▼モデルの顔に当たる光を見極めよ!

基本は屋外も屋内も変わらず、まずは光の向きをしっかり押さえて置くことが大切です。

光の向きとは、順光・サイド光・逆光です。
好みの光はどれかを認識しておいた方がいいです。
実際には、モデルの顔立ち、衣装、スタジオの雰囲気、撮影イメージによって最適なというのは都度変化します。

あまり自分の得意なパターンを作りすぎずに、現場でしっかりとモデルに当たる光を観察しながら光を選んでいきましょう


▼順光での撮影(屋内編)

順光は、正面から顔に光が当たるので、パキッとした印象になります。
モデルの顔によって相性が分かれます。
顔立ちがはっきりしたモデルさんには向いているかもしれませんね!

▼サイド光での撮影

サイド光は、ドラマチックな雰囲気を醸し出すことができます。
また、顔の造作が強調される特徴がありますね。

注意点は、陰影の出方です。
まつげや目元の下に影ができたり、鼻の影が出やすいです。

サイド光を撮るコツは、陰影の強さや影の形を意識することが大切です。

目視で嫌な影ができていたら、モデルの顔や体の向き、撮影の位置を変えるなどしてコントロールしていきましょう。

▼逆光での撮影

逆光は、顔の凹凸が減ることでフラットな肌質になるのが特徴です。人物の周りにできるエッジライトで背景からモデルが浮き立ちます。手前(モデル正面)が暗めになった場合は、しっとりした表情や目線外しをしたような表情が似合います!

逆にレフ板で、正面の影を起こして笑顔で明るいイメージを作るのもアリです。

例えば、黒やダークブラウンのレザーソファーがあれば、モデルさんにもたれかかってもらったり、顔をくっつけてもらうと黒レフの役割となり、引き締まった印象にすることができます。

周りの備品を使って、陰影間をコントロールするのも大事なテクニックですね!

▼自分のスタイル ×モデルとスタジオの雰囲気との掛け算

ぼくはドラマチックな雰囲気や情感の出るサイド光が好きです。

「自分の好きの押し売りにならないように」は注意しつつも、自分のスタイルや撮影ルーティンを用意しておいた方が心強い。

究極の寄りを“圧倒的にかわいい寄り”を至上明大とするならば、ぼくの場合、1「サイド光」、2「逆光」、3「順光」の優先順位としてみたい(きっと鍛錬を重ねていきながら、スタイルは常に変わると思います)。

基本的には、引き→中間→引き の順番がスタンダードな気がしてよさそう

壊滅的に経験がなく想像力すら乏しいので、「こっちの順番がいいよ!」というのがありましたら、ぜひコメントいただけると嬉しいです!!!!(必死)

<寄り、引き、中間の撮影範囲のイメージ>
引きは、全身 or 膝上あたり
中間は、上半身
寄りは、バストアップ

▼DaiKoの撮影パターン

今週末、スタジオ撮影があるので、これを試してみたいと思います。
使用レンズは、50mm〜85mm程度単焦点 or 標準ズーム(24-70mm)が良さそう。
スタジオの雰囲気を活かすなら、50mmが良さそうです。
スタジオが広く、しっかりとボケを入れるなら85mmも良さそうです。


1-1 順光の引き→中間→寄りで撮る
モデルやスタジオの雰囲気、光の入り方を観察しつつ、順光で撮れそうな場所や位置を確認し、撮影にはいる。

カメラ目線で、モデルと向き合いたい。まずはぼくのことをわかってもらいたい。ぼくがどんな人物なのかを語る。このときは、引きの状態から始める。

次に、何を撮りたいのか、コンセプトを伝える、伝える、伝える。

そしてモデルに求めているものは何なのかを語りはじめる。
でも本当は、モデルの内面を知りたい。

ウォーミングアップの時間にしたい。
1-2 逆光で撮る
逆光で、手前側に光が回るのか、暗いのかを観察する。
レフで起こすのか起こさないのかを考える。
表情は、mしっとりした表情や目線外しをするのか、笑顔で明るい雰囲気を出すのかを考える。

必ず背景も見ること。窓枠や背景がモデルを引き立てているのかどうか。

モデルの気持ちを徐々に高めていく。まずは自分が集中して、真剣に、真摯にモデルと向き合う、会話をするように。
1-3 サイド光で撮る
必ず押さえるべきことは、まつげや目元の影、鼻の影の強さと形を意識する。
ぼくは弱く、ゆるく撮りたいので、弱の光を考えたい。
つまり、光に対して、顔は順光側へ向けることで、影は消えてくる。
光が強いときは、トレーシングペーパーなどで抑えてもいいだろう。
その場合、窓を背景としては写せないというトレーディングオフがある。

いよいよ、本番だ。
至上命題となる「圧倒的かわいい」を撮れるのか?

順光、逆光で観察した光の向き、強さ、角度を考える。
そしてモデルの可愛い向き、表情、ポーズは何なのかを考える。

もはや無言でもいい(本当か?!大丈夫か?!笑)
きっと気持ちは繋がりあっているはず。
最小限の言葉を交わし合う。

あらためて・・・
僕はノートをまとめるとき、”自然光ポートレートの超絶レシピ 10人のフォトグラファーが光の読み方を完全公開”をめっちゃ参考にしてます。

今週末はスタジオで撮影があります。
自然光ではありませんが、今日のノートを踏まえて、トライアンドエラーで精進してまいります。

▼今日の写真

テラウチマサトさんの「RED FISH」オマージュです。
当時ご意見をいただくことができたのですが、優しくも厳しいコメントをいただきました(笑)

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DaiKoのインスタグラム
http://instagram.com/daiko_yoshitaka

DaiKo / ダイコ
1982年生まれ。愛知県出身、神奈川県在住、東京で勤務。
CS Promotion、ファン作り、お客様の課題解決をメインとしてWEB系会社や化粧品メーカーで勤務。
化粧品メーカー勤務時代、消費者行動を知るため、メイクをして女装していたため、「大輔」という本名から「ダイ子」と名付けられたことが由来。
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