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最近、「パープル企業」というワードを目にします。
ホワイト企業、ブラック企業、パープル、、?
調べてみると、パワハラや残業過多はないが、ルーティンワークが中心で成長の機会が限られている・・うんぬんな企業を指すようです。
なんだかモヤモヤしてしまいました。

成長の機会とは?

私は成長の機会をいつ、どこに捉えるかによって、「成長の機会が限られている」と感じてしまうのではないか、と考えます。

やったことない仕事を任された

例えば、今までやったことない仕事を任されたときを考えてみましょう。
難しいこともあるでしょうが、やり遂げた後は成長しているのではないでしょうか?
私がSEだったころ、一人でやってみろと任されて、やり遂げた後の高揚感は今でも思い出します。

自分だけでは完結しない仕事

では、ルーティンワークが中心のお仕事ではどうでしょう?
決められたルーティンであれば、自分だけでは完結しないので、勝手に内容を変えるのは当然問題あるでしょうが、業務フローを把握してボトルネックを改善していくことは企業の成長に欠かせません。最近ではDXといった言葉があるように、AIなどのテクノロジーを使うことで、ルーティンワーク自体を変えて成長することが可能になりました。

自分ごとにできるか?

話が大きくなりましたが、自分に与えられた持ち場以外にも目を配ると、自分と自社の成長の機会とも捉えることができるのではないでしょうか?
結局、自分ごとにできるかどうかの違いです。

職場以外に成長の機会はないか?

では、次に視点を変えて、職場の中ではなく外に成長の機会はないでしょうか?
結論から言うといっぱいあります。

社外の勉強会

私はキャリアコンサルタントの勉強をする過程で、さまざまな社外の人と交流しました。職業相談のロールプレイングを通して、ときには自分のリアルなことまでフィードバックをいただき、そのたびに内省を繰り返しました。

ボランティア活動

ほかにも、ひょんなご縁で川の清掃ボランティアを毎年お手伝いしていて、その活動のなかでは、見返りを求めず汗を流すことが楽しい、という感覚が私の中に生まれました。これは理屈ではなく体験して、経験できた成長の機会だったと捉えています。

小さな飲みの場

私はお酒が弱いのですが、飲みの”場”が好きです。特に、2~3人ぐらいで真剣に話ができる”小さな飲みの場”が大好物です。
かの稲盛和夫さんも「社内コンパ」という名で、強力な組織を作ったという話が有名ですね。
私も若いころに10~20も離れた先輩から、連日飲みに誘っていただき、いろんなフィードバックをいただいてはどうしたらこの壁を越えられるかを考えたのを覚えています。
今となってはこういった時間が、今の自分を作っていて、成長の機会だったと信じています。

大事なのは捉え方

冒頭で、パープル企業という言葉にモヤモヤする、と述べましたが、「ルーティンワークが中心で」というのは自分で自分を縛っているような気がしたからです。
今置かれている環境や状況をどう捉えるか次第で、成長の機会があるともないとも考えられます。
それを決めるのはほかでもない自分自身です。
行き詰まったら、思い切って外に目を向けてみましょう!

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