2025年に向けて
これまで新野生化(Neo Wilding)や身体性をテーマに、人間、自然、文化、そしてテクノロジーが新たな関係を築く世界観を探求してきた。
2024年度には、農業を文化へと昇華するためのブランド「AGER」の思考実験・プロトタイピングや、
Comorisを通じた都市と自然(森)を結ぶ実験的プロジェクトへの参加、
ももたろーずでのアウトドア活動、さらには3DCGやアートの制作を通じて、いろんな角度から新しい価値観の創出に挑戦してきた。
これらの活動を通じて、自然と人間、都市、テクノロジー、文化などの境界線を問い直し、新しい可能性を模索してきたと思っている。
そんな中で2025年度のテーマは「遊び」にした。
遊びは単なる娯楽に留まらず、自由な発想と創造性を引き出す力。
ホモルーデンスのホイジンガが示すように、遊びは文化の根底にある。
2025年、この遊びの精神をあらゆる活動に取り入れ、新たな挑戦を進めようと。
この1年はさまざまな可能性を実験し、それらを形にする年と位置付け、やっとこさ生業となったデザインやアートを通じて人々の心に響く価値を創り出したい。遊び心をもって。