NeoWilding的な取り組み事例①
こんばんは、こんにちは、おはようございます。
今回はNeo Wilding(新野生化)について、もうちょっと具体的な話をしたいと思い、投稿。
Neo Wildingって言っても、一体何事?って感じの人が大半だと思うので、
将来的ですが、具体的に取り組んでみたいことの事例なんかを共有してみたいと思います。
・人間×動物意識の融合体験。どうやってやるかはまだ分かりませんが、何かしらの技術を使い、動物や植物、微生物の視覚、聴覚、嗅覚を仮想体験してみて、彼らが「見ている」「感じている」視点に自分たちの感覚をリンクさせたいと考えています。そうすることで多様な視点を手に入れて欲しいなと思っています。
・無名都市プロジェクト。複数の生態系や気候条件を再現した実験的な都市を建設してみて、人間の自然観や生活様式を問い直してみたいと思っています。というのも、今後の地球はもっと荒れていくと思っているので。砂漠、湿地、極寒、海中などなど、いろんな環境が存在する区域を行き来してみて、あらゆる環境で生きていくことができる、新しい未来都市生活の実験場として機能させたいと思っています。さらに欲を言えば、特定の区域では「強制進化」として、環境に応じて身体を適応進化させる技術を試みたいです。たとえば、高酸素エリアでは肺を強化する、極寒エリアでは代謝を加速する、乾燥地帯では集汗し水分補給をする、というようなこと等を実験してみたいです。
・バイオドローン(自己増殖可能なドローン)。空中を飛び回りながら種を運び、都市や森、砂漠などあらゆる場所に自動で植物を植える自己食材供給型ドローンを開発してみたいです。ドローン自体が自らのエネルギーを自然から生成し、どうやってやるかは不明ですが、特定の周波数や光などで「共生植物」を探知して種をまきながら成長していく的なことは面白いと思っています。
・建築分野には全く詳しくないですが、建物がバイオ素材や植物でできており、実際に成長、再生、修復する機能を持つ有機的建築物があったらいいなと思っています。建物自体が自然の一部として存在し、定期的に「収穫」も可能になっているなど。植物と建物が融合した環境であって、家が酸素を供給し、CO₂を吸収する循環システムを備えた「生きている」家はどうでしょう。さらに考えると、都市の中に「森の区画」を設けてみて、建物そのものが「森」の機能を持つ環境に進化しちゃう、ということが起これば面白いかもしれません。
・人間同士や他の生命の間で感覚や意識を共有できるデバイスを開発、使用して、動物、植物の感覚や痛み、喜びを「感じる」ことができるシステムを導入してみたいと思っています。単なる自然保護意識にとどまらず、実際に共感することで、人類全体が自然環境に対して責任を感じやすくなる気がしています。そして、動物や植物の感覚を体験した人に「共感ポイント」を付与してみることで、これを貯めて何か価値のあるものと交換できる仕組みを導入するのはどうでしょうか。そうすることで、共感度が高い人ほど、生態系の保全や環境保護に深く関与しているとみなされるようになります。
・自産自消する衣服のプロトタイピング。セルフカニバリズムを行う、人工培養肉デバイスを身につけて地球を闊歩してみてはどうでしょうか。
・植物の葉緑体の一部を取り入れた生物改変技術で、光を栄養源にできる「光合成能力」を備えた人間もいていいと思います。日光を浴びることでエネルギーを補給するようになります。たとえそこまでいかなくても、たとえば、腕に小さな苔や植物やキノコなんかを植えて、育てることで、身体が自然の一部として機能していることを実感するなどあってもいいと思っています。
・月や火星に、「耐久植物」を植え、他惑星に小さなエコシステムを構築するプロジェクト。
・地球上の絶滅危惧種の種子や遺伝子情報を保存する「宇宙種子バンク」を設立し、地球だけでなく宇宙でも自然の多様性を維持・再生する試み。
などなど。
他にもあるのですが、一旦はここらへんまで。
追々、もう少し現実的な取り組みとして新野生に向けての取り組みはどのようなものがあるかなど、紹介してみようと思います。