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タイ人はタイ人のことを実はよく知らない
自国民の性質を知るためには、他国民の性質を知り比較してみると手っ取り早い。
例えば、有名なタイ人のマイペンライ精神
*マイペンライ
タイの言葉で、問題ない、大丈夫、という意味で用いること多い
タイに住んでいると、重大なミスを犯してもマイペンライで済まされ仕事が遅れるなど、時間にきっちりし細かいところに目の行き届く日本人からするとストレスの溜まるようなことにたくさん出会す。
一方、問題が起きた際、代案を見つけたり、次への行動を起こすのはびっくりするほど早い。(それ最初からやってよ!と思うこともあるが。。)
タイ人は”臨機応変さ”の高い民族だなと個人的には思う。
我がクラブの監督は、選手を型にはめたがらない。
もしコーチが、この場面ではこうだ!あの場面ではああだ!と指示していたらタイ人選手はそれしかしなくなるという。
待てよ、はたして本当にそうなのかな?
タイ人選手たち、いつも話聞いてるようで聞いてないし、言われたこと半分もやらないぞ?
逆に日本人の方が、型にはめられた時にそれしかしなくなる傾向は強いと思っている。
その場その場で問題を解決する能力が高い、だからこそ型が必要で、型の中で自分で判断してプレーさせることの方が、タイサッカーの今後の発展にとっては良いのではないだろうか。
で、今日のポイントはここ。
僕は日々タイ人や他の外国人たちと仕事をさせてもらっていて、その中でタイ人や他の外国人たちの性質もなんとなく見えてきて、彼らの日々の行動や習慣を日本人と比較することで日本人のことがわかってきた。
国籍に関係なくボーダレスな社会で働くということは、自分たちのことを知るチャンスだ。
逆に自国民同士で働いていると、実は自分たちのことは見えにくい。
実はタイ人はタイ人のことをよく知らないのだ。