たった2人ではじめた「金なし」創業ストーリー
大吉不動産株式会社代表の山本です。今日は僕がなぜこの会社を作ったのかをお伝えしたいと思います。
サムネイルの写真は創業当初の事務所の写真で、今の事務所は2つめ。今年の10月には千代田区の飯田橋に移転予定です。
創業ストーリー
独立したのは35歳の時(2022年現在40歳)
元々大手建物管理会社から不動産業界に転職し、10年ほど営業の仕事をしてきましたが、本気でお客様に向き合ってる会社はほとんどありませんでした。
お客様のことを「客」と表現したり、
「お客様のために!」とHPにうたっているのに、まったくお客様のためにならない物件を売っていたり・・・
会社として利益を追求することはとても大切なことなのですが、利益はお客様にご満足いただいた「対価」だと思っています。
僕が以前つとめていた不動産会社も、はじめはお客様のためにというスタンスでしたが、市況に影響されて、会社の利益のみを追求するばかりに、売る物件の内容がどんどん悪くなっていきました。
これではお客様のためにならないと、当時の部長という役職、それに準じた報酬を捨てて転職を決めました。
その後転職した会社時代に、世間を騒がせた「かぼちゃの馬車」というシェアハウスの投資物件が出回りはじめました。
私もお客様から購入の相談をうけ、色々調べてみた結果「投資としては絶対にうまくいかない」と、何度かお客様の購入を止めています。
しかし、その会社は積極的なブランディングや広告などを駆使し、商品の見せ方が非常にうまかったこともあり、買う人が後をたちませんでした。
数年たちかぼちゃの馬車問題が明るみにでたことで、失敗したかもしれないと相談を受けるようになりました。
豊かになりたいと不動産投資をはじめたのに、不安を抱え苦しい思いをしている人をみているうちに、
「不動産投資で失敗する人を少しでも少なくしたい」と思うようになり、独立を決意しました。
当時は2人目の子供も生まれたばかり。まとまった資金もありませんでした。
なのでしばらくは事務所を借りず、自宅でひっそりと、ゆっくりやろうかと考えてましたが、友人に相談したところ「俺も一緒にやりたい」と言ってくれたこともあり、その友人、大島を迎えて2人で創業しました。
全メンバーを幸せにするために
最初にお話ししたように、不動産投資で失敗する人を少なくしたいという思いで創業したので、会社を大きくしようなんて全く考えてませんでした。経営の「け」の字もわからなかったので、昔勤めていた会社の社長に紹介された経営塾に通うことになりました。
京セラやKDDIを創業し、JALを民事再生から再上場へと再生させた稲盛和夫さんの塾です。
そこで、稲盛さんは「会社は全従業員の幸せを追求しなければならない」と話されています。
当時はすでにメンバーが4人に増えていましたが、4人の幸せって?と考え続けた結果、人を増やしてポジションをどんどん勝ち取っていってもらいたい。と思うようになり、拡大していくことを決意しました。
そこから今、メンバーは10人になりました。
今年は元甲子園球児の新卒も入社してくれて、どんどん若返りが図られています。
私たちがお客様に「価値」を提供し続けることができれば、きっといつかは不動産業界はうさんくさいと言われるようなことがなくなり、みなさんが不動産をもっと身近に感じられる日がくると信じています。
不動産をまっとうにやり「価値」を追求していきたいと思いに共感できる方、まずはお気軽にお話できればと思っています!
駄文で申し訳ないので、お気遣いなさらないでください。