天皇賞・秋、全頭血統考察‼️
こんにちは!!
先週、菊花賞では考察段階の印ながら▲→○→△の決着!!
牡馬牝馬の無敗の3冠馬誕生に沸いた2週間ですが、しっかり的中に繋げる事ができました!今週の天皇賞・秋もアーモンドアイの8冠が掛かるレースになりますが相手含めてしっかり的中に繋げられるように頑張りたいと思います。
私ごとではありますが、昨年の天皇賞・秋から全頭考察を始め早1周年。より多くの方に見て頂けるようになりとても嬉しく思います😊。また今週からも励みの声をバネに頑張っていきたいと思います‼️
改めまして、よろしくお願い致します!
*ヘッダーも心機一転、変えてみました✋️笑どーでも良いですけどね(笑)
東京・芝2000m、コース解説
*画像はnetkeibaより抜粋
1コーナー奥のポケットよりスタート。スタートしてすぐコーナーに入るので、基本的には内の方がポジションを取りやすい分有利になります。
向こう正面〜3コーナーにやや起伏があるものの基本的には大箱コースでスピードを出しやすい設計の為道中から質の高いスピードと持続力を求められます。直線も長い為、キレ味・瞬発力勝負になるイメージが先行しがちですが、馬場の高速化に伴って上級条件になればなるほどいかにスピードの持続力比べで上回れるかを問われる傾向にあります。
天皇賞・秋、好走血統
✅スピード型Northern Dancer持ち
✅スピード型Northern Dancer持ち
コース解説でも触れたように、質の高いスピードの持続力比べになる傾向にあります。そういった面で適性の高さを見せるのはスピードの方面に特化したNorthern Dancer系。具体的にはVice Regent、Danzig、Storm Cat辺り。
イメージとしてはダート血統特有の前傾的なスピードを内包しているタイプが優秀です。特に時計の早い決着ではこの辺りを持ち、スピードの裏付けがあるかどうかは非常に重要になります。
🔵2019年
1着:アーモンドアイ
→父ロードカナロア(Storm Cat内包)
2着:ダノンプレミアム
→母母父Danehill(Danzig系)
3着:アエロリット
→父クロフネ(Vice Regent系)
🔵2018年
2着:サングレーザー
→母父Deputy Minister(Vice Regent系)
3着:キセキ
→3代母父Danzig
🔵2016年
2着:リアルスティール
→母父Storm Cat
3着:ステファノス
→母父クロフネ(Vice Regent系)
→3代母父Chief's Crown(Danzig系)
...etc
好走血統は敢えてここら辺に留めておきたいと思います。
〜〜出走馬全頭考察〜〜
✅人気上位馬考察(1〜6番人気)
アーモンドアイ
昨年の勝ち馬で、安田記念2着から臨みます。
結論から申しますと、同馬のベストパフォーマンスを発揮できる舞台かと思います。昨年の考察時に、『マイルでは追走ペースが忙しすぎる為パフォーマンスを落とす』と述べましたが、この意見は今年も変わりません。ヴィクトリアマイルを圧勝してはいますが、やはり追走に余裕がでる大箱2000mがベストな舞台になると思います。私事ではありますが、マイルでこの馬を本命に押したのは桜花賞のみです。
父のロードカナロアはスピード型Northern Dancerの Storm Catを内包しているキングマンボ系。高速馬場に対応するスピードと母フサイチパンドラのスタミナも足されてその持続力が魅力。桜花賞のようなキレ味をイメージされる方も多いかと思いますが、やはり流れに乗りつつスピードを発揮するのがベスト。
今の東京はタフめな芝ではありますが時計自体は早くなってきて一定のスピードは戻ってきている印象。当日の馬場は精査したいですが引き続きの良馬場なら覇権筆頭でしょう。
クロノジェネシス
宝塚記念1着から臨みます。
その宝塚記念では父バゴ向きの重い馬場も味方して6馬身差の圧勝を演じました。バゴは🇫🇷凱旋門賞馬でそのイメージ通り欧州的な馬場でパフォーマンスを上げてきます。
ただ、同馬に関しては牝系が高速馬場適性を高めるラスティックベルの牝系(同牝系からノームコア、フサイチリチシャール、ビーチサンバなど)である事や母父にはVice Regent系のクロフネである事から、タフさ一辺倒でなくバランスが取れている両刀タイプと言えます。
とはいえベストは前走のような重馬場×非根幹条件。卒なくこなす下地は血統面からも見て取れますが前走がベストすぎただけに前走ほどのパフォーマンスは見込め無いと感じます。
ダノンキングリー
安田記念7着から臨みます。
父ディープ×母父Storm Catでは2016年リアルスティールがいるようにスピードを求められる際はこのコースでも有利に働く配合です。
母母父はIn Reality系である事からも母系からはダート的なスピードをしっかり補給している印象ですが、、、実績通り、マイルだと追走過多になってしまい2000mだとやや甘くなるような傾向にあります。とはいえ、瞬発力を活かせるスロー目なラップ構成ならば2000mでも十分に好走できると思います。
間隔が空いてる分には問題ありませんし、"ダノン"のイメージからも問題ない(笑) ダート向きな血統は仕上がりが早い傾向にもあるのもプラスでしょう。
フィエールマン
天皇賞・春1着から臨みます。
父ディープインパクト。母リュヌドールは🇮🇹G1勝ち。また、曽祖母からは🇫🇷凱旋門賞3着、に🇫🇷ジャッグルマロワ賞1着のLuth Enchanteeがいる🇫🇷牝系で、額面通り欧州的な息の長い末脚が武器の血統構成です。下り坂血統であるKlaironなども長く脚を使う事を助長する。
ただ、Bold Rulerなどの追走要素がなくイメージ通り2000mはやや忙しい印象ではありますが、それでも多少なり溜める事ができれば安定して末脚を発揮できる点は魅力。また、今回は少頭数かつHペースで逃げるような馬がいなさそう辺り、追走面がカバーできれば直線の長いコースですし渡り合えるのでないかと考えます。
間隔が空くことはプラスになる馬ですし、体制を整えてきたのであれば面白い存在になるのでは無いかと思います。
キセキ
一昨年の3着馬で、京都大賞典2着から臨みます。
近走は後方から中盤以降まくり気味に進出するスタイルで新味を見せています。従来の先行競馬をしていた当時から父ルーラーシップが内包するトニービンやダイワエルシエーロ、祖母ロンドンブリッジを輩出したオールフォーロンドン牝系譲りの息の長いスピードの持続力が武器。
ただ、スピード型Northern DancerであるDanzigを内包しているとは言え、追走力が平凡な血統構成なので距離短縮ローテである分やや忙しさを見せてしまう可能性も。この舞台で好走するならやはり一昨年のような先行押し切りが良さそうなだけに、引き続き捲り競馬のスタイルで行くならかなり馬力頼りのレースになってしまうのが懸念でしょう。
ダノンプレミアム
昨年の2着馬で、安田記念13着から臨みます。
その前走は海外帰りで体調面が整っていなかったように思えますしノーカンで構わないでしょう。
父はディープインパクトに、母のインディアナギャルがDanzigのクロスを持っている辺りは評価したい点。また、母父のIntikhabもRoberto系で、欧州的な追走が求められた際は、、というような印象だが、極端に緩まず流れすぎないミドルなペースならパフォーマンスを上げてきてもいい印象。
昨年も安田記念惨敗→2着巻き返しがあったし、休み明けが◎の中内田厩舎。当日の状態を精査した上でしっかり抑えておきたい一頭。
✅穴馬考察(想定7番人気〜)
ブラストワンピース
宝塚記念16着から臨みます。
前走は非根幹距離に加えタフな馬場で同馬にはかなり向いてるのでは無いかと予測しましたが不甲斐ない結果になってしまいました。
父はDanzig系の中でも欧州的な適性が強いハービンジャーに母はフジキセキのスピードの主張が強いツルマルワンピース。父ハービンジャーは牝系引き出し型というのが自論ですが、牝系自体はスピード向きで、イメージよりはスピードがあると分析しています。三歳時ではありますが、新潟記念1:57.5で勝ち切っているので標準的な時計であれば十分対応出来るかと思います。
ここ最近はズブさも見せてますが、長く脚を使えるのが武器に。ここまでの成績的にもピンかパーのタイプですし得意の距離短縮ローテを活かして前進があっても??
スカーレットカラー
クイーンS3着から臨みます。
個人的には毎度考察に困るタイプの血統なのですが、、(笑)
父のヴィクトワールピサは中山の芝で強いイメージがあるかと思います。現にそのイメージ通りではあるのですが、実は東京芝、中でも中距離そこまで悪くはなく、芝2000mであれば連対率23.8%、単勝回収率は116%と優秀な数字。父父ネオユニヴァース譲りの坂でもへこたれない息の長い末脚が活きる結果でしょう。
前々走のヴィクトリアマイルで15着に敗れているように、同馬に関してはNasrullah的な追走力が欠けている分高速マイルは忙しい印象。中距離であればミドル〜中高速ラップでも溜めが多少効く分、末脚を発揮できる印象です。だいたい同馬自身が1000m1分ちょうどくらいのペースで追走するのがベストでしょう。今回は少頭数ですし、そう言ったペースでの追走が叶えば末脚は安定しているタイプですし上位を脅かす走りができても不思議では無いと感じます。
ダイワキャグニー
毎日王冠2着から臨みます。
その前走は前二頭が大逃げ気味に逃げての離れた3番手追走。同馬自身は理想に近いラップを踏めたとはいえ、離れてても前に馬が居たのは事実。去勢してやや落ち着きが出たとはいえやはりベストはハナでマイペースの先行競馬をする事。
父は牝系引き出しのキンカメに、母は粘り強く脚を使えるトリプルワウの牝系。粘り強く脚を使えるのが魅力の牝系で脚質とも相性が良い印象を受けます。
父キンカメおかげか超高速決着以外であれば、馬場融通もペース融通も広く好走できるのは強みで、左回りであれば決して軽視できない存在と見る。去勢2戦目でどれだけお釣りが残っているかも心配だが、前走は思ったより馬体も減らなかったしパドックを見ても問題なさそうだった。あとはBコース代わりでどれだけ恩恵があるか。
ウインブライト
中山記念7着から臨みます。
その前走は鞍上の不甲斐なかった点や海外帰りで体調が整っていなかったと見るがそれにしても見せ場が無かったな、、と感じてしまいます。
父ステイゴールド、母サマーエタニティの一族、どちらも日本の中では非根幹条件に強い傾向がある。その特徴が出てるからこそ、同馬も🇭🇰G1で活躍できるのではないかと感じます。日本でも中山専用機というよりはタフ馬場や小回り、非根幹距離などでパフォーマンスを上げてきた経緯があるだけに流石に時計の早い大箱2000mのコースは適性としてはかなり低いかと思います。
とはいえ、中低速のラップ→長く脚を使う展開になればそういった弱点もカバーできる可能性が。直線のトップスピードでは上位に劣ってしまうため、馬場や展開でカバーしたい所。
ジナンボー
新潟記念2着から臨みます。
逃げ馬なのに出遅れ癖が最近出てきた、展開予想をする上でなかなか扱いに困るタイプですが、、、
血統的にはディープインパクトに母アパパネの3冠馬配合。アパパネ自身は中距離も対応しましたが、母ソルティビットがVice RegentとBold Rulerのスピードが前面に出た短距離馬でそういった所からも本質はマイル前後の適性が高い。そうなるとディープインパクトにマイル的なスピードを掛け合わせた配合と言っても過言では無い。中距離をこなしつつマイルでも対応できるスピードを持っていることは時計がこのコースではプラスに出るので血統的には悪くない。
あとは純粋に足りるかどうかと、スムーズな競馬ができるかどうか。
カデナ
毎日王冠4着から臨みます。
先週のケーアイノーテックもそうですが、ディープ産駒が上がり上位を使い続けている際は評価し続けるというのがマイポリシーですので、、笑 前走、2走前と差し届かずとも上がり2位の脚を使えたのならここも引き続き抑えには評価しておきたいと感じます。
ディープインパクトにVice RegentとBold Rulerとダート的なスピードをかけた配合でコース適性自体はかなり高いと思います。大阪杯4着の好走がありますし、同コースとは形態は違えど適性度合いは近いものがあるため阪神内2000mで好走できるなら適性は問題無いかと思います。
あとは力量と展開込みでどれだけ差してこれるかを精査したいです。
現状の印
◎アーモンドアイ
○フィエールマン
▲ダノンキングリー
☆クロノジェネシス
△カデナ
△ダイワキャグニー
△ダノンプレミアム
現状では以上の印。当日までに枠や並び、馬場を見てもう少し絞りたい所です。
想定としてはダイワキャグニーが引っ張るミドルペース。◎アーモンドアイにとっては昨年と近いラップで、好位から差し切りが期待できる絶好のラップバランスになりそう。配当の起点にしたいのは○フィエールマン。おそらく『忙しい』や『熱発明け』などの懸念からここは人気を落としそうだが、ミドルペースレベルであれば追走はできそうだし、追走面がカバーできて足を溜められれば末脚はここでも上位の物がある。間隔は開ければ開けるだけ良いので人気を落とすなら狙っておきたい一頭。
本日は以上になります!!
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