キーンランドC、全頭血統考察‼️
こんにちは!!
2週間ぶりの全頭考察になります!久々になってしまいますがよろしくお願いします😊
先週はなかなか時間が取れない所ではありましたが、北九州記念で◎レッドアンシェルが1着🎉(8番人気:14.9倍)なんとか二週連続の的中を目指し考察から頑張りたいと思います!
それでは今週もよろしくお願いします‼️
札幌芝1200m、コース解説
2コーナーのポケット地点からのスタートになります。他のローカル1200mコース同様に向正面一杯に使っての先行争いになるので隊列は比較的決まりやすいです。ローカルコースの中ではコーナーの角度が緩やかなので外を回すロスが微妙に少ないのが特徴です。故によほどの内伸び・前残り馬場でなければ外からの差しも十分届くコースと言って良いと思います。
今回は特に偏った好走血統が無いので敢えて取り上げません。純粋にその馬がレース質に合うかどうかで判断して行きたいと思います!
〜〜出走馬全頭血統考察〜〜
✅人気馬考察(想定1〜5番人気)
ダイアトニック
前走函館SS1着から臨みます。高松宮記念3着の実績からもここは最右翼といった印象です。ローカナ×サンデーの組み合わせはアーモンドアイなどのイメージが強いですが、あれは例外的で芝でのスピードを活かしつつ牝系を出すようなタイプが多くこの馬も例に漏れず。兄弟に京王杯スプリングC2着のレオプライム叔父に1200m5勝のショーザランニングなどがいる辺り、そのスピード要素をしっかり受け継いでいる印象。
懸念点を挙げるとするならば、反動や揉まれる競馬になった際か。
ライトオンキュー
前走はUHB賞1着。そこから中1週になります。配合的には芝向きのStorm Cat系Shamardalに母父には早さのあるGone West系。また、母の奥にRed GodやRobertoなどハイペースへの耐性がある辺り、前半から流れるような芝短距離上級条件はハマるだろうという血統構成。血統的には舞台相性も合うだろうし引き続き好走してもおかしくない。
そういった意味で反動は怖いが、前走は字面からも体重が増えてるようにやや甘めの仕上がりだった故に問題なさそう。
フィアーノロマーノ
前走は函館SS4着。その前走は三ヶ月ぶりでやや反応が甘かった印象。そういった面からいくら高速馬場とはいえ前半3F33.4はかなりHペース。距離短縮のローテだったし追走に苦しんだシーンも見られた上で上がり3位の4着は優秀と見る。
血統は父が🇦🇺出身の欧州系DanzigのFastnet Rockで芝短距離でスピードを発揮することに長けている。
*🇦🇺は短距離が日本でいうクラシックのような主流コースのため。
故に1200mでもある程度対応できた形だが、追走慣れが見込める分まだ上があってもおかしく無いと見る。枠と馬場次第では人気2頭を逆転する筆頭になりそう。
また、馬場に関してもメラグラーナやブラヴィッシモなどがいるように重い芝もそこまで苦にしないと見ている。
イベリス
前走はUHB賞3着。前走の先行できた感じを見ると、2走前の新潟千直の経験が活きて前向きさが出てきていたのは好印象。ただそれでも置かれるシーンはあったのはやや懸念点か。
父はロードカナロアでスピードを出しつつの牝系引き出し型で、母方にBold RulerクロスにAlyderといったダート要素からも前傾ラップへの適性は高いものがあります。ただ、スピード要素が強いことからもどちらかというとレコードクラスの高速芝の方が対応できるタイプで開催が進んだ&渋るであろう洋芝が合うかはやや疑問。
ヤマカツマーメイド
前走は5月の橘S5着。約三ヶ月ぶりのレースになります。兄弟にG2.3勝のヤマカツエースやフローラS2着のヤマカツグレースがいる良血馬です。
兄弟は中距離がメインの主戦場でしたが、前述もしているように父のロードカナロアが牝系を引き出すタイプで、母のヤマカツマリリンが1200mで3勝しているスピード馬だった事からも初の1200mをこなしてもおかしく無いと思います。また、母父はグラスワンダーはRoberto系でHペース耐性がついている辺りダノンスマッシュなどともイメージが被ります。また、強い前傾ラップになった方が向きそうな予感はします。
ただ、この馬自身はやや気弱な面があるので揉まれない展開や並びは欲しい印象。馬場に関しては重馬場から高速馬場まで幅広くこなせるタイプと見ていますがあとは足りるかどうか。
✅中人気馬考察(想定6〜10番人気)
ダイメイフジ
函館SS2着から臨みます。前走は揉まれない枠に単騎逃げの展開共にやや恵まれた印象もありますが、、
血統的には母父にハイペース耐久の要素を抱えるダンスインザダークである事や奥にStorm Birdの前傾ラップ適性を持っている事からも多少強引にでも単騎でスムースに逃げられれば結果がついてくるタイプ。そういった意味では枠の並びや予測できる展開で査収したい所。牝系は日本でも種牡馬として有名なカジノドライヴなどがいる🇺🇸出身の名牝系。それだけにダート的な前傾ラップ適性は高い。
ビリーバー
前走はアイビスSD3着からのローテ。父は洋芝適性の高いモンテロッソ、現に2走前のTVh賞は函館の1200mのレースである事からもコース適性としては高い部類。日本でもマイル以下の芝重賞で活躍したロジクライが同牝系にいる事からもどちらかというと短距離のスピードの才能よりもタフな展開で上がりを発揮する事を求められる1400mあたりがベストだろうと分析。
前走に関しては父のモンテロッソが🇫🇷の直線G1であるジャックルマロワ賞を勝っているため、直線競馬に適性があったと見ている。
前半から流れた際の1200m適性については人気どころから一枚落ちる印象を持つし、馬場が渋るなどの恩恵は欲しい所。また、函館二戦→新潟遠征→札幌に戻るという厳しめのローテでどこまでやれるか。
エイティーンガール
UHB賞7着から臨みます。実績通り平坦コースでの末脚が持ち味で、特にBold Rulerクロスや母母父のヘクタープロテクターがWoodmanの後継である事からもパワーに寄りすぎないスピードの主張が強いことは分かる。
また、牝系はノーザンテーストの主張が強いダイナオレンジの牝系でタフな展開に強い。基本追い込み脚質である事からも前がぱたっと止まるような展開が欲しい所。ただ、前述の通り重い芝に対応できるようなパワーの要素は薄いため、馬場が渋った際は基本的にマイナスの方向で。
アスタールビー
しらかば賞1着から臨みます。ローカナ×Robertoの配合からは前述もしたヤマカツマーメイドと同じ。また、Roberto持ちという意味ではダノンスマッシュともイメージが被る。同配合からダート勝利馬が出ているように、パワーが前に出てきているのが特徴。馬場が重くなる分にはプラスに働くか。
また、ユーキャンスマイルやその母ムードインディゴなどをだしたリープフォージョイ牝系。牝系の本質は中距離向きなイメージも抱くが、母の奥にIn Realityが入っており、ローカナが内包しているIn Realityとクロスし刺激されていると考えれば腑に落ちる所。
こちらも前半から早くなる分にはプラスになる血統構成。重い芝もさほど苦にしないタイプ。
カッパツハッチ
UHB賞2着から臨みます。父キンシャサノキセキと母父タイキシャトルでスプリンター的なスピードの強い配合。前走は揉まれずに先行できて、そのスピードを発揮できたような形。ただ新潟千直での実績がある様に若干気性的に集中が途切れる面があるだけに展開に左右されやすい。充実度からも能力的に足りる可能性もあるが枠次第では嫌っていいと見る。
また、重い芝はプラスにしきれないタイプと見る。
✅大穴人気馬考察(想定11番人気〜)
メイショウショウブ
UHB賞6着から臨みます。アドマイヤムーンなどをだしたケイティーズファースト牝系の良血馬だが、近走は集中力が切れるのが早いのか冴えない競馬が続いている。スムーズに先行できるだけの早いテンは安定しているし評価できるが晩期に入ったダイワメジャー産駒は巻き返し力が低下するパターンが多いため個人的には芝短距離のカテゴリーではもう追いかけなくて良いと感じます、、、
例えば新潟千直であたったり、湿ったダート短距離などの条件替わりで一考したいと思います。
ディメンシオン
中京記念9着から臨みます。兄弟にパンサラッサやエタンダールがいて、たどると🇫🇷イスパーン賞を勝っているクロコルージュなどがいるように本質としてはスプリンターの血統ではない。2走前にCBC賞を使って先行しているがかなり無理して追走している印象。一度経験しているだけに、慣れは見込めるがそれでもここでは評価しきれない。
ここを使っての1400mで上がりを活かせそうなタイミングがベストか。
メイショウカズヒメ
アイビスSD4着から臨みます。父のフレンチデピュティや奥のStorm Cat、また牝系もケイアイガーベラがいる(ケイアイノーテックの母、プロキオンS1着など)ようにダート的なスピード要素が強い血統構成。それだけに実績傾向から走るなら前走だったなという印象。時計の早い時の小倉の1200mで超前傾ラップなどよシチュエーションでは出番があっても良さそうだが前走がメイチっぽかっただけにここでは評価しにくい。
ショウナンアンセム
UHB賞13着から臨みます。過去には17番人気で高松宮記念3着と大穴を開けた事もあるが故障による約1年の休養からなかなかリズムをつかめずにいる。血統云々かんぬんよりもまだ庇いながら走ってる様子が見受けられる為評価しにくい。
ここで少しでも闘争心のある所を見せて次走以降にメドを立てて欲しいと感じる。
クールティアラ
アイビスSD15着から臨みます。スピードの持続力に富んだミスプロのクロスに母父にはそのミスプロの中でも早い部類に当たるGone West。更に奥には同じくスピードのあるミスプロのWoodmanがいるようにスピードに富んだ血統であることは評価できる。ただ、ダート方面のパワーは多少あるが重い芝に対しての耐性はほぼ無いため洋芝でかつ重くなりそうなら評価しにくいと感じます。
ダイシンバルカン
UHB賞10着から臨みます。父サクラバクシンオーは言わずと知れたスプリンター。母父マイネルラヴからも夏場の短距離は穴を開けそうな条件だが、流石に能力が、、という印象。また好走の引き金として、距離が短い中でも一度溜めるラップがあってからの徐々に下り坂などの惰性をつけながら加速していくレースが合っている。そういった点では福島でパフォーマンスを上げるのも納得ではあるが、前半から早くなりそうな今回のレースではパフォーマンスの上昇は見込みにくいと感じる。
現状の印
◎フィアーノロマーノ
○ダイアトニック
▲ライトオンキュー
☆アスタールビー
基本的には人気馬の決着を想定したいですが、現状ではフィアーノロマーノの逆転に期待したいと思います!😊
今回は以上になります!
最後までご覧頂きありがとうございました!😊