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今週の3重賞、注目馬考察‼️



こんにちは!

先週はお休みさせて頂いた血統考察ですが、今週からまた復活したいと思います!✋️ 引き続きご愛顧頂ければ幸いです😊

今週はアンケートを元に3重賞の血統的注目馬を取り上げさせて頂きたいと思います!

それでは今週もよろしくお願いします‼️







〜〜函館2歳S(G3)〜〜




🔵函館2歳S、血統傾向

✔︎キンシャサノキセキ、サクラバクシンオーなど芝短距離血統
✔︎ダート血統
✔︎Bold Ruler持ち




血統傾向としては上記の3点が主になるが、見てわかる通り、とにかく速さを詰めたような血統がマストになる。また、Bold Rulerのように仕上がりの速さと早くから追走できる能力を伝える要素は特に大事になる。Storm CatやIn Reality、Vice Regentなどの主なダート血統は追走力は高いしスピードもしっかりあるためその点でもこのレースでは押さえておきたい血統要素。

洋芝適性についてはあまり気にしなくても○ むしろ洋芝適性を重視して重くなりすぎるようでは評価しにくいので、馬場が渋った際に考える程度で良いだろう。





函館2歳S、血統的注目馬

✅モンファボリ

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前走は同舞台での新馬戦で1:08.7のレコードを記録し前半3Fを33.7という圧倒的なスピードを見せて完勝しました。牝系はゼンノロブロイなどを輩出したローミンレイチェル牝系で、他にはキャットコインやタガノエリザベート、ロックディスタウンなど2歳や3歳の早い段階から活躍した馬が多いのも追い風。
A.P.IndyやVice Regentのダート血統から仕上がりの速さや前傾的なスピードが受け継がれている印象です。洋芝適性は邪魔になる可能性があるとは前述しましたが、父のFrankelは🇬🇧の生産馬で欧州馬場の適性は高い方だが前走を見ても母方の主張が強いようでスピード能力は高いし問題ないと見る。逆にズブズブのタフな馬場になった際に疑ってかかるべきだろう。

懸念があるとすればこの産駒特有の反動が出ないかどうかと、小柄な馬のため道中で詰め寄られた際にどうか。また、枠次第では逃げの一択になってしまう点でしょうか。





✅レディステディゴー

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ナックビーナスの全弟に当たります。前走の新馬戦、阪神のダート1200mを勝って臨みます。その兄ナックビーナスはデビュー当初は勝ちきれてなかったですが、終わってみれば1200mに適性があったのにマイルや1400mのダートを使ってのもので、適性外でも安定した走りを見せた辺りは早期からでも能力を発揮できていたと見る。また、キーンランドCや函館スプリントSでも好走したように洋芝適性も悪くない可能性が高い。

前走はダート特有の前傾ラップを経験できたのは大きい。母方のBold Rulerこそ薄いがNaskraというサウスヴィグラスの母父父に当たるNasrullah系の中でもBold Rulerと同じようにダート向きの早いタイプを複数抱えてるため問題ない。モンファボリの番手で競馬できれば展開利もありそうだし、芝スタートに戸惑わなければ十分チャンスはありそう。





✅グレイトミッション

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上のレディステディゴーと同じダイワメジャー産駒。そもそもダイワメジャー産駒自体が早熟めの傾向で、早い段階から先行できるのは魅力の一つ。母方にダート色の強いA.P.IndyとVice Regentという組み合わせは前述のモンファボリと同じ。前走は東京芝1400mの新馬戦でかつ差しの競馬だった。ダイワメジャー×Never Bendという組み合わせは差せるダイワメジャーという持論があるものの、やはりダート血統の主張の強さからも前傾的なラップに対応できる下地はある。先行押し切りも良し、差しに回っても外差しが効き始めてるため、外から差せる展開ならチャンスはありそう。





✅ディープエコロジー

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父のクリーンエコロジーはあまり見ない名前だが、、キャリア終盤で門別に移籍し1200mの重賞を2勝している。クリーンエコロジーの母方にはStorm CatやFappiano、Bold Rulerなどのダート血統を多数抱える。それだけに前傾的なラップの適性は高く。前走の新馬戦は稍重の芝ながら前半3F34.3とスピードを見せた。馬場さを考えればモンファボリの前半と並べるようなタイムで新馬にしては優秀と見る。

母方にもGiant's Causeway内包のGlorious SongやSeattle Slewなど早期から走れる要素が多い。穴目ではあるが血統からのスピード要素は十分。






✅ラジアントエンティ

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前走は門別でのレースになるが、門別は中央よりも2歳のデビューが早い事から仕上がりの早い子は多く現にこの子も4月にデビューして既に三戦消化している。前走も負けてるはいるが、時計は詰めてるしそういった点からも中央勢とやりあえる可能性はあると見る。

血統的には父がスマートファルコンでダート血統ではあるが、母にテスコボーイを抱えてる辺りは同じ舞台で(1-2-0-4)と活躍しているシュエットヌーベルと同じで、芝でもそこそこ走る同産駒の一つのパターン。母父にはBold Rulerを抱えるアグネスタキオンで追走力もしっかりある。ここ2走のラップが35.1-38.8と35.4-40.3と前傾ラップも経験してるだけモンファボリが引っ張るレースにも芝に対応さえすればついていける可能性はある。








〜〜函館記念(G3)〜〜



🔵函館記念血統傾向

✔︎Bold Rulerの小回り的追走力
✔︎ノーザンテースト、Roberto持ち




やはりワンターンの小回りのコースのため、追走力はかなり必要になるためBold Ruler持ちはかなり有利になる。過去5年の馬券圏内馬15頭中12頭までがBold Rulerを持っていました。ただ、Bold Rulerを抱えている馬はダート的な前傾に向きやすくなってしまうが故に、そのバランスを取るために、また洋芝に適応しやすくなる為にノーザンテーストやRobertoなどの長く脚を使える欧州系の血統があると良い。

特にRobertoはBold Rulerと同じNasrullah系のNashuaを内包している。こちらも方向性は若干違うが追走力をつけてくれる血統要素なのでその点からもオススメの血統になる。




函館記念、血統的注目馬

✅レイエンダ

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前走は二ヶ月間隔をあけたエプソムC10着から臨みます。そもそもこの馬を挙げた理由として、この馬の走り時が『二ヶ月以上の休み明け二戦目』と分析していて、opに入ってからその条件では(1-2-1-0)と馬券圏内を外していない。前走をその休み明けとするならば今回は該当するターンなので狙って良いと見る。

血統的にもRoberto系のシンボリクリスエスを母父に持ち、さらに同馬はBold Rulerを抱える為小回りへの追走力も○。3歳時ではあるが同舞台の松前特別を勝利しているし洋芝もマイナスにはならない。

買い時のタイミングがまだ周知されきっていないだろうにうま味のあるオッズになれば積極的に狙っても良いだろう。






✅カウディーリョ

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メトロポリタンS4着から臨みます。好走血統にあげたBold RulerやRobertoなどは持っていないが、ちらっと挙げたNashuaを持っている為、追走力は問題ない。どちらかというと気性的な問題から小回りコース替わりがプラスになるとみて注目馬に挙げる。

母のディアデラノビアは重賞3勝にG1も3着の実績がある名牝だが、このポトリザリス牝系の馬は総じて気性が前向きすぎる難点がある。故に、揉まれない事や小回りコースに変わったり距離短縮などで走りに集中できるシチュエーションなどが条件になる。そういった点で前走は広い東京コースで距離延長。更に騎手もレーンJに乗り替わる(レーンJは先日のラジオNIKKEI賞に兄弟のグレイトオーサーで出走し完全に制御が効かない所を露呈してしまった所からやはりデリケートなタイプの馬には向かないジョッキーだということがわかる。)など、マイナス面が多かった。そこから今回は乗り慣れて勝利経験もある藤岡佑Jに戻り、距離短縮、小回り替わりと追い風になる面は多い。

元々脚質に幅があるタイプの馬だし、揉まれずに回ってくれば騎手もろとも好走をもたらしてくれる可能性は高い。当日の枠の並びに注視したい。






✅ドンアルゴス

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同舞台の五稜郭S3着から臨みます。格上挑戦にはなりますがハンデがある分面白みはあるか。父はノーザンテーストを内包しているドリームジャーニーに母父には前述した追走力込みで好相性のシンボリクリスエスにRobertoのクロスと血統的には相性十分。馬体の感じからは筋肉量の豊富な母父の影響が強く、ややスピードに乗るのに時間がかかるタイプからも長く脚を使う事を前提とするこのコースでは自然と力を出しやすいか。

ステゴ×Robertoの組み合わせは去年の2.3着馬のマイネルファンロンにステイフーリッシュ、2016年のマイネルミラノ、と好走例のある組み合わせ、今年もマイネルファンロンが出走するがせっかくなら人気薄になるだろうこちらも狙っておきたい。スムーズに追い出せそうな枠が欲しい。






✅ナイトオブナイツ

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前走は4ヶ月ぶりだった巴賞で8着でした。休み明け二戦目という所からも血統的には良いか。父のハービンジャーはDanzig系で好凡走の波が激しいタイプだし仕上がりも甘かったと見受ける。

また持論だがハービンジャーは牝系引き出しタイプ。その分この馬はサンデーやノーザンテーストの主張がそこそこあると見てて、長い上がりを使う事に向いている。父の特性上揉まれず外を伸びれる展開が欲しいことは確かだが、後傾ラップになって後半の末脚比べになればチャンスは出てくるだろう。

フジキセキなどと同じミルレーサー牝系。一昨年の3着馬エテルナミノルは母父に、三年前の2着馬タマモベストプレイは父にフジキセキを持ってるように、この牝系が持つIn Realityの早いダート適性が、追走力として良い方に出た例は多い。穴パターンの一つにもなっているし牝系というフィルターを通した上にはなるが母はミルレーサー牝系×サンデーでほぼフジキセキと捉えれば面白みは増す血統。








〜〜中京記念(G3)〜〜




🔵中京記念、好走血統

✔︎ややダート的なパワーを内包
*特にネオユニヴァース、Bold Ruler、Robertoなど
✔︎サンデーやキンカメなどの主流血統



今年の中京記念は中京競馬場が改修の為に阪神競馬場で開催される変則開催。阪神競馬場の芝1600mというと、桜花賞や阪神JFなどを始めとしたG1やそのトライアルなど数々の重賞やOPレースが開催される主流コースの一つ。今回は馬場傾向に合わせつつ、今週予測される馬場にフィットしそうな所から選んでみました。

ここ3週間の阪神開催はいずれも稍重以上のコンディションで慢性的に水分を含んでいるような状態。今週に関しては雨の予報はないが、それでもボコボコと掘られた跡は残っているだろうしダメージは大きい。故に先週、先々週ともダート的なパワーを持っている馬の好走が目立つ。また、そういったパワーと切れ味を併せ持つタイプの豪快な追い込みが目立ったことからもパワーの要素は優先したい。

とはいえ今週は良馬場での開催が見込まれる分、主流的なスピードの要素は必要になると見る。なので、サンデー系、キンカメ系を持ってる事は大前提になると見る。






✅ケイアイノーティック

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前走、安田記念では勝ち馬から0.7差の5着と好走。それだけに前走は☆で狙ってた為、買い時は前走だったと声を大にして言いたい(笑) 今回過剰な人気になってしまいそうな気はするが、、、

前走で狙ってた要因としてはその前まで4走続けて上がり3F上位の足を使い続けていた為にまだ、枯れていないディープと判断した為。現に前走も上位の馬には遅れをとったものの早めに仕掛けた中で上がり5位となる34.3の足を使えている。上がりのトップが勝ち馬グランアレグリアの33.7だった事を考えるとそう差は無いし、ここでは自ずと上位に評価しないといけなくなる。

また、血統的にも母方はGone West系にDanzigとダート的なスピードを強化する要素で舞台相性も良さそう。前走でスプリント的な速いラップでの追走適性は見せたし本来の上がりを活かすような乗り方をして欲しい。前が止まるような展開になれば一気の台頭もあり得る。





✅プリンスリターン

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父はRoberto系のストロングリターンではあるが、父父のシンボリクリスエスはBold Rulerを内包している所からもパワーがしっかり受け継がれている印象。母母父もBold Ruler系のロイヤルスキーで追走力が強調されてると見て良い。母父はサンデー系だしバランスとしては悪く無い。また、Nijinskyもクロスしており、母系のNijinskyが強調されている。この例は母父ダンスインザダークのように距離短縮ローテや前走比で前半が速い消耗戦展開に強い事もある意味この馬を尖った性能にしている所以か。

父のストロングリターンは前向きな気性が特徴で、この馬も例に漏れず。前走のNHKマイルCは終始揉まれた影響もあるがかかりっぱなしだったことが敗因の一つとしてあげられる。というのも好走した前々走アーリントンCと比べ前半の3Fは34.1と変わらないがアーリントンCは稍重で時計のかかる馬場だった事を考慮すると前走の方がペースが緩んでる事がわかる。今回は古馬相手でどれだけペースが締まるか次第だが、前半しっかり流れて消耗戦になるような展開なら適性は一枚上。





✅ミッキーブリランテ

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父のディープブリランテはRiver man内包のやや重いタイプのディープ後継の種牡馬。また、母父にはハービンジャーの父であるDansiliとどちらかというとダートよりも欧州的なタフな芝適性の高い血統構成である。

注目したいのは母母父のDiesis。Sharpen up系の種牡馬に当たるが同系統はやや鈍足気味でその分タフな芝やパワーの要るダートに強い。そして前述したネオユニヴァースのダート適性の根源のような要素になるが、このネオユニヴァースの母父であるKrisとDiesisは兄弟に当たる。先週も同じ阪神外回りのマレーシアCでネオユニヴァース産駒のタガノアズワドが勝利し、先々週は2歳未勝利戦で母父ネオユニヴァースのマイネルニルソンが8番人気3着と穴を開けた。馬場の乾き次第ではあるが、以前パワーを要する芝になればネオユニヴァースが持つSharpen upの一貫が活きる可能性は高いと見て同馬を押す。








✅ラセット

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同舞台の米子S2着から臨みます。父のモンテロッソはドバイで活躍したDubawiの後継だけあって、芝もダートもパワーのいるシチュエーションに強い。元はミスプロ系だし、ダート的なパワーがあると見て間違いはない。母父のアグネスタキオンはBold Ruler内包だし、父と合わせBold Ruler3本持ち。追走力はそれなりにあるし、ダート的なパワーを持ち合わせている点はここにもある。

母方はダイナシュガーの牝系で、この牝系の特徴は不器用気味で、大箱のコースで大味なレースをした方がパフォーマンスが上がる傾向にある。また、揉まれずに運ぶ事は大前提となる。それだけに前走は大箱コース替わり、外枠替わり、また、差し届く展開と馬場にも恵まれた。引き続き差しが効く馬場ならば展開次第ではチャンスがあると見る。






今回は以上になります!
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大吉@血統予想
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