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オールカマー全頭血統考察‼️


こんにちは!!

今週はオールカマーの全頭考察をしたいと思います!
10頭と少ないですが、先週に引き続きしっかり考察していきたいと思います!


それでは今週もよろしくお願い致します‼️







中山芝2200m、コース解説

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4コーナーのポケット地点からスタートします。
直線の急坂を二度、また1コーナー前後の緩やかな坂もあるタフなコース設定になってます。後半は残り6F地点から下り坂に入り徐々に加速していくような後半になるので、騎手心理としてタフな前半はゆったり入り後半に備えたいと思います。故に前半スロー→後半のロングスパート、がこのコースの典型的なラップ形態になるかと思います。

なので血統として"脚を溜めて良さが出るタイプ"と"長く上がりを使えるタイプ"が優位に立ちます。







〜〜オールカマー、好走血統〜〜



✅長い上がりを使える欧州血統
✅欧州型Nasrullah持ち




長い上がりを使える欧州血統


天皇賞春の考察時などちょこちょこと出てくる要素です(笑) 具体的にはノーザンテーストやトニービン、Nijinsky、Lyphard、Robertoなどです。

コース解説でも挙げたように後半ロングスパート+急坂とタフになりやすいコース設定ですので、欧州血統が持つスタミナ豊富な血統は適性の良さを、見せやすいです。

特にステゴ系や次項でも挙げる欧州型NasrullahのNashuaを内包しているRoberto系のシンボリクリスエスやスクリーンヒーローなどは適性としては上位に当たります。





欧州型Nasrullah持ち



こちらもちょこちょこ挙げる血統要素ですが、、
具体的にはNever BendやNashua、Red God、Grey Sovereign(トニービンの大元)などです。Nasrullahが良い理由としてはやはり追走力の高さです。残り6F辺りからの加速にいかに楽に付いていけるかを補ってくれる血統要素になります。その中でも比較的耐久性に富んだ欧州型Nasrullahがベストになります。

例えば昨年6番人気3着で穴を開けたグレイルは母方にRed GodとNashuaを内包しているRobertoを持っていましたし、2017年に5番人気ながら勝利したルージュバックは母父Awesome againがRed GodとNashuaを内包していました。

2016年の6番人気3着ツクバアヅマオーの母父Giant's Causewayも同じようにRed God×Nashua持ち。2014年には12番人気3着のクリールカイザーが母方にMill Reef(Never Bend系)持っているなど、穴パターンとして有効な血統要素と言えると思います。







〜〜オールカマー、出走馬考察〜〜

人気馬考察(想定1〜5番人気)

フィエールマン *回避

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天皇賞春1着以来のレースになります。昨年のAJCC2着とコース実績もあるように血統的な適性も悪くはないです。母父はNijinsky系で、Nashua持ちのミスプロを内包してる事からも好走血統にしっかり合致してきます。

ただ、やはり叩いて次走以降が目標になってくるかと思います。天皇賞春こそ休み明けで勝ちましたが、相手も相手。やはり休み明け初戦では万全ではなさそうですし取りこぼしも多い事から勝ちきるまではどうかと考えてしまいます。ただ、能力からも崩れる事は考えにくい切りにくいタイプです。







カレンブーケドール

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重馬場だった京都記念2着から臨みます。その前走はクロノジェネシスの2着。クロノジェネシスの宝塚記念のパフォーマンスを見れば、京都記念は100%の状態ではなかったとはいえクロノジェネシスに絶好の条件だった事を考えれば十分評価できます。

ディープ×Storm Cat系、更に母のソラリアは🇨🇱のエルダービーなどを勝った🇨🇱牝系である事からもベストは速い馬場。それだけに重い馬場や非根幹距離に対応できているのはこの馬の地力の高さが伺えます。ただ、同馬も目標は先に置いてそう。

ただ前述したStorm CatやGone West、Bold Rulerなどダートの早い血統が母方に揃っているので、コース適性としては一枚落ちる印象です。叩き台であろう状態の中、自力でどこまでか、、、







ミッキースワロー

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天皇賞春3着から臨みます。
この中山2200mは(2-2-0-1)と好相性。その馬券圏外も3走前のAJCC4着ですし多少なり故障馬の影響を受けるなどのもので悲観の必要は無い。

父のトーセンホマレボシはディープの後継ながらノーザンテーストを内包する欧州指向の種牡馬。また晩成牝系のクラフティワイフ出身である事からもまだもう一段成長する可能性があるのも魅力か。母方には母父にスタミナ豊富なジャングルポケット、奥にLyphardと流石の血統相性の良さ。また牝系も叔父に中山重賞で活躍したペールギュントなどが居る急坂×小回り適性の高い牝系と証明済みではあるが総じて血統適性はこのメンバーでも随一。

前走の天皇賞春は◎を打っておきながらやはりベスト条件では無かったように思う。相手のレベルは疑問とはいえ、3着は確保するならやはり地力は付けてきている印象。天皇賞春では完敗した相手に得意コースでどこまでか。





ステイフーリッシュ

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目黒記念3着から臨みます。今年のAJCCでも2着に入ってるように勝ちきれてない現状はありつつも実績は○です。

父は好相性のステイゴールド。母方にスタミナ豊富なRobertoに母父はミスプロ系のキングカメハメハなのでNashuaクロスと適性は高いです。ただ、叔父にブラックホークが居るようにやや晩成傾向にある牝系(ブラックホーク→6歳でスプリンターズS勝ち、7歳で安田記念勝ち)の影響が重賞戦線で勝ち切りにくい理由かと、、、

現状の能力や安定した先行力を始めとしたレースぶりからも大きく崩れる事はなさそうだが、同時に本格化はまだ先になる可能性を示唆しておきたいです。







クレッシェンドラヴ

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七夕賞1着から臨みます。

ステイフーリッシュでも述べたように父ステイゴールドは好相性。母方の奥にも好走血統に挙げたMill Reefを持っているように総じてコース適性は高い血統ですが、、、

母父のSadler's wellsからやや重すぎる感を感じてしまいます。本来欧州適性の高い血統ですので推したい所ではありますが同時にスタミナ豊富な重い血統ですので影響力次第ではスタミナ一辺倒になってしまうことがあるのが注意点で同馬はまさにそのパターンかなと思います。

良でも馬場が重い福島では好走できて、タフさの中でも一定のスピードを求められる2.4走前の中山の重賞では大きく崩れては無いものの一枚パフォーマンスを下げてる辺り、今回も馬場の恩恵は欲しい印象です。重い馬場になって強豪相手にどこまでか。









穴馬考察(想定6番人気〜)

ジェネラーレウーノ

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昨年のAJCC以来、約1年9ヶ月ぶりのレースになります。そのAJCCでも三ヶ月ぶりのレースで万全ではなかったため、仕上がりや患部の状態、元々気難しい馬だったために精神状態がいかほどかと考えると手を出しにくいですが、、、

同コースのセントライト記念勝ちや中山の京成杯勝ち、皐月賞3着の実績からも中山巧者ぶりは断然。母方にBold Rulerクロスを持っているように、小回りコースでの追走力と父からの耐久性に富んだ血統ですし、急坂に対応できる要素も多いです。

元々前向きさのある子の為、休み明けでもそれなりに走れてしまう可能性はありますがそれでも一度様子を見たいところです。







センテリュオ

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マーメイドS2着から臨みます。父のディープはこのレースに関してはあまり相性の良さを見せません。アルアインやステファノス、ショウナンパンドラのようにG1好走級の地力がないと難しい印象を抱きます。というのも条件戦クラスであればロングスパートも長くなりにくいですが、重賞クラスであればより長くスタミナを求められやや甘くなると分析します。ただ、今年に関しては少頭数なので、スローペースで流れて後半に求められるスパートの距離次第では穴を開けても良さそうです。

晩成牝系のクラフティワイフ出身なので力落ちはまだないはず。ペースと苦手目の非根幹距離に対応できれば。







サンアップルトン

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日経賞4着から臨みます。半年近い休み明けは初という点でも注目ではあるが、、、

ここまでの4勝は全て非根幹距離でのもので、シンプルにコース適性は高く、好走血統に挙げたトニービンやノーザンテーストと言った欧州要素もしっかり抱えている。Nasrullahの追走要素が薄い為やや距離短縮に不安を覚えるが、少頭数の為そこまで心配はなさそう。母のシナルがダートで2勝を挙げている事からも急坂に対応できるパワーはしっかりある印象。

休み明けの現状で強敵相手にどこまでか、








オウケンムーン

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一昨年の菊花賞以来、実に約2年ぶりになる。流石に故障明けでは闘争心があるかの精神面含め不安はつきまとうが、、、

血統にサンデーを持たない事からも非根幹距離むき出し、馬場が渋る事も追い風になる血統。牝系を辿ると🇫🇷オークス馬を輩出しているEsdee牝系の良血馬。

将来的にタフな芝×非根幹距離で見てみたい。








アウトライアーズ

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13番人気だった小倉記念3着から臨みます。この馬の好走パターンとしては時計のかかる小回りコース。今回も穴を開けそうな好走パターンではあるが、、、

父のヴィクトワールピサがそうだったように父単体ではこのコースは好相性。母父フレンチデピュティからくる追走力もあり小回り適性+坂適性も○と血統構成は良い。

あとは力量がどこまで、少頭数特有のスローよりはある程度流れてスタミナと持続力を求められる流れの方が好走できると見る。







現状の印



◎ミッキースワロー
○フィエールマン *
▲ステイフーリッシュ
△カレンブーケドール


*フィエールマンは回避




本日は以上になります!
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大吉@血統予想
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