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大阪杯、血統考察(全頭)

こんにちは!

今週はG1大阪杯が開催されます!
まだ、無観客が続くかどうか正式な発表はされていませんがこの流れだとおそらく無観客継続かな?といった所です。😢
無観客に慣れてきてしまった所は寂しい面ではございますが、なんとか早く競馬場に行けるよう皆さんで協力してこの事態を乗り切りたいと思ってる所存であります!!

話が逸れましたが、
個人的には去年◎をアルアインにつけて美味しい配当をゲットした好相性レースでもありますので、しっかり考察して的中に繋げたいと思います!


それでは最後までお付き合いの程、よろしくお願いします!😁




阪神2000mコース解説

*netkeibaより抜粋

小回りめなコース形態ではありますが、スタートしてからある程度余裕のある直線で先行争いが行われます。スタートしてすぐに坂があるためか前半はそれほど速いペースにならないのが特徴です。また、1〜2コーナー過ぎでは先行馬が徐々にピッチを上げ始める事が多いので縦長の隊列になる事が多く、3コーナー入り口にかけて後続が徐々に追い上げ始めるイメージです。そのため下り坂もある3〜4コーナーでは一団になり各馬が早めに仕掛けるシチュエーションが起こします。好位〜差しの馬たちは後半の持続力勝負になる事が多く、追込み馬は届かない事が多々あるかと思います。




〜〜大阪杯、好走血統〜〜

G1になってからの過去3年とそれ以前では馬場差を考慮しても時計が1段階早くなっているので、比較としては過去3年をメインとしたいと思います。

好走血統としては下記のポイントを挙げたいと思います!

✔️サンデー系(特にディープ)×ダート血統
✔️母方に追走力と持続力を助長するスピード型Nasrullahの血
✔️馬体重480キロ以上


この3点を挙げたいと思います!!


✔️サンデー系(特にディープ)×ダート血統


過去3年の馬券圏内9頭中6頭がこれに当てはまります。

2019年1着 20183着 アルアイン
父ディープ×母父Essence of Dubai(A.P.Indy系)

2019年3着 ワグネリアン
父ディープ×母父キンカメ
(母母ブロードアピール、ダート重賞5勝)

2018年1着 スワーヴリチャード
父ハーツ×母父Unbridled's song(Fappiano系)

2017年1着 キタサンブラック
父ブラックタイド×母父サクラバクシンオー
(母母オトメゴコロ、ダート3勝・Bold Ruler系)

2017年2着 ステファノス
父ディープ×母父クロフネ(Vice Regent系)


ちなみに母方にダート血統というだけでも

2018年2着 ペルシアンナイト
父ハービンジャー×母父サンデー
(叔父にゴールドアリュールがいるニキーヤの牝系)

サンデー系が持つトップスピードの高さと、ダート的要素が求められるスピードの持続性と急坂に耐えられるパワーが必要と言った所でしょうか。

ちなみにG2時代からこのパターンは好走していたのでコースデフォルトの好走血統と言って良いと思います。


✔️母方にスピード型Nasrullah


ここでいうスピード型Nasrullahは短距離適性を強めるPrincely Giftや、ダートでの適性に傾いたBold Ruler。長い距離にも対応できるRed God、Nashuaなどが該当します。

アルアイン
母父A.P.Indy系→大系統Bold Ruler

ワグネリアン
4代母父Secretariat→父Bold Ruler

スワーヴリチャード
母母父Bold Ruler系

キタサンブラック
母父Princely Gift系

ステファノス
母父父フレンチデピュティ→Bold Ruler内包

ヤマカツエース
母父Roberto系→Nashua内包
母母母父Bold Ruler系

特にBold Rulerの血が見られますので、細かくみられる方はBold Rulerの血を重視されても良いかと思います。この小回り気味の舞台では道中でのラップが加速した時にスムーズについていけるかの追走力とその加速を保てる持続力が問われるコースになるのでぴったりなのだと思います。


✔️馬体重480キロ以上


過去3年の馬券圏内9頭中ワグネリアン以外の8頭はこれに該当します。長く脚を使う事からの豊富な筋肉量と急坂にも耐え得るパワーが必要なのでしょう。前述したダート血統を継ぐ馬は馬格の大きくパワーの豊富な馬が多いのでそういった共通点があるのかと思います。



〜〜全頭血統考察〜〜

人気馬考察(想定1〜3番人気)


ダノンキングリー

父はディープ、母父はStorm Catで広く知られるニックス配合になっています。Storm CatはBold Rulerを内包しています。また、兄弟にダートで活躍したダノングッドやダノンレジェンドが居るので母方はダート血統と言えます。血統的な適性はこの上なく抜群ですが、マイルCSの際に露呈した輸送への課題や、やはりダノンの冠名ですから、前哨戦で勢いが止まってしまいそうな所など血統以外で懸念材料がある形です。



クロノジェネシス

父のバゴはRed God系になります。前述したスピード型Nasrullahの一つではありますが、父に来るとどうしても主張が強いため良馬場でのトップスピードには不安を抱えてしまいます。実績的にも多少なりとも時計が掛かれば上位必須と言った印象です。ただ、牝系のラスティックベルが高速馬場に対しての適性を補っている印象ですので、良馬場でも大崩れはしないかと思います。バゴ自体は余裕のあるローテと2000mを苦にしないので、総じて嫌う血統では無いと考えています。

ただ、勝ち切るには馬場の助けなどが必要になるのでは無いかと思います。



ラッキーライラック

父のオルフェーヴルはステイゴールド経由のサンデー系です。オルフェーヴル産駒はダート替わりの成績が良いことや母父のFlower AlleyはForty Niner系でダートで血統である事から好走血統に合致しています。 母母父のSeattle SlewはBold Ruler系ですしここもプラス要素です。牝系にはダイヤモンドビコーやミッキーアイル、アエロリットなどを出したステラマドリッド牝系。マイルや中距離、非根幹距離を幅広くこなすのはこの辺りかなと思いますし、後半5〜4Fの長い上りが求められるのでマイルでも対応できるのは大きなアドバンテージとなります。

オルフェーヴルは距離延長も歓迎ですし、自身の力を発揮できるようなら好走必須といった印象です。




準人気馬考察(想定4〜6番人気)



ブラストワンピース

昨年は0.3差の6着に敗れていますが、展開が明らかに向いてないことや休み明けなど敗因が明白かと思います。この馬がめっぽう強い距離短縮ローテですし、再注目と言った印象です。ハービンジャーは牝系の影響を受けやすいため、短距離実績のある母ツルマルワンピースや母母ツルマルグラマーの影響を多く受けているため距離短縮に強いのではないかと感じます。また同母はダートでも勝ち星があるので、ダート対応という意味でも悪くは無いと思いますし、ハービンジャー×ダート○の母というとペルシアンナイトとイメージが重なります。ただ、よく言うDanzigの○✖️には注意したいです。

本来このコースで求められる後半の持続力勝負の適性は高いはずなので、乗り方一つで上位に来れる存在と見ています。



ワグネリアン

昨年の3着馬であり、前述した通りディープ×ダート血統の配合なので血統としては申し分ないです。馬格はやや物足りなさはありますが、稍重のJCでも3着に来ているのでパワーは十分対応できる範囲で身についてるはずです。



ロードマイウェイ


父ジャスタウェイはハーツクライの後継なので問題なしと言った所ですが、母がシンコウラブリイの牝系です。この牝系はムイトオブリガードなどに見られる元はスタミナの多い欧州要素のある系統。同系統のシンメイフジが地方ダート重賞を勝っては居ますが、地方ダートはどちらかというとスタミナが問われるところはありますので少し適性外かなという印象を受けます。前々走の末脚のイメージが強いですが、元々は先行して前受けして勝負できる馬。前走は掛かってしまった所もありましたが、それ以上に苦手な極限の瞬発力勝負になってしまった点があると思います。

元々の先行策で粘りこむ勝負をした方が好走できるかな?と考えております。



中穴馬考察(想定7〜9番人気)



マカヒキ

昨年は上がり最速を使っての4着という結果でした。
ディープ×Vice Regent系で好走血統に合致した形です。母の奥にRed Godがいるのも好感が持てる点です。また、弟のウリウリや先週も外回りコースではありますが好走したウーリリのようにこの兄弟、この配合は阪神コースが得意な傾向があるのも追い風です。ただ、晩年に入りタフな馬場で追い込み一辺倒でしか好走ができなくなっている点が評価できません。高速馬場では少しスピード不足ですし、仮に多少パワーの要る馬場になっても前述のように追い込みは届かないことが多いので、どうしても着止まりになってしまいます。

馬場と、展開の助けが必要と感じてしまいます。



ステイフーリッシュ

父ステイゴールドはスタミナに向いたサンデー系ですのでこのレースでは少し適性外という印象を受けます。母の奥にRobertoがいてハイペースへの耐久性やその奥にBold Rulerが要る事で追走力を助長してますので、ペースがべらぼうに早くなった方がチャンスが出てくるのではないかと推測します。

また、雨が降るなど馬場の助けも必要になるかと思います。



カデナ

ディープ×Vice Regent系という配合は前述のマカヒキと同じです。また母の奥にスピード型Nasrullahが居るのも共通点です。マカヒキと違うのはこちらは母方でBold Rulerがクロスしている分、追走力が強調されてる分より小回り適性が強いのかなという印象。

血統的には申し分ないのでG1で能力が足りるかという所が論点になるかと思います。


大穴考察(想定10番人気〜)


サトノソルタス

父ディープに母のアイランドファッションはアメリカのダートG1馬ですので、好走血統にあたる配合になります。立ち回りも融通が効きますが、持続力勝負よりは前走や3走前のような瞬発力勝負の方が向くので、この舞台ではどうしてもバテそうな印象を持ちます。



ジナンボー

父ディープ×母アパパネと三冠馬同士の配合となります。母母のソルティビッドは元々短距離に実績のある馬ですので、母の本質としてはマイル前後と言った所だと思います。なのでこの馬も距離適性としては2000mが限界だと思います。不良馬場での勝ち星がありますが血統的にはスピードを活かせる馬場の方が良いのは間違いなく、パワー型のディープとは少し外れた形になります。

現段階では力不足も合わせてかなり厳しい戦いを強いられそうと感じます。



レッドジェニュアル

父はキンカメに母父は非根幹距離向きなマンハッタンカフェという配合です。ミスプロの3×4や母の奥にいるネヴァービートなどから、持続力とスタミナが強化された印象です。非根幹向きな血統構成な向きがあるので、根幹距離でのスピードを求められるこのコースではどうしても評価しづらい配合です。



現状の印



◎ワグネリアン
○ラッキーライラック
○クロノジェネシス
☆ブラストワンピース



本日は以上になります!!

是非、馬券検討の参考にして頂ければ幸いです!
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最後までお付き合いありがとうございました!!🙏


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大吉@血統予想
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