2024年ホロライブのbilibili関連の活動を受けての感想メモ
2024/6/13(木)に、現在のホロライブのbilibiliでの活動について、事実ベースでまとめた。
https://note.com/daikichi2727/n/n53688cd29649
そして今度は、今の自分の気持ちをアウトプットしておく。文章の温度感もそのままに。
現在のこのある種の拒否する感情がどうなっていくのか、徐々に風化し許容していくのか、自分でも気になっています。
ホロライブのbilibiliでの活動再開
2024年に入ってから、ホロライブのbilibiliでの活動が活発化しました。
これは、2023年から準備を進め、2024年から本格的にbilibiliへの復帰を計画していたものと思われます。実は、以前からbilibiliでは「ホロぐら」の投稿が再開していたり、求人サイトで中国語への翻訳に関する求人が出されていたりしました。
このことも含めて、前から中国市場に戻る意志があったと推察できます。
カバーが活動再開について説明すべき
ホロライブは配信業であり、矢面に立つのはタレントです。タレントが一番ファンと向き合っているし、対話している構図になります。そして、bilibiliに再参入する決定は、タレント一人の希望では決まらず、企業であるカバーの判断だと思われます。
であれば、企業として矢面に立ち、この判断について既存のリスナーに説明するべきだと考えます。ちょっと今のカバーのムーブは「こすい」ムーブだなと感じています。
過去に一度中国市場で炎上して、JP1人、China6人を引退させて撤退したわけですから、そんなリスクのあるところに戻ると知って、ポジティブに捉えるユーザーがどれだけいるのか、という話です。
タレントに攻撃が行くのが一番嫌なんです。もう、桐生ココ会長や白上フブキちゃんみたいな被害者が出てほしくない。
ただ、じゃあ実際にカバーが声明を出すとなったら間違いなく批判を受けるんです。でも、リスナーから批判を浴びるムーブをしているのだから、批判されるのは自然なのではと思います。それはしょうがない。タレントに隠れず、カバーが批判の矢面に立つべきです。
中国市場への再参入に対する懸念
正直なところ、個人的には中国市場への再参入はやめた方が良いんじゃないかなと考えています。
エンタメの世界であっても、国際情勢が入り込んでくる。アメリカと中国の対立や、中国本土と台湾の問題は避けられない。
これは自分の印象ですが、過去の炎上では、英語圏に近づき、自分たちが軽視されると誤解し焦りや苛立ちを覚えた中国人リスナーが、炎上に加担していたように感じます。だからこそ、英語圏で多くのリスナーを作ってくれた桐生ココ会長はより燃やされた。
ホロライブは最近、台湾でイベントを行ったりグッズを販売したりしてますが、中国と台湾のどちらに寄るのかで、今後何か問題が起きそうで怖いです。
bilibiliでの活動が止められない場合…
これはカバーが「俺たちは誰がなんと言おうと中国市場に復帰するんだ!誰にも止められねえ!人の夢は終わらねえ!」って場合の自分の意見です。
昔やっていたような、YouTubeとbilibiliの同時配信は避けた方が良いと思います。タレントは人間なので、どうしても失言することがあります。過去には台湾やチベットに関する発言で炎上しました。炎上を避けるためには、できるだけ失言を生みやすい生配信を、中国人に見せない、距離を置く方針が良いかと。bilibiliで配信する場合はbilibili限定配信とし、生配信は極力減らしたほうが良いと思います。
少し話は逸れますが、人は会話すると相手に対して親しみが湧きます。そして思い入れが強くなり、一定近づきすぎると反転する可能性が高まります。中国の人口は日本の約11倍あることを忘れないでほしいなと思います。
また、中国人はお金を吐き出す機械ではありません(失礼)。
参入するからには誠意ある対応と、国民性を考慮した対応が求められます。
例えば、以前のホロライブはbilibili限定配信の頻度をコントロールできていませんでした。タレントによって頻度に偏りがあり、中国ファンの反感を買っていました。
参入したからには、しっかりとファンの期待に応えるべきだと思います。
そして、中国人はこちらが譲歩するとどんどん要求がエスカレートする傾向があるので、タレントに負担を強いるような活動にならないことを願っています。
現状まだ分からないですが、タレントによってbilibiliに復帰する・しないの方針がぶれていると、何か突っ込まれそうだなと恐れています。「誰々はこっちで配信しないのか!」とか言って炎上させてこないかなあ…。
最後に
ここまで書いてきましたが、やっぱり中国市場に参入して欲しくないです。
どう考えてもリスクがある市場です。
中国人が燃やしてくるときのロジックって、あるようでないですから。自分たちの思い通りにいかないから燃やしてくる、そんなイメージです。
そんな中国市場に自ら近づいていって欲しくない。そう思うのは、ファンとして普通の気持ちではないでしょうか。
カバーのお偉いさん方は改めてチャイナリスクって単語を辞書で引いてみませんか?
以上です。