海外研修から今後に活きる数々の経験
ライター:落合さん
趣味:釣り、ボウリング、ゲーム、アニメ鑑賞など
私たちは、今回の海外研修の後半でチームごとに分かれて違和感に仮説を立ててプロジェクトを作り発表しました。
そのプロジェクトを進めていく中で、様々な課題や気づきがありました。
仮設を立てる
私のグループでは、インドネシア政府が管理する下水処理施設を見学した際に川に流す処理水の水質が良くないと思い、川の下流部にあるマングローブに影響はないのだろうか?と考えプロジェクトを始めました。
まず私たちは、処理水が「マングローブに影響がある」と「マングローブに影響がない」の二つの仮説を立て、「マングローブに影響がある」方を選択しました。
その仮説を検証するため、処理水が流れる川のマングローブ農園を訪問し、そこの農家の方にインタビューをしました。
仮設が間違っていた
私たちは、下水処理場からの排水がマングローブにかなり影響があると思い、インタビューをしました。ですが、実際は下水処理場からの排水は、「マングローブに集まる水の2%程度でしかなくあまり影響がないと思う。」と言われてしまいました。
私たちは、影響があるものだと思い、ある程度の計画を立てていて、それが崩れてしまったのでとても不安な気持ちになりました。
仕切り直し
農家の方にインタビューした際に、「マングローブは水質が良いほうが育ちやすく、マングローブが増えることでカニの漁獲量が増加し観光客も増えた。」とおっしゃられていました。
そこで私たちは、マングローブの水質が良いとは思えなかったので、竹炭を使ったマングローブの水質改善を行うビジネスサイクルを考えました。
中間発表
私たちのグループは、中間発表の際の質問で、誰に向けてのプロジェクトなのかわからないと言われてしまいました。私たちは、ビジネスサイクルが、皆にメリットがあるように説明しましたが、しっかりとターゲットを絞っていなかった為、発表を聞いている方が理解しづらくなっていました。私たちでは気づけなかった所の認識、そして改善のヒントを頂けるフィードバックの大切さを感じました。
発表までの準備
正直発表まで全く時間がありませんでした。ですが、グループ内でPowerPointを作る人、発表原稿を作る人など、得意不得意で役割分担したり、しっかりとコミュニケーションを取ることで、間違いに早く気づけたりと効率よく作業を進めることが出来ました。
発表
私は人前で話すのが苦手で、しかも英語で発表だったので、とても緊張して所々噛んでしまいました。今後、人前で話すことは多々あると思うので、早く慣れていきたいと思いました。面白い内容だったと言ってもらえた時は素直に嬉しかったです。
まとめ
私は、今回の海外研修で仕事の難しさを沢山体験することが出来ました。常に時間がなく焦りがつきまとう中、プロジェクトを進めていくと出てくる問題をチームでコミュニケーションを取りながら、解決して完成できたことは自信につながり、とても達成感がありました。海外研修で学べたフィードバック(客観性)、計画性、コミュニケーションを取ることの大切さを忘れず仕事に取り組んでいきたいと思います。
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