【私が感じた海外研修のすべて】
ライター:水﨑さん
皆さん、初めまして!来年の4月に新入社員として入社することになりました、水﨑と申します。
10月に新入社員の内定者研修がありました。初めて会う同期に、「仲良くなれるかな」と不安な気持ちになりました。しかし、グループ活動で同期とコミュニケーションをとるうちに、最初の不安はなくなりました。これからの社会人生活がとても楽しみです。
ここからは、私がこの海外研修で体験したこと、学んだことを皆さんにお伝えしていきたいと思います!
<海外研修について>
場所:インドネシア バリ島研修は移動日を含めて9日間おこなわれました。(2日間は飛行機の移動などです)
インドネシアのバリ島に到着した翌日から、研修は本格的にスタートしました。
最初の4日間は、フィールドワークや調査、視察などをおこないました。最後の3日間は、自分たちでテーマを決め、最終日の発表に向けて情報・データ収集をおこないました。
【海外研修を振り返って印象に残っていること】
私にとって初めての海外研修だったので、これから行く新しい土地にワクワクする気持ちと不安な気持ちがありました。
実際、フィールドワークでバリの人たちにインタビューして学ぶとき、私は英語を話すのが苦手だったので、緊張しました。私はリスニングと英語を話すことが苦手で、その時は緊張もあったので、文章の前後の単語や発音の仕方を忘れてしまっている状態でした。
しかし、2人1組のグループだったので、なんとかお互いに質問を考えてフィールドワークを終えることができました。このとき実感したのは、英語の文章が分からなくても、相手に伝えようと努力することで、相手もそれに精一杯応えてくれるということです。
この研修を通して、わからないからと言って黙っているのではなく、思いついた単語を口に出すことが大切だと知ることができました。
私は、研修の際にジブリ好きの方がいると聞いたので、手持ちの「魔女の宅急便」のハンドタオルを使って、二言三言ですが会話をしてみました!海外でもジブリの人気は絶大なんだなと思いました!皆さんも海外に行くときは、ジブリのタオルやポーチ、ボールペンなどを持っていくと、会話のきっかけになるかもしれませんね!
【グループ活動での取り組み】
私たちのグループは、再生プラスチックで浄化槽を作る可能性についてプレゼンテーションをおこないました。
英語でのインタビューがあったため、情報収集はとても大変でした。日本語でのインタビューではないので、理解しにくいことや伝わりにくいこと、聞き取りにくかったことがたくさんあると感じました。
今回のインタビュー調査で得た情報を整理することは、以前よりできるようになったと思います。次から次へと質問をしなければならないので、より集中して取り組めたと思います。
バリ島では「浄化槽」という言葉が通じなかったため、浄化槽を「水をきれいにするための設備」と説明する必要がありました。バリ島の人たちは浄化槽について知らない人が多く、浄化槽に馴染みがないのではと思いました。その後の調査やセッションで、浄化槽のような設備はあるが、水の浄化が十分でない設備であることがわかったのです。
再生プラスチックを使った浄化槽の模型を製作して欲しいと「ecollabo8」に依頼しましたが、 時間的、金銭的な問題から断念せざるを得ませんでした。模型の方がわかりやすく、実際に作成できることを確認するためでもありました。発表後、実際に模型があれば、よりわかりやすく、説明することができたのではないかと思いました。
【帰国後の振り返り】
研修では、1日の終わりに今日やったこと、明日挑戦することなどの振り返りをおこないました。
実際、その日の出来事を振り返ることで、「ビーチは、海からのゴミよりも、その場で捨てたゴミの方が多かった気がする」などの発見がありました。
帰国後も振り返りをおこない、「ごみは曜日ごとに回収していると聞いていたが、回収範囲は決まっていたのだろうか。」「ビーチ近くでゴミが山積みになっていたので、観光客のためにも、ココナッツなどの大きなゴミが多く入るゴミ箱を用意して、複数個所にゴミ箱を設置することで、ごみの量を分散させると、景観が良くなるのでは」と考えました。
その日のことを振り返ることで、後で見直すことができるので、今後も振り返りと挑戦をおこなっていくことで、今の自分より成長できると感じました。
【日本と海外ここが違う!海外に行くなら気を付けて!】
今回の海外研修では、さまざまな発見や不思議なことがありました。それらを皆さんに紹介したいと思います。
一番驚いたのは、犬が道路で放し飼いされていたことです。どの犬も可愛くて、心の中で触ってみたいと思っていましたが、海外では狂犬病が怖いので、触るのは遠慮しました。都心に行くとバイクや車が多く通るので犬は全くいませんでしたが、都心から離れると大きな犬から小さな犬までたくさん見かけました。私のような犬好きの人なら、間違いなく「ここは楽園か?」と思うことでしょう。ただ、触ることができないので、犬好きには地獄かもしれません。
ホテルで気づいたことですが、虫が多いですね。お風呂に入る直前にナメクジを発見しました。日本では絶対に見かけない光景ですね。私も驚きました。
私の場合、虫がいても平気なので、そのままにしておくことにしました。他の部屋では、カエルを見つけたという人もいました。行く場所にもよるとは思いますが、虫や昆虫などが苦手な方は注意して海外に行ってくださいね。
もうひとつ、皆さんに注意していただきたいことがあります。食べ物は放置せず、ゴミ箱に捨てるか、しっかり密閉しておいてください。朝、時間がないからとコーンスープが入っていたカップをゴミ箱に捨てず、机の上に置いたまま部屋を出てしまいました。
すべての予定が終わって部屋に戻り、ゴミを捨てようとしたら、カップの中にたくさんの蟻がいました。他の食べ物は密閉してスーツケースに入れたので被害はありませんでした。海外に限らず、皆さんも食べたらすぐにゴミ箱にゴミを捨てましょう。私も気を付けようと思います。
【これからの課題】
海外研修に行く前は、不安しかありませんでした。リスニングが苦手な私は、9日間の間に何が起こるかわからないという不安を抱えていました。
バリ島のスーパーに買い物に行ったとき、お金を払うときに間違えて、英語ではなく日本語で話してしまいました。レジの人はインドネシア語しか話せなかったのですが、笑顔で対応してくれました。最後に「ありがとう!Thank you!」と言ったら、笑顔で「ありがとう」と返してくれました。バリ島に来てからずっと緊張と戸惑いがありましたが、この一件でとても安心しました。これからの海外研修も頑張ろうという気持ちになりました。
最初からできないこと、わからないことはあきらめず、できることは何でもやってみようと思いました。私は、できないことやわからないことがあると、すぐにあきらめてしまう傾向があると思います。今回の海外研修で、できない、わからないとあきらめるのではなく、興味を持ったことにはどんどんチャレンジしていこうと思いました。
研修中は、グループでの活動が多く、自分一人で何かをおこなうことはあまりありませんでした。グループ活動では、自分の英語力が通用するのか、向こうの方に話の内容が届いているのか、私に何か間違いはなかっただろうかという不安が強く、積極的に行動することができませんでした。今回できなかったことは、行動力が全くなかったということだと思います。ですから、今後の課題として、興味のあることには何でもチャレンジしていきたいと思いました。
今回の海外研修では、チームワークの大切さや、考え、努力する力を身につけることができたと思います。プレゼンテーションの際、当初考えていたアイデアができなくなった場合でも、その後どうするかチームで話し合い、意見を出し合うことで、良いプレゼンテーションができたと思います。
これから社会人になっても、この海外研修で学んだことを忘れず、自分を振り返り、さらに成長できるように頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、この海外研修で貴重な体験と経験をさせていただき、私を支えてくださった皆様に感謝いたします。女性は私一人だったので、同期の方々にはご迷惑をおかけしたこともあったかと思います。
本当にありがとうございました。この研修では、多くの気づきと学びがありました。この経験を通して、興味のあることにも積極的にチャレンジしていきたいと思いました。そして、自分一人でできないことは周りの人と協力し、自分の成長に繋げていきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?