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ダイキアクシスグループのCVC(Daiki Axis Venture Partners)の取り組みを 紹介します!!<出資先との連携>

皆さん、いつも記事を読んでくださってありがとうございます!!
今回は、(株)ダイキアクシスのCVCである(株)Daiki Axis Venture Partners(https://daiki-axis-cvc.studio.site/)が出資しているスタートアップ企業と一緒に進めているプロジェクトの内容について少しだけ紹介いたします。是非ご覧ください!

スタートアップ企業に出資した後、何をしているの?

 もしかすると、出資した後はどうするの?株主として様子を見守っているだけなのでは?と思われている人も少なくはないのではないでしょうか。
 私たちはコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)なので、単なる投資収益の確保だけでなく、戦略的シナジーの創出を目的としており、その手段として出資先の持つ技術やサービスを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や社内業務の効率化・生産性の向上に向けた取り組みもおこなっています。 

出資先との取り組みの一部を紹介!

 現在、私たちの出資先の1つである株式会社LIGHTz(ライツ)さま(※以下:LIGHTz)と一緒に取り組んでいるプロジェクトの一部を紹介ます。LIGHTzは、製造業を中心にスペシャリストや職人の知見をAI化し、技術伝承や業務標準化することで、次世代への技術伝承をサポートしている企業です。
 私たちダイキアクシスグループにも様々な専門職があり、多くのスペシャリストが在籍しています。特に私たちの事業柱の1つである総合水処理に関する知見や技術はとても広く深いものであり、一朝一夕に次世代に継承できるようなものではありません。
 そこでこの度、出資先であるLIGHTzと連携して、まずはダイキアクシスの熟達者の暗黙知を形式知に変換するプロジェクトの検討を始めました。

工場視察👀

 今回は、プロジェクト検討の一環としてLIGHTzと一緒に当社の生産工場の1つである信州工場を視察しました。信州工場は主に中・大型の浄化槽(生活排水を綺麗にする装置)を製造しています。
 製造は全自動ではないので、各工程に熟達者が存在します。「この気温の時はこれに気を付ける」「この事象が発生したら次にこの対応をしなければならない」等、頭の中には多くの経験値と知識が詰まっており、自然と対応をしている工程が存在しているのです。
 これらを引き出すためのヒアリングをおこなったり、製造に携わるメンバーの熟練度、設備状況、工程、マネジメントなどについての調査と分析を外部の視点も交えて一緒におこなうことで、課題として捉えていた点がさらにクリアになったり、参加メンバーの新たな考え方や想いなども合わせて引き出していくことができました。

📸ダイキアクシス信州工場

今後の動きについて

 もちろん、今回の工場視察だけでは生産・製造部門の全てを把握することはできません。他の技術部門や営業部門、またその現場の視察やスペシャリストへのヒアリングを繰り返すことで、LIGHTzの技術・サービスをどこから組み込んでいくかを検討しなければなりません。
 既に他の技術部門の現状調査にも着手しており、プロジェクト実行へ向けての検討はどんどん進んでいます。また、本取り組みで作り上げたスペシャリストの「頭の中」と「このプロセス」を今後どう生かしていくかについては・・・。いろいろと考えておりますので、またの機会に紹介いたします!

さいごに・・

 さて、私としては今年最初のnote投稿となりました。昨年は「繋」をテーマとして活動をおこない、皆様のおかげもあって自分なりに多くの方々と繋がり、また繋げることもできた1年になったと感じています。
 今年は巳年ということもあり、自分の果たすべき役割をしっかりとこなしながら、前向きな挑戦により「再生と進化」を目指す1年にします。

 私たちDaiki Axis Venture Partnersは、今後もスタートアップ企業と協力し合い、それぞれの強みを引き出してお互いに成長していける環境づくりに努めてまいりますので、どうぞこの1年も何卒よろしくお願いいたします!

📸2025年 書初め


記事・編集:ヒロ



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