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要求定義講座を受講しました!
こんにちは、くろちゃんです!
これまではSlackに関する記事を書いてきましたが、今回は初めてSlack以外のことについて書きます!
10月22日、株式会社QualityCube様に「要求定義講座」を行っていただき、それに参加しました!
そこで、どのようなことをしたか、学んだかということを簡潔に紹介していきます!
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要求定義という言葉の意味
要件定義という言葉は知っていたのですが、要求定義については知らず、要件定義とどう違うのかということも全く知りませんでした。
研修の冒頭で、この2つの言葉の意味・違いについての説明がありました。
要求定義:システム開発の発注者側、利用部門側が実施する。
要件定義:システム開発のプロジェクト側が実施する。
つまり、誰が実施するかという違いがあります。
要求定義は顧客や利用者が行い、要件定義は開発者が行うということです。
何らかのシステムの開発を企業に依頼した場合、ユーザー側の我々が行うのは要求定義ということになります。その要求定義を基に、開発者側が顧客のニーズを満たすように行うのが要件定義です。
ヒアリング
要求を獲得する場面と、獲得した要求を分析する場面で使えるコツの中の1つとして紹介されました。
ステークホルダー(利害関係者)から直接話を聞くことで、システムに対する要求や期待を把握します。ステークホルダーとの直接的な対話を通じて、互いの理解を深め、信頼関係を築くことができます。
ヒアリングのコツをいくつか紹介していただいたので、その中から、1つ紹介しようと思います。
なぜなぜ分析
なぜなぜ分析は、品質管理などの分野で発生した問題事象の根本原因を探るために
使われる手法です。
なぜなぜ分析は、発生した問題事象の根本原因を探るために、「なぜ?」と繰り返して
掘り下げていきます。
【例】
事象→会社に遅刻した
なぜ1→寝坊したから
なぜ2→アラームをセットし忘れたから
なぜ3→帰ったあとすぐ寝てしまったから
なぜ4→夜遅く帰宅してしまったから
なぜ5→夜遅くまで飲んでいたから
なぜ6→同僚に三次会まで付き合わされたから
ここまで深堀りすると、会社の同僚に原因があることが分かります。
なぜなぜ分析、面白いと思いました!
仕事など、普段の日常でも活かせる場面がありそうです!
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演習
この講座では、演習もありました!
職業当てクイズとなぜなぜ分析の2つの演習がありました。
今回は、職業当てクイズについて紹介します。
受講者各自に、職業の特徴を表したシートが事前に配布されました。
質問者が回答者の持っているシートに書かれている職業をヒアリングにより当てる/推測するというものでした。
まず、質問される側をやった感想ですが、相手が分かるように質問に答えればいいので、さほど難しくはありませんでした。
Q.店舗はある?→ A.ない
Q.商品として販売されている?→ A.販売されているものもある
Q.コロナ禍の時どうだった?→ A.相当な痛手を受けた
というように、質問に答えていきました。
その結果、見事と自分のシートに書かれていた職業を当てていただきました。
一方、質問する側はかなり難しかったです...!
質問タイムは10分でしたが、どういった切り口から質問をすればいいのか、どのような質問をすれば答えに近づけるのか、ということを色々考えているだけで時間が一秒一秒過ぎていくので、焦りました。
結局、時間内に相手のシートの職業を当てることができませんでした。
難しかったですが、「正解まで辿り着くにはこういう質問をしたらいいんだ」という、ヒアリングのやり方が大体わかった気がします。
以上、要求定義講座で印象的だった内容の紹介でした!
今回学んだ内容は、自分の普段の業務で活用できると思いました。
後日、また別の研修に参加しましたので、次回はそのことについて紹介する予定です!
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