今年も彼らは変わっていく
今年度のゼミも、半年が経過した。
毎年これくらいの時間が経過すると、学生の変化も目に見えてくるようになる。どんなふうに変わったか、今回はそれを綴ってみよう。
その前に、そもそも大学のゼミというのは、というところを少し。
大学におけるゼミとは
大学にはだいたいゼミという制度がある。通常の授業は科目名があり、学生はその科目を学ぶために教室へ行く。高校までのイメージと同じだ。
一方ゼミとは、教員の研究内容とかその他やっていることに興味がある学生が、その教員を選んで研究室に入る、という形式を取る。1学年につきだいたい4〜6名の少人数の構成になることが多い。
ちなみに、英語ではSeminarと書くが、制度そのものはドイツから輸入されたものらしい。ゼミというのはSeminarのドイツ語読み、ゼミナールの略だ。
そんなわけで、ゼミは国語・英語的な科目ではなく、その教員のやっていることに興味がある学生が集まることになる。少人数で、距離が近いところで週に
1回は必ず会って話をすることになるので、関係性はかなり強いものになる。ゼミとはそんなところだ。
半年で起こる変化
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