データを利活用してユーザーに価値を届けるMoney Forward Lab
初めまして。“Money Forward Lab” (以下Lab) に所属している、2020年4月入社の田中です。
Labは、「お金のメカニズムを解き明かすことで、人生に笑顔と驚きを」というMissionのもと、Money Forwardの研究組織として、機械学習やUI/UXの技術を用いてデータを利活用し、お金に関する悩みを減らすことや、バックオフィス業務を効率化することを目指しています。
Labの設立時の経緯や、実現したい世界については、こちらのnote記事をご覧ください。
設立当初は所長である北岸だけだったメンバーも、徐々に増えてきましたが、社内でもよく「メンバーの顔が見えない」と言われることがあります。そこで今回は、Labの活動や、メンバーの仕事への姿勢・研究内容について紹介していきます。
チームとしての活動
まずは、Labのチームとしての活動についてご紹介します。
Labでは、各メンバーが個別にテーマを持ち、プロジェクトを進める形をとっていますが、互いに干渉しないという訳ではありません。月次で各自が取り組む研究について報告を行い、アドバイスや意見を出しあっています。他のメンバーのアウトプットを見ると刺激を受けることが多いです。
(密を避けた月例報告会の様子)
さらに、週次でテクニカルな事項について議論を行う共有会を開催しています。この会では、機械学習や統計を実データに適用する際に生じる問題や、課題に対するアプローチについて、積極的に議論を交わしています。自分では気がつかなかった、新たな視点からのフィードバックをもらえる場としても機能しています。
(絵を描いて説明するのが1番ですね!!)
メンバーについて
ここからは、Labのメンバーについてご紹介します。
研究員:田中
まずは、著者の自己紹介をさせていただきます。
私は人間の手間を減らしたり、人間の支援を行うシステムを作ることを目指しています。当社の「日々のくらし、人生を豊かにするくらしの経済メディア」、『MONEY PLUS』における記事推薦システムを作成しています。ユーザーが求める情報を、迅速に手に入れる支援をすることで、お金に関する悩みを少しでも減らしていきたいです。
最近は気分転換目的でサウナに行くのにはまっています。コツはサウナ、水風呂、休憩のサイクルです。
所長:北岸さん
北岸さんは、Labの所長として「Fintech領域の研究なら “Money Forward Lab”」と認知していただけるような組織作りを目指し、Labを設立して間もない頃から、社内の課題抽出から課題解決までを手がけてきました。元々海上自衛官で、前職ではYahoo! JAPAN研究所の設立をリードされたという異色のキャリアを持っています。
現在はユーザーの会計業務における入力作業のペインを軽減するため、「領収書自動抽出」「手書き文字認識」といった、画像認識に関する研究を主に行っています。研究を行う際には、プロダクトをとことん使い込み、些細な疑問や改善アイディアを考え続けることを意識しているそうです。課題に対して議論をする際にも、マネーフォワードが大切にするバリューでの1つである「User Focus」、つまり「ユーザーのためになることは何か」を大事にしていると感じます。
趣味はトライアスロンだそうです。個人的には大雨の後、みんなでぐちゃぐちゃになりながら濁った川を泳いだ話が好きです。
研究員:久井さん
久井さんは、Labの1人目の研究員としてジョインしました。「世の中の面倒なこと、よくわからない難しいこと、ストレスになることを楽に出来るようなものを届ける」ことを目標にしているそうです。
その実現のため、家計を可視化するだけでなく、家計の改善に向けて行動を促していくことで、私たちのお金に対する不安を除くための研究を行っています。研究の際には、ユーザーが困っていることは何か?どうあると嬉しいのか?を考えることを意識しているそうです。
キックボクシングのやりすぎで足を痛めるというストイックな一面も...!?
研究員:森田さん
森田さんは、赤字・黒字の家計に潜む「人の消費行動の潜在的な特徴」に着目し、それを紐解くことで私たちの家計を改善していくことを目指した研究を行っています。森田さんは人間の消費行動の性質に興味があるそうなので、ぴったりの研究テーマですね。研究成果を論文化することを目指しているとのことで、とても楽しみです。
誕生日のお祝いにお菓子をあげたら、なぜか当日にコアラのマーチをお返しされました...??
研究員:兼田さん
兼田さんは、前職で大学で素粒子物理学の研究から、計算インフラ整備までを担当していたという、またも異色のキャリアの持ち主です。現在は社内分析基盤などのインフラの整備からデータ分析まで、スピード感を持ちながら幅広く手がけています。
研究を行う際には、自分の興味を大切にしながらも、そうであるからこそ最終的な仕事の結果がユーザーのためになること、会社の成長につながることを、必ず意識しているそうです。私自身、ユーザーに新しい価値を届けるためには、担当者がそのプロセスを楽しむことが重要だと思います。
また、兼田さんはLabで各メンバーが担当するプロジェクトに対して、特に多くのフィードバックを残していて、Lab内でもとても助かっています。
コロナ禍のリモート勤務で、引越しのタイミングが分からなくなり、今も前職の大学の近くに住んでいるそうです。早くこの状況が落ち着くといいですね...!
リサーチアシスタント:福井さん
福井さんは、Labのリサーチアシスタントとして、ラボの技術領域と各部署とのコラボレーションを目的とした企画の立案や、社内外に対する窓口業務をしています。
新卒として今年の4月に入社したばかりの私にも積極的に話しかけてくださったり、他部署とLabの交流会を設定してくださったりして、Labの内外で「Teamwork」を実現すべく活躍しています。また、機械学習技術のビジネスへの応用を調査・共有しており、議論のタネを提供しています。
福井さんは、持ち前の明るい性格でLabの雰囲気を盛り上げてくれています。しょうもないことを言っても笑ってくださるので、話していて楽しいです。
以上、Labメンバー紹介でした!
これからもMoney Forward Labでは、データの力を使ってユーザーの皆様により多くの価値を届けていけるよう尽力していきます。
Labは各々で研究テーマを持ちながらも、協力しながら組織としてアウトプットを最大化することを目指しています。Labに少しでも興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ下記の求人リンクをチェックしてみてください。
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