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ガチ実践検証 vol.3:ロイヤルナイツ

強そうなデッキを実際に使ってアウトプットする「ガチ実践検証」

今回は2025.01.31に発売されたOVER THE X【BT20】で新規を授かり超強化された「ロイヤルナイツ」の紹介

本来なら
「ロイナはこんなにTUEE!!」
「こう立ち回れば勝てるぜ!」

と紹介したいのだが……。

私のロイナ勝率は非常に悪い、61戦し勝率は脅威の26.23%(戦績の詳細は記事終盤で……)

故にサンプルレシピやデッキの基本ギミックは紹介しますが「こんなに難しいよロイヤルナイツ」となることでしょう。まぁ、紛いなりにもうん十戦とやっているので発見や、皆様のお気持ちに寄り添えるポイントがあるかと思います。




デッキ概要

ロイヤルナイツはどんなデッキか、一言でいうなら

とにもかくにも「オメガモンX抗体」のパワーが桁違い

拳がかてぇんだ

ロイヤルナイツは"超"がつくほど強力なLv6・7を最短最速でプレイすることに長けています

順当進化デッキのようにLv3、4、5、6と刻んだ末にゲームに絡めるのではなく、「イグドラシル_7D6」「粛清のロイヤルナイツ」や間接的なサポートカード「クールボーイ」の効果で登場コストを軽減、もしくは0にしてドパワーで殴るデッキです!!!!

なんぼあってもエエですからね
  • BT20環境のロイヤルナイツは、それ以前(BT13~EX8環境)のロイヤルナイツとは全くの別物で、BT13オメガモンに依存しなくても強力な動きができます。
    オメガモンX抗体・メディーバルデュークモンを上手く使えば、過剰なくらいの打点を生み出せますし、ファイアロケット・BT5八神太一&石田ヤマトでさらに打点を増やす構築もあります。
    新規クールボーイオメカモンを簡単にゲームに絡めることができ、新規オメカモンは自身の効果で何度もバトルエリアに登場可能で積極的にセキュリティを減らします。

死が近づいてくんだ
  • 「オメガモンX抗体」は、単体でも非常に強力で、登場時の除去、オメカモンを経由した全体除去、DP16000の高さ、アクティブデジモンへの突進、貫通、さらには2回攻撃など、多彩なアクションが取れます、やれることが多すぎて文字数を眺めてるとめまいがしますね。
    さらに、オメガモンX抗体を場に残した状態からデュークモンクリムゾンモードを登場させ、ターン終了時の速攻アタックによるワンキル、アルファモン王竜剣とジエスモン、オメガモンX抗体の組み合わせでターンを継続させて、キルを狙う戦術も魅力的です。

見えたら大体敗けんだ




基本的な使い方

  • そりゃデジカですから可能な限り1返しした方がいいですよ、でもロイナはそうじゃない、相手が受けきれないだけの力で殴ればなんとかなります。

  • メディ、粛清、オメガモンX抗体、クリムゾンモードが絡んだら、相手が誰でも大体勝ちますからね、邪魔なデジモンはオメックスとメディで除去して、ついでにセキュリティ殴って削って、抵抗して来たらまたオメックスとメディで除去して殴って、気がついたらセキュリティ0枚

  • 多少の裏目、オーバーメモリーは割り切って火力を追求すべき

  • 肌感、クールボーイは中盤で登場させてる暇がないので初手にあったら可能な限り登場させておきましょう、あればあるほど助かるので




デッキレシピ

でじのげん作

でじのげん作

【構築の所感】
※実際使ったのがこれだけなのでコメントはこれだけ

  • BT13のデュークモンがあると詰めやすくなるのであって損はしない

  • クールボーイから登場するオメガモンX抗体は強力で2種とも採用したいが、クールボーイを出せないゲームもあるので8枚は多く感じた

  • ジエスモンは序盤に出せるカードの中では最強レベルなので2枚は少なく思えた

  • 大抵の問題はオメガモンX抗体で解決するため、多少メモリーを多く渡そうが粛清で進化元にいれたい、積極的にゲームに絡めていきたい。

  • オメガモンからのキルパターンが減っているため、オメガモン4枚は多すぎる

  • 以前のロイヤルナイツデッキでドゥフトモン、スレイプモン、クレニアモンが担っていた役割を、今はアルファモンが引き継いでいる

  • 育成エリアが空で、盤面に致命的なダメージを与えられる状況なら、メディーバルデュークモンを躊躇せずに出してよい

  • 粛清や守護者からの突発打点は不可避、なので減らすのは難しい

  • ジエスモンGXが欲しくなる場面が多いため、1枚は入れておくべきかもしれない

オオミヤ大陸杯で活躍したロイヤルナイツ達

2025.02.08に開催された国内決勝でBEST16入りした「にゃんこ先生(@nyankoss35p)」のロイナ

第5回オオミヤ大陸杯で最も勝利したロイナ達

4/5ロイナのイカレチームのロイナ達

巨匠のロイヤルナイツ

「巨匠」と謳われるTezz氏(@noriya81)のロイヤルナイツ

北の大地のロイヤルナイツ

北海道で発足された新イベント「NEWウォーゲーム(@NEW11291211)」で活躍したロイヤルナイツ




戦績と敗因の分析と少しだけ相性分析

戦績

この記事を書き始めてからも少々対戦したため数値が変わり62戦17勝45敗
戦績の内容は下記の通り

  • アクセル 0-2

  • タオルイン 5-23

  • ミラージュ 2-0

  • 紫ハイ 8-14

  • 青緑インペ 2-6

敗因の分析

  • オメックスの使い方を心得てなかった
    盾を殴るにも、デジモンを除去するにもこのデッキの中心はオメックスなのだが、BT13環境でロイナをぶん回していた知見がじゃまをしてどうしてもオメガモンを中心に考えしまい、ゲームプランがちぐはぐだった

  • そもそもオメックス引くのも簡単じゃなくない?
    デッキに4枚しかない、進化ドローがないから引き込むのも難しい、つまり初手のマリガン基準が確立されていなかったので弱展開を連発していたんですね

  • 打点にフォーカスできていなかった
    (1)と共通するが、オメガモンで締めるイメージがあった、エグザACEやジエスGXACEなど打点かさましギミックを採用すべき

  • 検証序盤はクリムゾンモードを採用していなかった
    最大の問題点、2/2にぐぅデジでギミックをみせてもらうまで最強のワンショットギミックを採用していなかった

  • 1~4の問題を抱えたまま紫ハイのサンドバックを担当していた
    貯まったトラッシュを活用できないので勝てるわけもなく

  • でじのげんの得意デッキのサンドバックをしている
    プランがちぐはぐの状態で、コツを掴んでいて自由自在に操れるタオルインのサンドバックをしており、いいようにカオスを被弾しまくっている

  • メディーバルを使いこなせていない
    矛性能は申し分ないパワカだが、多量のメモリーを渡す脆い面もあり、リスク面のコントロールができていない、強く使うには最良のメディーバルタイミングの研究は必須




相性分析

ほぼ全てのデッキに敗けているので有利不利は語り難いので完走程度で

  1. ミラージュのようなデッキにはガン有利
    耐性がなく、大型デジモンのワントップで戦うデッキ相手には無類の強さを誇る。なんせでてきたデカい奴をオメックスやメディで除去してぶん殴るだけですからね

  2. タケミカは思ってるほど有利ではない
    タケミカの武器は速度、2~4ターン目での早期決着。ロイナにはオメカ登場からのオメックス進化でリーサルを回避する受けがあるが、そもそも引けていなければ意味がなく、ドロソが貧弱なので必ずしも構えられるとは限らない。また、はやい段階で攻め込まれると1度受けてももう一度攻められてしまう

  3. 赤・青ハイブリは受けを厚くできれば勝てる相手
    赤・青ハイブリはロドナ・オメカ・マグナ・ガンクゥ・オメックス・ジエスGXのブラストなどの受け札を途切れさせず受けきれば勝てるイメージがある、横から見てただけだけどね、ここはもう少し研究します

  4. 紫ハイは受けきってトラッシュ利用して殺す
    DP16000のオメックス、何度も登場するオメカ、この2枚を強く使われたら大体攻め切れずLO狙っていくしかなくなるんですね、LOしきれず中途半端に動いた後にクリムゾンを被弾して死ぬってのが一番多い負けパターンでした

  5. 赤紫インペは不利
    流石に不利。登場できないし、パーティ発揮するし、一度回られたら簡単に再展開してくるからね。引き事故してるところに最大火力ぶち込むしかないっすわ

  6. 俺の技術じゃ青緑インペに勝てん、でもメディーバルをちゃんと使えば有利なはず
    メディーバルをかませば簡単やろ~と思ってたんですが、引けないところにあれよあれよとダイケンを2枚なげられて、パイルをモロ被弾して敗けって展開にハマってしまいまして……。
    思うように展開出来れば強いんだろうけど、うまく引けないってジレンマに飲み込まれてます




終わりに

僕の中では今は主にサンドバックとして活躍してくれているロイヤルナイツですが、環境の真ん中で仁王立ちしてるでっかい壁ポジなのは間違いないです、タケミカ・ロイナ・紫ハイ、この3デッキの内2デッキには勝てるよ~~というデッキじゃないと大会に持ち込み優勝するのはキチィ……そんな環境です。今後も随時研究結果を更新していくので機関車タノンマス!

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