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2024年 ツエーゲン金沢選手評(12/28更新)

どうも。
シーズン4分の1総括と半分総括を書き溜めながらも書ききれず、気づけば半年近く失踪していた無能アカウントです。

そんな体たらくなので、選手毎のシーズン総括をやろうと思ったのですが、まとめて出そうとするとどうせ三日坊主になってやめる未来が容易に想像できます。

そこで、今この段階での私の去就予想を先に発表しておこうと思います。
それから去就が決まった人について、ちょびちょびと書き進めていきたいと思いますよ。
だらしなさもしっかり晒していって皆さんに檄を飛ばしていただければ、きっと完走できるはず!

というわけで、報告会後に出せばいいやと思っていたら直前に1人発表されてしまったので、急いで書いていきますよ〜



選手評

背番号順に書いてきます。
あくまで予想なんで、コイツに残ってほしいとかいなくなってほしいとか、そういうのは一切ないです。
発表があり次第、予想の理由とともに書いていきます。

12/9更新
やめました。背番号順ではなく更新順に並べます。

No.7:塚元大(12/3残留)

予想:残留
結果:残留


まさか報告会前に発表があるとは。
一応残留予想してたんで、これはアタリとさせてください…。
(まぁ彼が出て行くと思っている人はほとんどいないと思いますが)
そんな経緯でほとんど練らずに書いてるので変なこと言ってるかもしれないです。


開幕前の怪我が響いたとはいえ、なんとも言い難い成績で終わってしまった一年でした。
独特なボールの持ち方をしていて、いわゆる「天才系」の選手なんだろうなというのが最初の印象でした。選手のタイプとしては加藤大樹と嶋田慎太郎の間という感じでしょうか。
5月に2年越しの金沢デビューを果たしたのはよかったものの、期待された得点に絡むことはできず。夏に西谷和希が加入したり大谷の怪我が癒えたりしたことで、メンバー入りできなくなってしまいました。

キャンプにもフルで参加できず、チームに順応中にシーズンが終わってしまった印象が強いので、来季はなんとか怪我なく一年を通して活躍してほしいですね。おいちゃんはそれだけで満足です。


ちなみにJリーグ公式サイトによるとシュート数は7月の長野戦での一本のみ。しかしフットボールラボによると6月の大宮戦での(多分)一本。
どっちもシュートっぽくないシュートだったんだっけ…?

https://www.jleague.jp/player/1626012/#attackhttps://www.football-lab.jp/kana/report?year=2024&month=06&date=09


No.77:マリソン(12/6満了)

予想:レンタル満了
結果:レンタル満了


通称ちゃんマリ。たぶんそう呼んでるのは私だけ。
大学の先輩がそう呼ばれてました。
もう7年くらい会ってないけど元気かなぁ。


本題に入ると、なんでこんなに評価されてないのかわからん選手。
そもそも年間20点くらい取ってくれる選手を期待していたんでしょうが、そういうタイプの選手じゃなさそうなのは数試合見ればわからんもんかね?

気になって伊藤監督の最盛期である2019〜2021年のヴァンフォーレ甲府の記録を見てきましたが、3年間で10点を越える得点をあげているのは生態系破壊系FWのピーター・ウタカだけです。
アキラに助っ人よろしくサッカーを求めていたのならお門違いだし、マリソンをウタカだと思っていたのなら眼科に行ってください。


そんなマリソンはいわゆる「助っ人大型ストライカー」というより、なんでもこなせる万能型FWという感じでしたね(大型ストライカーは別にいたので)。
シュート技術が高いのと、及第点クラスのポスト役を行ってくれて、チームをうまく潤滑してくれていました。特に前半戦の梶浦の覚醒は彼のサポートも影響していると思っています。

たまに守備をサボる癖があったり信じられないくらいコンディションの上がらない日があったりしましたが、それは他の選手が出てても大差なかったのでノーカンとします。これは贔屓ではない。

しかし彼以外にセンターフォワードには土信田、杉浦、豊田、ジェフェルソン・バイアーノがおり、夏にはここに田口が加入。人員整理が不可欠なポジションでした。
昇格ができてようができていまいが、唯一レンタル選手のマリソンは去る運命にあったと思います。

ですが私は彼のことが大好きになったので、ぜひJリーグで引き続きプレーしてほしいなと思いますね。

No.33:沖崎颯(12/9残留)

予想:残留→レンタル移籍
結果:残留


ユースの選手が大学での研鑽を経てトップチームに帰還する…
強豪クラブがよくやってる、憧れのムーブでした。

しかし現実は厳しく、沖崎のリーグ戦出場はなし。カップ戦も早々に敗退してしまったので、ほとんど試合に絡めないままシーズンが終わってしまいました。
はっきり言ってどんな選手だったか記憶がないので、特に語ることもないです。来季はたくさん、いろんなことを書き込めることを期待したいのですが、他のチームで経験を積むのがベターな気がしています。

No.60:久保賢也(12/9残留)

予想:残留
結果:残留


第4GKということで仕方がないのですが、彼はチームで唯一、一度も公式戦出場がない選手となってしまいました。
ただ所属先が決まらない中、GK4人体制を考えていた金沢が声をかけたことでキャンプ中の加入が決まった選手です。
4人体制の維持や、他のGKの退団の可能性を考えると、レンタル放出というのも簡単にはできないんじゃないかと思います。

まずはベンチ入りを目指して、来季はスタジアムで姿を見たいです。
クボケン見に練習見学ってのもアリか?

No.16:毛利駿也(12/10残留)

予想:残留
結果:残留


最終節を迎えるまで、彼は満了になるだろうと思っていました。
というのも、最終節で長峰が大怪我を負ってしまったんですね。

私の予想として「小島が出ていくんじゃないか」というのがあるので、それが正しいとするとサイドは一気に手薄になってしまいますから、毛利はなんとしても残すんじゃないかと。

選手評として、この一年の彼の周りでは、さまざまな変化があったと思います。

カテゴリーも変わったし、ホームスタジアムも変わりました。

監督も、基本フォーメーションも、戦術も変わりました。

本人のポジションも変わり、プライベートにも変化があって、ライフスタイルも変わったと思います。

ただ唯一変わらなかったものが、彼のピッチ上の処遇でした。
正直、控えに置いとくのにちょうど良すぎるんすよね。

昨年は出場252分、今年は出場427分。
現状を受け入れるのか、新たな武器を見つけるのか。モウリーニョは正念場です(ここ数年ずっとそう)。


No.21:山ノ井拓己(12/10残留)

予想:残留
結果:残留


プレーした試合は天皇杯の2試合と、第2節と第3節に出場したのみに終わりました。
1勝1分(PK負け)2敗(9失点)というのは、残念ながら散々な結果だったと言っていいでしょう。
しかし、私は彼をとても高く評価しています。

足元の技術が高く、現有戦力の中では最もボールの扱いに長けたGKだと思いますし、たった4試合(うち1試合は見てない)でもそのスキルは見せてくれていました。
ペップを信奉し、試合をなるべく支配したい伊藤監督とは、親和性の高い選手のはずです。
それだけに、チームが完成していないうえに、天候が悪くて足元が活きない試合で起用されたのは、まぁ「持ってねえ」なと。

シーズンを通して試合に出続けた上田樹は、序盤と比べてかなり成長しました。レギュラー争いは今季より確実に難しいものになると思います。
しかしだからこそ、私は山ノ井のプレーをもっと見たい。

都合があって見られなかった甲南大戦ではビッグセーブも見せていたと聞きますし、樹にはないコーチングという武器もあります。

2013年の大橋基史以来、12年ぶりに21番が正守護神になるというのも、オツなもんじゃないっすかね。

No.95:ジェフェルソン・バイアーノ(12/12満了)

予想:満了
結果:満了

知ってた。
彼自身が悪いのか、使う側が悪いのか。あるいは他に何か原因があったのか。大きなガタイに似合わない小さい乳首のように、繊細な選手だったのかもしれません。
加入発表当時には、「ガトリングパフォーマンスは、ウクライナ情勢への配慮が云々〜」みたいなクソみてぇなお気持ち表明が流れてきたのを昨日のことのように覚えていますが、幸か不幸か、杞憂に終わってしまいましたね。

正直なところ、今年は契約が残ってたから退団してないだけなんだろうなと思っていて、カップ戦のみの出場にとどまっていたところからも、その予想は浅からず遠からずという感じなんだろうと思っていました。
しかしまさかの10月にベンチ入りし、記念出場を2回して再びベンチ外に消えていったのでした。そしてその後彼の姿を見た者は誰もいなかったという…。

日本でも海外でもいいんで、再び楽しくサッカーしててくれればそれでいいです。金沢に来てくれてありがとう。


No.2:長峰祐斗(12/17残留)

予想:残留
結果:残留


知ってた(いい意味で)。
仮に今年で満了だったとしても放出するつもりだったとしても、大怪我をしてしまったので契約は更新するしかありません。
新婚ホヤホヤ大怪我ホヤホヤな人を放り出すなんてしたら、そんな白杖チームには今後選手が寄り付かなくなっちゃいますからね。

前半戦の金沢の好調を支えたもののひとつが「猛獣大谷と猛獣使い石原」だったと思っているんですが(詳しくはふたりのところで)、長峰は石原ほど「大谷使い」にはなれないんですよね。
そこで左CBをやったりもしましたが、井上ほどのタッパや強度は高くないので、出番は限られてしまいました。

しかし後半戦はタスクの簡素化や西谷和希の加入、小島の離脱に伴う石原のポジション移動などが重なって出番を得ると、活き活きとしていた2021〜2022年のようなパフォーマンスを見せてくれていたと思います。

リーグ戦初ゴールは、決して腐らずに辛抱し続けていた彼に、神様がくれたプレゼントだったんじゃないでしょうか。


だとしたらあの怪我は神様、ツンデレすぎるんですケド。


No.1:白井裕人(12/18残留)

予想:残留
結果:残留


今季は怪我や上田・山ノ井の台頭もあって、公式戦の出場がありませんでした。これがなかったのは、山雅にいた2014年が最後みたいです。

しかしそれでも復帰して即山ノ井から2ndポジションを奪ったのは、さすがというしかないでしょう。
そもそも柿落としの試合ではスタメンだったので、怪我さえなければ今季もシーズンを通して試合に出ていたかもしれません。

プレーを見ていない以上語れることは何もないので、来季はピッチ上で彼の姿を見たいものですね。

余談ですが、あのチャントを聞くと実家のような安心感で満たされる自分がいて驚きました。昨季はとても低調で随分と酷評したものですが、やはり7年の歳月を経て、私は白井裕人という名GKに依存してしまっているのだと思います。
白井さん、来季もメンヘラいっちーをよろしくお願いいたします。


No.30:大谷駿斗(12/19更新)

予想:J2移籍
結果:残留


ここで初外し。でも残ってくれた方だからモーマンタイ。

彼がツエーゲンにやってきてもう4年目。
あのスピードは唯一無二だし、でもその特技の活かし方をあまりにも心得てないしで、これまでは頼もしさよりもじれったさを感じることの方が多かったです(もちろん監督の使い方が悪いという話はある)。

ただきっとそれは、私の見立てが間違っていたんだと思います。
彼の最大の武器は足の速さではなく、シュート精度の高さです。

ここから各ゴールの期待値をざっくり引っ張ってきたんですが、記録した5得点の期待値はおよそ0.8〜1.0くらいじゃないでしょうか。
映像で確認してもいいと思いますが、どれも「スピードを活かして相手の裏を突き、クロスに合わせるだけ」というものではありません。
しっかりと足を振っていたり、難しいヘディングでコースを変えていたりと、彼はウインガーではなくストライカーです。

とすると、得点感覚に磨きをかけ、J2に挑戦してみるというのも悪くない選択だったと思うんですよね(オファーがあったかどうかは知らんが)。
年齢面でも次のキャンプで28歳と、そろそろ次のステージに行きたいと思っていてもおかしくない年頃ですし、だからこそ私は退団を予想してたんです。

まぁ残ってくれるのであれば、こんなコスパのいいFWはそういないので、なるべくゴールの近くでプレーさせてあげてほしいですね。
少なくとも、WBさせられてるのだけは見たくないっすわ。あれ明らかに良さが死んでるもん。
要望あれば「大谷のWBを許さない会」を発足したいと思うので、加入希望者はツイッターのDMにて。


No.55:平智広(12/20満了)

予想:残留
結果:残留


まぁ当然と言うか、さすがにヴェルディから引っこ抜いてる以上半年契約なんてことはないだろうしね。
もし移籍ならカネ入ってくるから、それはそれで悪くないんだけども。

平智広と言えば、金沢が2014年にJ3にいた頃から勝てる気のしなかった、鉄壁の町田ゼルビアのCBでした。そのあとヴェルディに移籍してからも何度も姿を見ているし、夏加入の選手の中ではいちばん勝手がわかっている感覚でしたね(アンドリューは魔改造されたので落選)。

ところが加入してしばらく試合を観て思ったのは、彼めちゃくちゃ巧いですね…!
あの東京ヴェルディの中にいると、かなり武闘派のイメージがあったんですが、金沢のハコの中に入れてみると、途端に技巧派に見えてきて驚いたもんです。
特に逆サイドに展開するロングパス。
あれだけでご飯3杯いけますからね、なんぼあってもいいですからね。

とはいえコンディションが上がりきらないままシーズンが終わってしまった感じだったのは残念なところ。
おそらく最低値を叩いてしまったのが讃岐戦の3失点目の謎ディフェンス。
最高値を叩いたのは最終戦で決勝ゴールをお膳立てする漢のブロッキングだと思います。

YouTubeとか漁るとセットプレーから点取りまくってるので、来季はもっと得点にも絡むところも見てみたいですね。
ともかく半年では彼の全てを把握できませんでしたので、来季が楽しみです。


No.71:田口裕也(12/23移籍)

予想:残留
結果:J2移籍


正直移籍するとは思ってなかったです。
というか「半年で1点しか取れてないFWなんか誰も要らんやろ」と思ってましたが、それは私が彼のFC岐阜時代を知らないだけなんでしょうね。

割とオールラウンダーな感じのFWで、トップの位置から降りてきて受けたり、たまに裏に抜けて決定的なチャンスを作ったり、屈強なディフェンダーとの競り合いを厭わなかったりと、献身的なプレースタイルが特徴の選手でした。

しかし残念だったことがふたつありまして、ひとつは彼の加入と同時期に金沢が不調の螺旋に入り込んでしまったこと。

特にシーズン後半はロングボールが増えたことで田口には電柱役をお願いすることが多くなっていったのは良くなかったと思います。
できないわけではないですが、決して得意なプレーではなかったと思いますからね。
どうしても彼のプレーエリアはゴールから遠い位置になってしまうシーンが散見されました。


そしてもうひとつの残念ポイントは、プレースタイルがマリソンとほぼほぼ同じだったことです。
田口加入とほぼ時期を同じくしてマリソンはメンバーから外れることが増えていました。それが怪我だったのか、何か別で問題を抱えていたのかは定かではありません。

ただ田口の加入によって、マリソンを出す必要がなくなってしまったんですよね。その田口もたった1点しか取れなかったということで、結果的に誰も幸せにならない移籍になってしまったのは事実でしょう。

そもそも田口もマリソンも、3−4−3の適性ポジションはシャドーだったと思いますけど。


とはいえ岐阜時代のお釣りのおかげで上位カテゴリーにお渡しできましたし、移籍金も取れてると思うので、これ以上は言いっこなしで愛媛で頑張ってもらいましょう。
窪田きゅんの旦那枠もついでによろしく。

ライバル現る!?


No.5 :櫻井風我(12/23残留)

予想:残留
結果:残留


個人的、もっと出番を与えられていい人No. 1。

今季も小島や石原らの高い壁に阻まれ、出場時間は500分弱にとどまってしまいました。
ただ試合に出ればほぼ必ずインパクトを残しており、カップ戦で活躍して出番を得た松本山雅戦ではプロ初ゴールを記録。
シーズン終盤に小島の怪我によって緊急登板した宮崎戦では、愚直にクロスを上げ続け、杉浦の土壇場同点ゴールをお膳立てしていました。

しかし松本戦の後はメンバー入りしたのは1ヶ月ほどで、GWが終わる頃には再びベンチ外に。
宮崎戦の後も、次の沼津戦で守備対応に苦しむと、その後はメンバー入りすることなくシーズンを終えています。


彼の特徴はとにかくわかりやすくて、ひたすら走ってひたすらクロスを上げてること。将棋の香車みたいな戦闘スタイルは時に相手の脅威になり得るので、少なくともベンチには置いといてほしいものなんですが…。
そして少なくとも大谷をWBにするよりは櫻井の方が何倍も昨日すると思うんですが……。


小島や石原は、強者というより桂馬っぽいですし、差別化はできてると思うので、後は監督次第だと思います。
私は彼には、2019年の長谷川巧になってほしいと思っています。

今更だけど巧、結婚おめでとう!


No.6:梶浦勇輝(12/24満了)

予想:レンタル満了・J2チームへ完全移籍
結果:レンタル満了・J2チームへ期限付き移籍

そりゃそうよ。
そもそもここに書く文章は、昨年書くものと思ってたやつだからね。

とはいえ、もう一年遊べるドン!した結果、書くことがいっぱい増えちゃったドン!な一年だったと思います。


昨季はいわゆるBox to Boxっぽい選手で、無尽蔵のスタミナと競り負けない体の強さ、相手を剥がせるドリブルが武器の選手でした。
(そんな選手がフル稼働して降格したチームがあるってマ?)

今年もその動きをさらに洗練させていくのかと思っていたら、3月の相模原戦からまさかのシャドーへコンバート。

よりゴールに近い位置でプレーするようになったことで、得点力が開花することになりました。これは伊藤彰最優秀監督間違いなしですわ。

だってさ、今季開幕時に、一年後のチーム得点王が梶浦になると予想していた人なんていないでしょ。

しかもシャドーの位置からBtoBっぽい動きをしてくれるので守備面でも後ろをカバーしてくれるし、ボールを引き出すのが上手いので、彼から攻撃が始まることも多かったです。

シーズン終盤はもう満身創痍という感じで、試合から消えることも増えたり、味方を助けるために下がりすぎてしまって最大の長所が薄れてしまったりもして、なかなか機能しない試合があったのは残念でしたが、まぁこれはチーム全体の問題なので、よくやってくれたというべきでしょう。

最終的にリーグ戦に全試合出場したのは彼だけだし、コヤツ負傷退場した次の試合に普通に出てきてましたからね。
体の作りがきっと異形だよい。


特に5月の鳥取戦でのゴールの時には「ああこれは夏に帰りそーwww」とスタジアムで爆笑してしまったりしてましたが、最終的には一年やり切ってくれて、今治に行くことになりましたね。

個人的にはFC東京のフロントがなんか信用ならんなと思っているので、わんちゃん売りに出してしまうんじゃないかと思ったりしましたが、売却されたのは品田愛斗の方でした。

金沢での2年間が彼にとってどんなものだったかはわかりませんが、我々にとって彼を追ってきた2年間は、間違いなくかけがえのないものでした。

特に私は金沢での初出場となった昨年の第2節から彼を推してきたので(また言ってる・まだ言ってる)、ずっと「ツエサポの中で誰よりもはやく梶浦を見出したヤツ」を名乗り続けようと思っています。
あなたが活躍をすればするほど私の鼻も高く高くなるので、あなたはとにかく、フットボーラーの高みを目指していってください。


No.24:西谷和希(12/24残留)

予想:残留
結果:残留

夏以降なかなか成績が芳しくないチームの中で、孤軍奮闘してくれていた1人が彼だったと思います。

特にアキラフットボールに関心を持ってきてくれたにもかかわらず、時を同じくして標榜するサッカーが体現できない試合が増えてくると、左サイドで孤立することが増えていきました。
しかし本来の彼の技術はJ1でもやっていけるレベルのはずなので、それでもなんとかしてしまうこともありました。
ただいかんせんフィジカリーなJ3というカテゴリーと彼の役割が合わなかったり、常に数的不利での突破を強いる状況が多発してしまったりと、私はずっと不憫に思えて仕方ありませんでした。

そこに天才肌っぽいプレースタイルなのも相まって、なんか「やる気なさそう」に見えちゃったことがあったんですよね。ユニフォームダブついててヤンキーっぽいし。

でもそれは私の大きな勘違いでした。
彼は誰よりも静かに、そして熱く闘志を燃やしていました。
そして加入から2〜3ヶ月しか経っていないのに、誰よりも金沢のことを誇りに感じてくれていました。

そりゃそうなんですよ。栃木SCと徳島ヴォルティスで何年も戦ってきた漢なんだから、誰よりも熱いヤツに決まってたんですよ。
徳島で例の事件に巻き込まれてしまったのも、熱いハートを持っていたからだったのかもしれませんし。
田舎の斜に構えたサムいヤンキーみたいと決めつけてしまったことを、すごく後悔した瞬間でした。


最後にひとつ。
外野にはやたらうちの大将に文句を言ってる輩がいますが、少なくともここに伊藤彰を信奉している漢がいることをよく覚えておいてほしいですね。
伊藤監督を非難するのは自由ですが、であれば同時に西谷和希にも「ヘボ監督に追従するヘボ選手」となじるようにしてくださいね。じゃないと辻褄合わないんだから。
金沢は西谷和希と伊藤彰、ふたつの「業」を背負ってJ2昇格に挑むんですよ。


No.38:山本義道(12/24残留)

予想:残留
結果:残留


出場停止となった試合以外のほぼ全ての試合にメンバー入りし、よく頑張ってくれた一年だったと思います。
「頑張った」なんて中途半端な言い方になっているのは、ちょっと煮え切らない期間があったからね、しょうがないね。

開幕からレギュラーを獲得していたのはよかったのですが、なかなかコンディションが完成せず、今季序盤は不安定なパフォーマンスを見せることがままありました。
あるいはゾーンディフェンスへの適応に苦しんだのかもしれません(お前アキラと一緒にやってなかったか?)

特に4月のYS横浜戦は彼の不調を物語っていたと思っていて、好パフォーマンスを見せていた井上や怪我が癒えた庄司にスタメンを奪われると、途中出場した途端に気持ちが逸ったか、PKを与えてしまいました。
無理に奪い切る必要はないところで足を出しすぎてしまったのは、彼の焦りを感じざるを得ませんでしたね。

そういったこともあってベンチを温める期間もありましたが、それってそもそも、別に悪いことじゃないんですよ。昨季不調なのに一切休ませてもらえなかった庄司はボロボロになっちゃってましたからね。

ただ6月の八戸戦で畑尾が負傷離脱してしまったことでフル稼働が義務付けられた頃には、鉄人は完璧に仕上がっていました。
クロスや楔はみんな弾き返すし、畑尾の代役としてビルドアップの起点にもなったし、ディフェンスリーダーに相応しいパフォーマンスを披露してくれました。

特に印象的だったのは、9月のYS横浜戦です。前半38分頃にはWBの小島・シャドーの梶浦も追い越して怒涛のオーバーラップ。なんとかスルーパスに追いついて西谷和希めがけてクロスを供給し、チャンスを演出していました。
攻撃指数が得点者の西谷・小島に次いで高いことからも、彼の攻撃性が垣間見える試合になったのではないでしょうか。

この前の試合でもクロスのこぼれ球を彼が拾ったところから得点につながっていましたし、積極的な姿勢は見てて楽しいですからね。

来季は2019年のように、シーズンを通して「立ちはだかれ」してほしいのはもちろんですが、久しぶりに得点が見たいですね。

定期的に見たくなるゴール、山形戦が多め。


No.22:高塩隼生(12/25満了)

予想:レンタル満了
結果:レンタル満了


No.25:小島雅也(12/25残留)

予想:J2移籍
結果:残留



No.8:大山啓輔(12/25残留)  

予想:残留
結果:残留


No.14:石原崇兆(12/25残留)

予想:残留
結果:残留


No.15:西谷優希(12/26残留)

予想:残留
結果:残留



(No.18):小野原和哉(12/27移籍)

予想:秋田に完全移籍
結果:秋田に完全移籍


No.4:井上竜太(12/27移籍)

予想:J2移籍
結果:J2移籍



No.39:庄司朋乃也(12/27残留)

予想:J2移籍
結果:残留


No.9:土信田悠生(12/27残留)

予想:残留
結果:残留


的中率

現在:21/25 84%
合計:21/34 約61.7%

外した大谷・小島・庄司の3人については「ステップアップしてええんやで」という優しさからくるものなので無問題。
その点で外したのは実質田口の1人のみですね。
私の予想はたいへん優秀。









No.3:畑尾大翔

予想:残留
結果:

No.10:嶋田慎太郎

予想:契約満了
結果:

No.11:杉浦恭平

予想:残留
結果:

No.17:加藤大樹

予想:残留
結果:

No.18:熊谷アンドリュー

予想:残留
結果:

No.19:豊田陽平

予想:残留
結果:

No.23:ペク・インファン

予想:レンタル満了
結果:

No.31:上田樹

予想:残留
結果:

No.34:波本頼

予想:更新→レンタル移籍
結果:


監督:伊藤彰

予想:残留
結果:続投(11/23)

さすがにむずすぎるので完成までに書くよん



to be continued…

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