現有戦力を偉そうに語ってみた Part1
タイトルの通りです。
早くしないと日曜に間に合わないので、さっさとやっていきます。
No.1:白井裕人
いきなりですが、彼については色々思うところがありまして、、、
確かH清水戦の後のインタビューだったんですが、厳しい残留争いの中での完敗についてコメントを求められて
「ここまできたら気持ち」とか「最後まで諦めずに頑張る」みたいなことを言ってたそうなんですよね。
私はこのことにブチギレてました。
10年以上プロの選手をやってきて、降格の経験もあった白井に、あの時の惨状が「気持ちでどうにかなる問題ではない」ことがわからないはずないです。
どんなにパワーを込めても、グーでパーには勝てないんですから。
だから”よくわかってない人”を騙くらかすような発言は許せないし、あの日以来ずっと彼については複雑な感情を持っています。
とはいえ彼の過去の献身がなくなるわけではないですし、感謝の気持ちも当然あります。(半年前は「そんな気持ちも消え失せた」とか言ってる可能性あり)
プレーヤーとしての評価と人間としての評価は別物だと思うので、ピッチに立ってちゃんと昇格に貢献して、あの時の発言を忘れさせてくれるほどの活躍をしてほしいですね。
No.2:長峰祐斗
なぜ残ったし。
J2の上位クラブでやれる逸材だと思っています。
左サイドを果敢に上下動する体力と走力を持っており、正確なクロスから2022年には5アシストを記録していました。
しかし昨季はその攻撃性は鳴りを潜め、アシスト数はまさかのゼロと低迷してしまいます。
というのもなぜかこの年の金沢は、4DFをほぼ一直線に並べてゆっくりパス回しを行う、うんこビルドアップ戦術を採用。
サイドバックはふんづまり(うんこだけに)ポイントになってしまうため、相手のプレスの狙い所にされ、ボールロストが増えてしまいました。
常にプレスに晒されるし、かいくぐってもどうせすぐにボールを奪われるので守備に戻らなきゃならない。
そんな謎タスクを課されながら、それでも懸命にこなしていました。
しかもこの年は独力で相手を剥がせるレオ・バイーアが加入したことで、「うんビル」の適性からベンチを温める時間も増えてしまいました。
実にもったいない1年を過ごしてしまった長峰ですが、降格の責任をかなり感じていたらしく、漢気残留をキメてくれたのはチームにとっては朗報。
今季は10アシストくらいはしてほしいものです。
ちなみに金沢のDFで、J2で長峰の5アシストを超えているのは2017年の石田崚真のみ(8アシスト)。
彼にはぜひこの記録を塗り替えて、金沢No.1サイドバックになってほしいものですね!
って降格したんだったわ塗り替えられんわ。
No.3:畑尾大翔
昨季のうんビルと自動ドアのようなディフェンスを根底から叩き直すべく、異国の地・グンマからやってきたイカしてるCB。
群馬や大宮で敵として見てきた感じだと、
フィジカルが強くて、
空中戦は無類の強さを誇っていて、
地上戦もそれなりに強くて、
セットプレーの起点にもなれて、
それでいて配球も結構安定してて、
キャプテンシーがあって、
なのになぜか上位クラブに縁がない実力派ってイメージです。
どこかのクラブキャプテンとよく似てますよね。
正直なんで個人降格してるのかさっぱりわからないのですが、間違いなく伊藤新監督の目指す新しいフットボールのキーマンになるはずです。
きっと甲府時代からの仲良しの野田紘史も楽しみにしてくれてると思います。
No.4:井上竜太
昨季第11節の磐田戦では、元オリンピック代表こと、元チャラ男こと、現社長こと、現久富アナの旦那こと大津祐樹を徹底マークして疲弊させ、負傷退場に追い込んだ粘り強いディフェンスの持ち主。
通称:大津のキャリアを終わらせた男。
うちは妹が10年以上大津のファンなのですが、西部で試合を見ながら「井上嫌い〜」と言ってたそうです。まさかそれがラストゲームになるとは。
とまぁ冗談はさておき、立正大学から金沢にやってきた彼は23試合に出場し、1ゴールを記録しました。えっ?記録を見たら0ゴールになってるって?いや、ちゃんとゴールしましたから。異論は認めません。
ルーキーながら2000分近い出場機会を得てうんビルに貢献。
最初は果敢に楔のパスをつけたり、ドリブルで持ち上がったりして、どうにか敵陣を突破しようという気概を見せてくれていました。
山本義道の加入で井上・山本のCBコンビを期待していたのですが、そこからどうやら怪我をしてしまったようで、8月以降は姿を見られなくなってしまいました。
今季のCBの序列はどうなんでしょうね?
実績でいえば畑尾・山本・庄司あたりの次に来るんじゃないかと思われますが、個人的には開幕スタメンを勝ち取ってもおかしくないくらいのポテンシャルを感じていました。
基本的に昨季のDF陣は評価が下ぶれていますからね。例のうんビ(以下略
No.5:櫻井風我
イケメン枠兼バイアーノさんのお友達枠。
典型的な女が思う方のイケメン。
(男が思う方のイケメンは井上だと思ってます)
そして昨季トップクラスに不遇の扱いを受けたひとりでもありました。
開幕戦で出場機会を得て、第4節で初スタメンを記録すると、そのまま小島からレギュラーを奪取。
ただ第8節の熊本戦で虎の子の「SB-ONO」が発動して途中交代させられるとそのままメンバー外となり、
第13節の「メンバー総とっかえ攻守にちぐはぐパ」に組み込まれ、不当に評価を落として消えていきました。
大胆なオーバーラップなど攻撃的な姿勢を見せていましたが、SHとの連携に若干の課題が見えました。
またもう少しクロスを上げきりたかったのも事実。
8試合しか出られなかった擁護点と、それでもほとんど得点のチャンスに絡めなかった点を総合すると、どういう評価が妥当なのか、ちょっと難しいところですね。
今季はJ2レベルのSBである小島がなぜか残留したので、厳しいポジション争いが待っているかもしれません。
ただ先ほど述べた石田崚真になれる素質はあると思うので、監督にはなんとか出場機会を作ってあげてほしいところです。
No.6:梶浦勇輝
バカたれFC東京帰らんかい。
レンタル延長が発表された時、FC東京サポさんがDMをくださいました。
曰く、責任感とフォアザチーム精神の塊のような選手なんだそうです。
大丈夫、昨季の彼の背中を見ていたみんなが知っていますよ。
正直開幕前までは、その前の年のすっちゃん的な存在になるのかと思ってました。上手いんだけど、フィジカル的に不足しちゃってどうしても序盤は出番に恵まれなくて、後半戦でポツポツと順応してくれればいいかなーみたいな。
なんせ藤村や大橋、小野原が務めてきたポジションですから、みんなそう思ってたでしょ?
ところがその印象は第2節の大宮戦で後半開始から出場し、我々の予想を大きく裏切ってくれました。
例の「うビ」にベンチでイライラしていたのか、積極的にボールを受けに顔を出してくれてました。
CB -SB間に降りたり、敵FWの背後のスペースに入ったり、前線に走って引き出そうとしたりと、なんとか「俺がこの状況を打開してみせる!」という気概を感じました。
この時点で私は完全に彼の才能に惚れ込んでしまいましたね。
今でこそ梶浦ファンはたくさんいると思うけど、誰よりも気づくのがはやかった自信あるから。金は1円も使ってないけど、早さだけは負けてねえから。
今季東京ヴェルディから藤枝MYFCに移籍した梶川諒太が大好きだったのですが、彼そっくりのプレーヤーだったんですよね。
それ以降、誰よりもはやく私が「カジ」と呼び始めました。誰よりも早かったから。
今ユニを買ってもミーハーになっちゃうので買いませんが、今季は無双しちゃってゴールも決めちゃって、夏にFC東京に呼び戻されてほしいと思っています。
東京のカジといえば、梶山→梶川から梶浦へと受け継がれてほしいので。
梶山陽平がカジと呼ばれてたかは知らん。
No.7:塚元大
また怪我しちゃいましたね。残念です。
プレーしてるところを見たことがないので語ることがないんですが、練習などを見たことある人から言わせれば、今季はレギュラーでもおかしくなかったみたい。
早く元気な姿を見せておくれ。おいちゃんから言えるのはそれだけよ。
No.8 大山啓輔
今季唯一納得いってない背番号。
大宮で15番空いてたんだから15番でよかったじゃん。
そして来てくれてマジでありがとうございます!(マジが死語ってマジ?)
大宮のバンディエラになり得る選手が、まさかうちに来てくれるとは。
なかなかレギュラーで試合に出ていたシーズンは多くなかった印象ですが、ボランチとしてのゲームメイクに長けている選手というイメージがあります。
ただ私がいちばん記憶に残っているのは、大前と『ジャンクSPORT』に出てたことですね笑
コロナ禍で見た目の観客を水増しするために、段ボールにユニ着せてたのが紹介されてた回です。
そして結構昔からいた気がしたんですが、まだ28歳なんですね。思ったより若い。
ちなみに私も28歳で同い年ですが、サッカーの上手さもルックスも、何もかも負けています。唯一勝てるのは名簿順くらい。
今季はボランチが少なめなので重要なピースを担ってもらうことになると思いますが、ここが足りてれば甲府時代の新井涼平のような役割を任せるのかもと思っていました。
いや、不倫するからやめといた方がいいか。
ちなみにこれを書くために調べたりしてて初めて知ったんですが、浦和とかにいた大山俊輔の弟なんですってね。ウイイレ2006とかでたまに使ってましたよ。
No.9:土信田悠生
名前読めんて。
昨季は配信中に「土信田」が読めなくて視聴者さんにコメントで教えていただきました。
そしてチャントができるまで下の名前も「ユウセイ」じゃなくて「ユウキ」だと思ってました。
今年はユウキが3人もいるのかあと思っていたんですが。
熊本時代はほとんどが途中出場で、金沢戦でも私が見た試合には7分しか出てなかったので、ぶっちゃけノーインパクトです。
昨季の金沢ホームの試合では先発だったので、その時観られてればよかったなぁ。
他の方々のツイートしかソースがないのですが、それがなかなかよさそうな感じなんで、楽しみにしている選手のひとりです。
あと顔がぺこぱのナスビの方に似てません?
それと正月に能登に来て炎上してたれんご(以下自重)
No.10:嶋田慎太郎
2022年10月2日、第40節岡山戦。
後半に途中出場してカウンターから得点を決めた彼は、ユニフォームを脱いでゴール裏の仲間に向けて「背番号10」を掲げ、こううそぶいた。
”I,ll be back.”
しかし「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、彼は戻ってこなかった。
例の「アレ」をされてしまっては、彼にボールは回ってこない。であればNo.10はピッチに必要ない。より守備に走り回れる選手をギリギリまで引っ張った方が効率がよかったのだろう。
今季、きっとあんな酷いボール回しは存在しない。2021年によくみた「嶋田さんあとはよろしくサッカー」なんてやるわけがない。
彼が最も活きる環境がようやく整った。
やはり彼にはスタメンと長袖アンダーが似合う。そして必要か怪しいレベルのヘアバンドは似合わない。
第2弾 No.11〜No.25に続く
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