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イシューからはじめよ 3週目 その5(P177-P200)

響くフレーズが多くて耳が痛い

全体を通して納得感のある、とても本質的で自分の芯に響くことがずっと書いてあり、響くフレーズが多くて耳が痛いです。改めて自分自身の思慮の浅さが嫌になってきます・・・。(まあ、それに気付けただけでも成長か)

イシューを見極め、ストーリーラインができ、それに合わせて絵コンテができた状態。あとは、その絵コンテを実際の分析にしていくステップがこの章には書いてあります。

そしてこのフレーズですよ。「このステップで何を目指すのかを再度確認しよう。僕たちがやっているのは『限られた時間で、いかに本当にバリュー(価値)のあるアウトプットを効果的に生み出すか』というゲームだ」。

そう、時間には限りがある。また時間はかければかけるほど良いというものでもないですし、生産性を最大化するためには、かけた時間に対するアウトプットの質にこだわる必要がありますからね。

よく言われることですが、生産性観点で完成度0%→60%までにかかる時間を1とすると、60%→70%にするためにかかる時間は倍の2かかる。さらに70%→80%にするためにはさらに倍の4かかる。
この場合、0→60%(かかる時間1)を再度見直し検証サイクルをもうひと回し(合計かかる時間2)することで完成度を上げる方が、結果的に高い完成度に早く辿り着くことができる可能性が上がるということです。

私の大好きな赤羽雄二さんの「速さは全てを解決する」、「高速のPDCAを回す」にも通ずるものがありますね。丁寧さに捉われすぎず、多少粗くてもいいから回転数を増やすことを、忘れず意識するようにしたいもんです。



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