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minami_creative
自分の居場所を再認識する
家族で一緒に過ごすこと
本当に素晴らしいと帰ってくるたびに思います。ずっと一緒にいると煩わしいとすら感じていた子供達の兄弟喧嘩も、それに感情が動かされる奥さんを見る自分の眼も、その光景に対し感じることも、前と違い「微笑ましさ」しかないです。
何をしてても、そこに「家族で居る」という土台がある時点で、もう幸せ以外の何物でもないです。私は家族の中では、クッションの役割であり、緩衝材になり得ることが多いかなと自分なりに感じています。
兄弟で譲れないものがぶつかる瞬間や、奥さんの子供達にこう在って欲しいと願う気持ちと現実が噛み合わない時の苛立ちを感じ取った瞬間に、スッと間に入ってそれぞれの気持ちを代弁したり、状況によっては私の行動で全然別の話題や感情へすり替えたりと、なかなかうまく立ち回ってることが多いです。
私、奥さん、長男、次男の4名が私の家族。この4人で一緒にいる空間、その場にいなくても、空間的にすぐにお互いにアクセスできる状態(家でそれぞれ過ごしている状態)、とても居心地が良くて、お互いがなんやかんやで補い合って、ちょうどいいバランスを保っています。家族あっての私ですし、私あっての家族ですね。東京と沖縄を行ったりきたり、家族と離れたり一緒に居たりを繰り返したことで、自分の居場所を再認識する機会をいただけたのかなと思います。
一緒にいれない時間は寂しいと思うけど、一緒にいれる幸せを再認識できたことは、それはそれで非常に大切な経験だなあと思います。4月からは自分の意思で、自分の選択で沖縄に帰ってきて、家族で過ごすことを決意しました。本当に清々しい気持ちで、4月が待ち遠しい思いがあると同時に、あと少しだけ家族と離れていて感じる寂しさや愛しさも、しっかりと味わっておこうと考える今日この頃なのでした。