テーマ例アップ
代官山ステキ総合研究所です
代官山を考え調べてみたい方でテーマをどうしたら良いか考え中の方の参考になればとテーマ例をいくつかアップいたします
設立当初2000年頃の代官山は代官山駅前再開発として代官山駅の建て替え、同潤会アパートメントから代官山アドレスへと古いものをそのまま使うのではなく建て替えによる新しい街づくりが活発な時期でした
日本の機運も同じで、バブル景気を引きずった新しいものが持て囃されていた時代でしたから、代官山はおしゃれで最先端のスノッブな人たちを消費する形で街を闊歩する若者が多くいました
その若者の多くが「今の現状に不満を持ち」「未来に不安を持ち」「これまでと違う新しい自分」を探していたが「渋谷でも原宿でもましてや青山、赤坂、銀座でもない何か」を探していました
そこにいる人々の意識の中に共通していたのが「他人に巻き込まれるのではなく」「個としての自分を大事にしたい」そういう意味では「街を盛り上げよう」という一体感ではなくて個人としての自分をお互いに大切にする世界を標榜していました
そういう空気感の中での「ステキ」な街、代官山
もともとの住人の意識の中には江戸時代からの「酪農」の原っぱ、大きな木々に取り囲まれた都市の中の「深い森」としての代官山のイメージが記憶に残っていて、「街」ではなく「町」もっと言えば「村」としての代官山、受け入れられるのは子供の頃に出来た「ヒルサイドテラス」までという方が多くおられます
検討して頂きたいテーマの例を少しご紹介いたします
「どこからどこまでが代官山?」
「代官山町」は駅周辺の狭いエリアですが、猿楽町にあるヒルサイドテラスを代官山じゃないと言う人はいないと思います。渋谷駅、恵比寿駅、中目黒駅に囲まれた渋谷区、目黒区にも、西郷山公園や、旧朝倉邸など代官山と言えるエリアが存在します
逆に建物名は代官山と言いながらちょっと違うだろうと言える場所もあります
その境界線を考えて真に代官山と言えるエリアを策定してみるテーマはいかがですか?
「自由が丘と代官山の違い 女神祭りと猿楽祭」
50年続く大きな女神祭りとヒルサイドテラスの猿楽祭は誰に向けてのお祭りか?
「代官山に住み続けたい街No.1の魅力を明らかにする」
2024年9月大東建託が発表した「住み続けたい街ランキング」で2年連続No.1となった代官山
ネット検索するといくつものマンションに住う芸能人がいることが分かるのだが、彼らを含め、代官山に住むことの意味を明確にし、住民目線としての代官山の良し悪し、今後も住み続けたい街でありつづけることであるのか?を明らかにしてみていただきたい
「代官山ヒルサイドテラスを設計した故 槇文彦氏は、なぜ旧山手通りに向かって開かれたショップが入るようにしたのか?」
旧山手通りを散歩して感じる明るい開放感とおしゃれな街のイメージを創ったヒルサイドテラス、高級住宅地ならば閉じた高級マンションという手もあったはずなのになぜ商店が入る作りにしたのか?
「旧山手通りを歩車分離の反対、歩車共存化のためにガードレールを外すことを唱える代官山の人々の想いと、その目指す姿」
ヒルサイドテラスや代官山蔦屋書店、デンマークやエジプト、ファリピン大使館などが面する代官山を代表するストリートの旧山手通りは電柱が無く、歩道橋も外し、歩行者優先へ向けた取り組みを進めています。道幅22mをどうしたら良いか?歩行者、自転車、自動車などモビリティとコミュニティのあるべき姿を描いてみていただきたい
これらのテーマについて調査研究をしてみたい方、学生さんのサポート・アテンドをいたします。
問い合わせ先
NPO法人代官山ステキ総合研究所 dsi@daikanyama.ne.jp tel. 050-3706-3916 「テーマ研究」担当へご連絡お待ちしています