![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87275078/rectangle_large_type_2_9c30718b85e67a0319289ac8fda56051.jpeg?width=1200)
【GISTメモ】GISTってなんだろう?素人まとめ
GISTと診断されてから、主にネットで調べた情報を基に、
自分なりにまとめてみました。
素人まとめなので信用せずに、参考程度に見てください。
なるべく簡単に書いて、その情報について個人的な感想を書いてます。
■GISTとは
消化管間質腫瘍のこと。
胃や食道、小腸、大腸等の消化管の壁にできる悪性腫瘍の一種。
よく言われるがんは「粘膜」から発生するが、
GISTは粘膜より下の層(筋肉層?)に発生する肉腫。
■肉腫とは
別名サルコーマ
全身の骨や軟部組織(筋肉、脂肪、神経など)から発生する腫瘍を
骨軟部腫瘍と言い、悪性の骨軟部腫瘍を肉腫という。
肉腫の腫瘍としての特長は、希少性(発生頻度が低い)と
多様性(組織型が多種多様)。
上皮性悪性腫瘍に比べて肉腫の発生頻度は低く、
悪性腫瘍全体に占める肉腫の割合は約1%。
希少がんの定義は
『人口10万人あたりの年間発生率(罹患率)が6例未満のもの、
数が少ないがゆえに診療・受療上の課題が他のがん種に比べて大きいもの』
→GISTは年間10万人あたり1〜2人だそうなので、希少がん。
個々の希少がんはいずれもがん全体の1%に満たないが、
すべての希少がんを合わせるとがん全体の15~22%にもなるそう。
→「希少がん」ってくくりだけでみると5人に1人ってことはそんなに
希少っぽいイメージではなくなる。
GISTに限っても、日本の人口をざっくり1億人だとすると、
年間で1000〜2000人、それが何年も重なると
個人的には結構な人数の方がいらっしゃる印象。
(途中、残念ながら亡くなられた方も一定数いらっしゃると思うけれども。)
でも、やっぱりメインどころの癌と比較すると症例も少なく様々。
これが標準です!って対応もまだまだ確立されてない感じもします。
(グリベックの服用期間だったり)
※メインどころの癌も確立なんかしていなくて
常により良い対応方法を模索しているかもしれませんが。
■GISTのリスク分類
GISTではがんでよく聞くステージⅠ〜Ⅳってのは、基本的にはないらしい。
→生命保険会社への給付申請等で、客観的な病期(ステージ)はあるらしい。
その代わり(?)に転移リスクを考慮した分類が重要視されており、
以下のように分類されている。(日本癌治療学会さんのサイト参照)
![](https://assets.st-note.com/img/1663650951874-ChG9JsjJHp.png)
上の表によると、核分裂像数が10より多い場合は
原発部位や腫瘍径にかかわらず高リスクとなるため、私は高リスク。
同じサイトにて、術後10年での再発確率も記載されていました。
きっと薬の服用やら年齢やら術後の過ごし方やら人種やら
なんやらの条件で変わると思いますし、あまり気になさらぬよう。
(自分に言い聞かせ。
主治医も核分裂像数は区分として20以上としか教えてくれなかったし…
20と50では再発率も40〜90%と振れ幅も大きく…
あ、あまり気にしないんだった。)
■アジュバント療法
私は目に見えているものは全て手術でとってくださったとの
ことですが、完全に切除しても再発することがあるらしく、
上記の通り、高リスクのためアジュバント療法として
グリベック(イマチニブ)という薬を3年間服用することが推奨されているそうです。
※「GIST診療ガイドライン(第3版)」より。
昔は1年だったと主治医からの説明あり。
→3年服用することで再発までの期間を延ばすことが報告された。
グリベックは目に見えない小さな腫瘍細胞が増えるのを抑えることが
期待されているそうです。(完全には消えない場合が殆ど!)
グリベックは分子標的薬で、変化したKIT蛋白を標的として作用するため、
分子標的薬でない抗がん剤と比べると副作用が少ないらしい。
→それでも今までに色々な副作用でしんどい思いもしましたが。
あくまで比較すると断然マシなのでしょう…
ハゲてきたのは遺伝と年齢と仕事のストレスということに
してたけど、脱毛も副作用として記載されていたなぁ…
私が今まで副作用はこちらにもまとめてます。
全然まとまってないけど。
もし、グリベック(イマチニブ)、に耐性ができたら
スニチニブ、レゴラフェニブ、新薬治験が標準治療とも考えられているようです。
→最近第4のお薬もニュースになっていましたね。
取り敢えず、薬を飲み続けて検査し続けるってことになりそうです。
頑張れ自分!頑張りすぎるな自分!!