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人間関係の「生き地獄」から抜け出す方法
「私の努力が足りなから、この地獄(症状)を味わっていると思ってました。私はこれ以上努力しなくても良いのですか?」と言う質問を、50代の元エリートっぽい男性からされて・・・。
— ダイジョウ部 (@tomtom43293008) July 12, 2020
この歳まで誰も、その方に「そのままで良いのですよ」とは言わなかったんだと感じた😌
生き地獄だったんだ。
このように、自分をどこまでも追い詰めて頑張ってしまう人は、自分の価値が「相手から必要とされること」だけで、決められると信じている。
そして、それが承認欲求などを満たすことにもなって、自分の生きがいになってしまうので、いわゆる滅私奉公の「終わり」がわからなくなってしまう。
きっと、そのような人の周りの人は、滅私奉公によって疲れた姿を見ても、「もっと頑張れ」「まだまだ足りない」とプレッシャーを与えているように感じる。
大変言いにくいが、この際 言ってしまおう。
・・・「自分の周りは敵だらけ」だと気づくことだ。
それで、全てが解決する。
敵か味方かを区別できない人は、ずるい人のカモになる。
それは、いくら血が繋がっていたとしても、だ。
兄弟でも 親などから良いように使われるのに、褒めてもらえない子がいるのは そのせいだ。
ズルい人とは、どんな手を使ってでも、相手を自分の支配下に収めて、持ってくる給料や優しさ、もしくは暇な自分を楽しませてくれるような「暇つぶし」をしてくれるカモが必要な人のことだ。
そして、カモになってしまった人は、「既存の人間関係」を信じて、近親者が自分を傷つけるはずがないと思い込み、「いつかは自分にも見返りがあるはずだ」と、自分を傷つけながら搾取をされ続けている。
このように、「既存の人間関係」を疑いもなく信じる人は、心の病になりやすいと、エーリッヒ・フロムはいう。
「既存の人間関係」に依存して搾取されるからだ。
依存しているから、「おかしい」と自分で感じても、そこから抜け出すことができない。
そして、それを知ってズルい人は、さらに安心して搾取する。
では、どうやってこの依存から抜け出せるのか?
それは、「新規の人間関係」を作ることだ。
当然だけど、その新規の相手は、あなたをカモにするような人ではなく、あなたを肯定する人だ。
こう言うと、人間関係に悩んでいる人は、「そんな人がいるのですか?」と信じられないような顔で聞いてくる。
それくらい、当たり前のことになっている。
だから、病気にもなるはずだ。
なんども言う。
人間関係に悩む人は、「既存の人間関係」に頼りすぎている。
でも、「既存の人間関係」が悪いならば、つまり、周りがあなたを搾取する人だらけならば、「それは失敗だった」と退散するしかない。
「それができない」「義務が・・」と言うが、それで命をすり減らしている人は、いっぱいいる。
「それでも続けるの?」と聞きたい。
それが決められないくらいに、自分が依存していることに、まずは気づくことだ。