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嫌われる「質問」 好かれる「質問」
あなたは質問は好きですか?苦手ですか?
私は大の苦手です。また、苦手意識があると余計に変な質問をしてしまいます。
今でも苦手だから、本の虫なのでしょうか(本で調べる)。
よく学校で授業などの後に「何か質問はありますか?」などと聞かれたものです。
中には的確な質問もあれば、誰も質問しないから「じゃぁ・・」みたいに質問する人もいました。
適応力とも関係してそう。
そのせいか「意味のない質問」をコミュニケーションのために使っている人も多いように感じました。
※意味のない質問とは、子どもなどが懐きたい人と一緒にいるために、どうでも良い質問を重ねるようなこと。
と言うことで、今回は「どんな質問が良いの?」または「悪いの?」について、私なりに考えてみようと思います。
ある方が、こんな風に言ってました。
「正しい質問を、正しい人に、正しいタイミングで聞く」
と言うことです。
これがズレていると、相手に伝わらなかったり、ピントのズレた答えが返ってくるとのこと。
でも、わかっているけど・・の人も多いと思います。
では、私はどう考えているかをお伝えします。
関係性は構築してる?
個人的に一番苦手なのは、A4レポート用紙数枚分もあるような「自分語り」をたっぷりとした最後に、「こんな私をどう思います?」と言うような質問・・・。
これって、自分語りの部分をちゃんと読んだか(聞いたか)の確認と、「どう思います?」ってすごく抽象的で適当な質問だと思います。
きっと、「よく頑張ってきましたね」とか言われたいのでしょうが、これだけ長文を読まされた後に、励ませと。。逆に励まして欲しい・・。
このような人は、反応がないと、すぐにキレてくる場合が非常に多いので、注意してます。
👉コミュニティー(居場所)を破壊してしまう人
このような人は「間違ったゴール(ルドルフ・ドライカース)」を設定している
1.注目を得ようとする(突然割り込んでくる)
2.権力争いをする(敵意をむき出しに)
3.復讐する
4.無能であることを示す(取引き)
結果👉自分の居場所を、失う・・😱
— ダイジョウ部 (@tomtom43293008) November 30, 2020
まずこのような人は、自分の対人スタイルが「間違ったゴール」を設定して、そちらに向かってないかを、確認するのが先だと思います。
つまり、居場所の作り方を考え直す必要があると言うことです。
ルドルフ・ドライカースの言葉を使うと・・
「注目を得たい(もしくは別の目的)のではないか?」
「敵意を向けたいのではないか?」
「復讐を代用しようとしてないか?」
などなど。
その上で、相手とはどう言う関係なのか、ある程度の関係構築はできているのか、相手はよそよそしくないか、嫌がってないか、などを考えてから「質問」だと思います。
これをすっ飛ばして、相手に答えを求めていることが、人間関係がうまくいかない、つまり悩みが解決しないところではないかと思う(とてもじゃないが本人には言えないけど)
答えは自分で持っている
また私は、「答えは自分で持っている」派なので、まずは自問自答を繰り返すことが大事だと思ってます。
質問をしようと思ったら、まず自分に質問をしてます。
「なぜ、この人にこう言う質問をしたいと思ったのか?」
「自分では答えは見つけられないのか?」
「簡単に検索で見つかるのではないか?」
など質問の前に繰り返してみることです。
とくに、検索で簡単に調べそうなことを質問されると、うんざりしている発信者は多いです。
最初の方でも言いましたが、質問もれっきとした「コミュニケーション」なので、最初にミスすると、一生相手にされない危険もあります。
間違っても「無料の自動販売機」のような誤解はしない方が良いです。
相手は、心を持った人間です。
また、質問でも、おもちのように練って、練って、それでも出てきた質問は、味わいがあります。
自分も練り練りしたくて、関わりたくなります。
でも、裏に意図があったり、ほとんど意味のない質問をされると、「利用された」ように感じ、逆に関係が壊れることもあります。
なぜなら、質問は、質問される人の「大切な時間」を支配することにもなるからです。
人は誰からも支配されたくないものです。
また、そのような人に一度支配を許したら、永遠に支配されたら嫌じゃないですか?
だから嫌なのです。
反応がないなら諦める
前に、ストア哲学の話をしましたが、相手から侮辱を受けた時に、どう対応するかと言う問いに対して、このように3つの方法を述べられていました。
1.ユーモアで答える
2.反応しない
3.教えてあげる
「どれも真に受けない、感情を振り回されない」と言うことが中心にありますが、私は2番の「反応しない」が自分には合っていると思って、自然にやってました。
これは、相手の支配や影響を受けないために、侮辱を受けた時だけでなく、逆に褒められた時にも使うことが大事です。
もちろん、質問に対しても同じです。
他者に支配されないように、常に自分が自分の主導権を握っているための、決まりです。
また、質問の中にも、支配したい気持ち、依存したいと言う気持ちが見えたら、「反応しない」です。
するとどうなるか?
大抵は、さらに依存や支配を高めようとし、その後に怒りや敵意が出てきます。
これが、本当の目的である場合が多いです。
そんな無茶なことの相手をしてくれる人を、探しているのです。
そのために質問をして関わってきている場合も多いです。
なぜなら、一番近づきやすい方法だからです。
そして、依存と支配から敵意、攻撃に行って、衝突、復讐、取引きなどを経て、残念な結末「居場所を失う」と言う「いつものパターン」を繰り返すことになります。
絡まれた方は、このようなことをされるとたまらないので、そのような人だと気がついたら、自然な形で関わらないようにしているから、反応がないのです。
その反応のなさにキレてしまうと、さらに質問された方は逃げていきます。
このパターンに気づかないと、人を変え、コミュニティーを変えて、このパターンをやってしまうので、自分も辛いし周りも迷惑になることがあります。
でも、本人は「質問の答えがないから、問題が解決しない」と、また質問に答えてくれる人を探していきます。
もし、このような繰り返しが嫌なら、相手の反応を見ることです。
相手が嫌そうなら、ごり押ししないこと。それだけです。
では、相手が嫌そうなことに気づくにはどうしたら良いの?
もし、相手の反応が悪かったり、周りに誰もフォローしてくれる人がいないのであれば、そのような絡みをしている可能性が高いと思います。
まず、自分や状況を客観視することから、始めましょう。
適材適所を考慮しよう
ただ、カウンセリングサービスなどのように、代金を支払うような商品があれば、そちらを利用したら良いと思います。
なぜなら、相手にも対価があるからこそ、限られた時間内の拘束は、想定内のはずだからです。
そうでないならば、人の時間を拘束できる権利など、誰にもないはずです。
そこを履き違えると、いつか本当に痛い目にあうと思います。
いかがでしょうか。
自分が大切にされたいなら、他人も大切にしないと・・と言うことですね。