
入院68日目:軽い苛立ち
週6勤務最終日の今日は、イベント出店の販売業務だった。
予報では最高気温25度だったが、朝から既に暑い。
朝早く出勤し、書類作成をしようと30分前に職場に着いたら(もちろんサービス残業)
今日一緒に組む人は3分前に職場に来たため
販売に行く前のあれこれ準備を一人でしていたら書類作成をする時間がなくなった。
朝から軽い苛立ちを感じた。
今日の販売の仕事は野外であり、またより支援が必要な利用者が多々いたり
一緒に組む人が販売に不慣れで色々サポートをしなければならず
負担は少なからずあった。
前々から薄々感じていたが、私はこの同僚を嫌いではないが、一緒に仕事をあまり組みたくない。
前施設長、新施設長の次に一緒に仕事を組む際に噛み合わないというか、気を遣う相手なのだ。
つまりそう、今日一日一緒の業務は朝だけに限らず、色々思うところがあったのだ。
暑い中野外で仕事だし
売上もいまいち伸びず
販売場所担当者の件で現地に着いてから色々あったり
保護者や利用者の言動に思うところもあった。
また定時で書類作成が終わらなかったこともあり(朝もう少し早く行けばよかったな…)
仕事後は心身疲れた。
帰宅途中、母親から明日の面会は15:30にしてほしいことや差し入れを数種類頼まれ、軽く苛立ちを感じた。
早く帰りたいが、今から母親の差し入れ分を買いに行かなければいけないことに疲れを感じた。
今日父親が面会に行ったのだから今日頼めばよかったのに。
母親の思いつきに振り回される。
誰を責めるわけにもいかず、ただ疲れる。
面会時間15:30にもため息だ。
面会は16:00までだ。
いつものように15:00面会ならば、多少ゆっくり話せるが、明日は忙しなくなってしまう。
リハビリが忙しいのは誰のせいでもないし、リハビリの日課は前日夜発表だから、この条件をのむしかない。
お母さんは1.5リットルのペットボトルに水を入れて筋トレを頑張っているらしい。
また、排便が上手くいかず、薬を処方してもらっているようだ。
お母さんも私に言わないだけで色々色々色々あるのだと思う。
そう思うと、私の内部にある軽い苛立ちは私の中で上手く昇華するしか道はない。
早く寝たい。
だけど本を読みたい。
だけどお米をとがなきゃいけない。
お風呂も洗わなきゃ。
時間がほしい。
休みがほしい。
そんなこと、誰にも言えない。