iPhone15Proレビュー!12ユーザーが乗り換えてわかった、カメラ性能や映像のクオリティの差など
私がiPhoneと出会ったのは高校1年生の頃、今から9年前のことです。その時は6sでしたが、その頃からiPhoneもといスマートフォンは大幅な進化を遂げました。
私は6s→8→12+SE3(2台持ち)と使用してきましたが、ついにProの名を冠する15proを購入しました。どのように性能が変わったのか、どんな点を凄いと感じたのか。素直な感想をお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。
外観レビュー
外観も大幅に進化をしました。同じ6.1inchでFaceID搭載の12と比較しても質感や見た目に大きな違いがあります。
USB-Cの搭載
まずなんといっても大きな点と言えば、USB-Cポートの搭載でしょう。EU政府からLightning端子取付に関して咎められたこともあり、Apple側からしてみると渋々ながらの取り付けとなりました。
これにすることでメリットとしてはケーブルを減らすことができる(旅行・出張時の荷物が減る)、安定した接続が期待できる点です。
私は副業でMac,iPadを使用するのですが、その二つは端子がUSB-Cでした。ですが、iPhoneだけLightningというのはいささか不便だなと感じていました。それが今回全ての端子が統一とのことで、ケーブルが減ったことで荷物・忘れ物のリスクが減り、とても気が楽になりました。
ただ問題点もあって、私は本業用携帯でSE3を使用しているのですが、端子違いにより2本用意しなければならない不便さもはらんでいます。よっぽどそんな人は存在しないと思うのですが、前の規格と互換性が全くなくなってしまったのは少し不便なところでもあるかなとは感じています。
ですが、特にProシリーズは3.0規格の搭載により、Macなどとの高速通信が可能になりました。AirDropでもまあまあ早かったのですが、この3.0対応になることで画像や動画の行き来が今以上に早くなって便利だなと感じました。
消音ボタンの変更→アクションボタンへ
まず大きな変更点として、画面向かって左側面にあった消音用スイッチがなくなりました。
その代わりについたのが「アクションボタン」色々な機能を持たせることができるようで、例えばカメラの起動を任せられたり、マイクの起動ボタンにできたり、はたまたは自分だけのショートカットを組めたり…と使い方はさまざまできるようです。
出来ることが増えるので、「旅行に行ったら設定変えよう!」みたいな使い方ができるのは結構便利だと思います。実際、普段は消音のスイッチとして使用しているのですが、旅行に行った際にカメラ起動用のスイッチとしてに変更してみたら案外便利でした。
日常と非日常で分けられるのはいいポイントですね。
ただ難点もあります。それは今までカチッで終わっていた消音を長押ししなければならなくなった点です。そこまで困る点ではないかもしれませんが、いざという時に数秒かかるのは難点かなとも思ってしまいました。
Dynamic Islandの搭載
これも大きなトピックスの1つですが、画面上部にDynamic Islandというものが搭載されました。これは、画面上部に再生中動画や音楽のステータスを表示出来たり、バックグラウンドで処理中のタスクの進捗状況を写したりすることのできる優れものです。
これによって画面の上の方まで動画を映すことができるなどスペースの有効活用にも役立っているようです。
しかしながら欠点もあり、これが邪魔をしてYouTubeのショート動画などが切れてしまうことがあります。少しの面積ではありますが、見たいものが見えなくなる時があるのはストレスになりそうです。
また、個人的にはあってもなくてもなという機能だったので、Offにする機能みたいなものがあると嬉しかったのかな?とも思います。
カメラが3つ+出っ張りすぎ
Proシリーズですからカメラが3つ(広角・超広角・望遠)ついていて便利なのは間違い無いんですが、なんといっても出っ張りすぎています。
薄目のカメラカバーをつけていますが、これだけ盛り上がっています。机に置くとスマホスタンドがいらないのでは?と思ってしまうレベルには傾きが出ます。
普通にカメラ破損しそうなのでカバーは必須ですね。これは買う前に気を付けておいた方が良い点だと思います。
性能レビュー
性能も大幅に進化を遂げています。分かりやすい点、言われてみれば確かにな点など、様々あるので独自視点で紹介できればと思います。
画面がぬるぬるに動く
これが日常で一番実感していることかもしれません。画面がサクサクというより、ヌルヌル動きます。リフレッシュレートという、1秒間に何回画像を映すことができるかの数値が15シリーズは旧シリーズと比較して優れていますので、これを実感することができます。
個人的には電源を入れてロックを解除してホーム画面に行くところが一番如実だなと感じています。
ただ日常利用する分にはリフレッシュレートの差が不便便利につながることは少ないので、動きの滑らかさを必要とするようなゲームや動画関係のアプリケーションをよく利用する方に直結するようなポイントかなと思います。
カメラがやっぱり良い
ここもやはり如実に感じる点だと思います。写真の撮影時もProRAWが使用可能なので、とても質の高い写真を撮影することが可能です。(ただその分データは結構重いです)
また動画もやはり質はかなり良いです。手振れ補正がかなり効いています。すごく突き詰めるとジンバルの方が綺麗に手ぶれは抑えられるのですが、ちょっとしたVlogや日常の動画撮影はこれ一つで済んでしまいそうです。
iPhoneしか買いたくない!という方には、このカメラだけでも買う価値あるよ!とお伝えしたいです。
熱くなる…
これは他の方のレビューでもよく言われることですが、かなり熱くなります。使用開始して最初の段階の充電で結構熱くなっていました。正直心配になるレベルです。
ですが現状使用には問題がないとのことですので、充電中に使うなど熱くなるような使い方を控えていきたいですね。
バッテリーはそんなに持たない?
これは完全に体感ですが、そんなにバッテリーが持たないような気がします。さすがに12よりもつことはもつのでしょうが、充電の頻度は以前とそこまで変わっていないように感じます。
熱くなることとも関係があるのかな?と感じていますが、これはシステムの関係もあると思うので、今後のシステムアップデート等に期待をしていきたいなぁと思っています。
さいごに
カメラや画面表示能力の向上など多くの改善、能力向上を感じられた反面、バッテリーや躯体の熱持ちなど思うこともいくつかありました。それらも今後アップデート等により内面的に改善されていくと嬉しいなぁと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?