#10"コロナ禍で変わった就活"
2020年の春、世界中を震撼させた新型コロナウイルスが広まり始めました。21卒の就活生は内定取り消しや面接の延期などで苦しい思いをしたことでしょう。
コロナに社会が慣れ始めて初めての就活となる22卒の就活はさまざまな変化がありました。実体験をもとにいくつか話をしていければと思います。
売り手市場は変わらない
まず就活をする中で感じたのは「売り手市場であるのは変わりないのだなぁ」という点です。確かにコロナ禍で経済が落ち込み採用を打ち切り・縮小する企業もいくつか存在しましたし、有効求人倍率も落ち込みはありました。しかしながら、小売業を中心に積極的な採用活動を行う企業も少なくなく、肌感では職種さえ選ばなければいくらでも内定獲得は可能だなと感じました。
ただ、希望の職種へ行こうとすれば競争率が上がって例年以上に苦しい戦いになることは間違いないです。私のいきたかった業界もかなり倍率が上がっていました。
就職活動のさらなる早期化
近年、経団連ルールの撤廃から就職活動の早期化がよく言われていますが、それはコロナ禍によってさらに早まったように感じました。
今までは優秀な学生を企業が囲い込むために早期就活が行われている印象でしたが、コロナ禍の情勢不安から学生が進んで早くから就活生になろうとしている現状を強く感じました。
夏のインターンがどの企業も軒並み定員オーバーでしかも即日なんてことは22卒就活では見慣れた後継となってしまいました。今までの就活では考えられないほど学生側が早期から動こうとしているのです。
ですから、これから就活される方もアンテナを高く張り周りの様子や世間を伺っておく必要があるのではないでしょうか。
これから就活をされる学生の皆様へ
コロナ禍によって学生の就職活動は大きく変容を強いられました。就活の中で苦しい日々や挫折があるかもしれませんが、アンテナを高く張ってできる限り有意義な就職活動にしていただければと思います。早期行動が夢の実現につながります!
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