#現代短歌
芸術を見る前にななチキレッドを買った(短歌四首)
上まぶたにうすもも色を 下まぶたにきみどり色を ほら さくらの目
芸術を見る前にセブンイレブンによってななチキレッドを買った
足くらい大きなマスコットカバンに付けてわたしよりずっと若いひと
傷ついたネコたちに出すお金がない 気をつけて階段を下りる
🍗🍗🍗🍗
バイトを来月でやめるため、今月のシフトが半分になり、時間にも体にも気持ちにも余裕がある。ごはんがおいしく感じられ、食欲がかな
公務員をたくさん乗せて走り出すバス(短歌四首と)
市役所の前にとまって公務員をたくさん乗せて走り出すバス
白菜をバラバラの大きさに切る ひとの話をなにも聞かない
エンゲージリングをべろの上にのせてテレビの台の角を気にする
うつ病をやめてあしたの公園でパンダにのって君を呼びたい
🚌🥬💍🐼
昨日、「わたしはわたしのことでいっぱいいっぱいなので」という言葉でコミュニケーションを強制終了してしまった。あーあ。
プライド(短歌四首)
プライド フリーターです、のあとに仕事の内容を具体的にいう
年下の社員が多めにとらされた責任くらいの大きさの月
うつ病のチワワが家にいたとしてきつくあたっちゃったらどうしよう
前髪にターボモードの風あてて何かに立ち向かうひとの真似
しっとりにした(短歌四首)
肌荒れに悩んでいる