9/23法政大学4-2立教大学
さて、この3連休は体調を崩して寝込んでいたこともあり、大幅に予定を変更となりました。
まだ全回復とは言えませんが、このまま自宅待機をしていた方が具合が悪くなるので、最終日には6大学野球を観戦に来ました。
1試合だけにはなりますが、外野席で観戦となります。
では、早速試合の感想を書いていきます。
法政大学
先発の篠木投手(木更津総合)は9回2失点の内容でした。
中1日の登板の影響があると思いましたが、そんな雰囲気を感じさせない、尻上がりに状態を上げていました。
最速149kmのストレートを武器に投げる本格派投手として、ドラフト1位候補ではないでしょうか。
個人的には中央大学の時の澤村投手をイメージしていましたが、伸び代という面では今後の課題になるのではないでしょうか。
初回から1アウト2塁のピンチを招き、2アウトからタイムリーヒット浴び、先制をされました。
3回にも先頭にヒットを打たれ、2アウト3塁のピンチを背負いましたが、ライトフライに抑えました。
その後は無失点に抑えていましたが、7回に2アウトからヒットを打たれ、次の初球をライトフェンスまで運ばれ、追加点を失いました。
配球も含めて、不用意な一打を浴びてしました。
自身の打撃で逆転した8回には最速149kmを連発して、ギアを上げました。味方のエラーでピンチを背負いましたが、セカンドゴロに抑えました。
9回は味方のエラーで先頭の出塁を許しましたが、連続空振り三振、レフトフライに抑えました。
1点を追う打線は2回に先頭の4番内海選手(御殿場西)がヒットからチャンスを作り、2アウト3塁、1塁から8番の中西祐選手(木更津総合)のタイムリーヒットで同点にしました。そこから2アウト満塁のチャンスを作り、1番の石黒選手(高岡商)はショートゴロに倒れました。
3回には2アウトから死球、ヒットとチャンスを作り、6番の藤森選手(天理)のライトへの当たりはもうひと伸び足りず、アウトになりました。
4回は2アウト2塁としましたが、4番の内海選手がセカンドフライに倒れ、追加点とはなりませんでした。
6回には先頭の5番姫木選手(日大藤沢)がヒットで出塁し、6番の藤森選手が送りバントを決めることができず、7番の篠木選手はダブルプレーとなかなか次の1点を取ることができませんでした。
7回には1アウトから9番の熊谷選手(花巻東)がヒットで出塁し、続く1番の石黒選手もヒットで繋ぎ、2番の中津選手(小松大谷)はショートフライ、3番の松下選手(桐蔭学園)がセンターフライに倒れました。
再び、1点を追うことになった8回には先頭の4番内海選手がヒットを打ち、5番姫木選手が空振り三振に倒れ、6番の藤森選手が投手強襲のヒットを打ち、7番の篠木選手が自らを助ける逆転の2点タイムリー3ベースヒットを打ち、試合をひっくり返しました。続く8番の中西祐選手がスクイズを決め、2点差に広げました。
立教大学
先発の竹中投手(大阪桐蔭)は7回1失点の内容でした。
最速141kmのストレート、スライダー、カーブ、スプリットを制球よく、テンポよく投げていた印象でした。
2回には先頭にヒットを打たれ、四球も絡み、2アウト3塁、1塁から同点のタイムリーヒットを打ちました。その後満塁として、ショートゴロに抑え、最小失点で切り抜けました。
3回には2アウトから死球、ヒットとピンチを作りましたが、ライトフライに抑えました。
4回には2アウト2塁のピンチを背負いましたが、セカンドフライに抑え、無失点で切り抜けました。
6回には先頭にヒットを許しましたが、送りバントを阻止し、ダブルプレーで切り抜けました。
7回には1アウトから連続ヒットを打たれ、ピンチを背負いましたが、ショートフライ、センターフライに抑えました。
2番手の吉野投手(仙台育英)は1回3失点の内容でした。
最速146kmのストレート、スプリットを投げる投手です。
先頭にヒットを許し、1アウトからもヒットを打たれ、1アウト2塁、1塁のピンチを招き、同じ投手に逆転の2点タイムリー3ベースを打たれました。その後もスクイズを決められました。
このスクイズが今日の試合では大きな1点となりました。
3番手の小林誠投手(日大二)は1回無失点の内容でした。
最速136kmのストレート、大きく割れるカーブが武器の左腕投手です。
しかし、先頭に四球を与えましたが、ダブルプレーで切り抜けました。
打線は初回から先頭の小林隼選手(広陵)がヒットを打ち、2番の齋藤大選手(東北)が送りバントを決め、2アウトから4番の西川選手(神戸国際大)がタイムリーヒットを打ち、先制をしました。
3回には先頭の1番小林隼選手が初回に続き、ヒットで出塁し、2番の齋藤大選手が送りバントを失敗しますが、3番の山形選手(興南)の打席時に相手のバッテリーミスの間に2塁に進み、セカンドゴロで結果的に進塁打となり、4番の西川選手がライトフライに倒れ、勝ち越すことができませんでした。
7回に2アウトから8番の戸丸選手(健大高崎)がヒットを打ち、代打の岡本豪選手(報徳学園)が初球をライトフェン直を打ち、タイムリー3ベースヒットを打ち、勝ち越しをしました。
その後逆転をされ、2点を追う9回には先頭の6番柴田選手(東明館)の当たりを相手がエラーをして出塁をしましたが、代打丸山選手(大阪桐蔭)は空振り三振に倒れ、代打菅谷選手(市立船橋)も空振り三振に倒れ、代打田中祥選手(仙台育英)はレフトフライに倒れ試合が終了しました。
試合展開も早く、それで試合が内容が濃密という、理想的な試合でした。
しかし、やはり1試合で帰るのは寂しいです。
来週は6大学野球からの神宮の試合になります。
以上