「選ばれし猛者集う地で 強く咲く大輪」
いつになったら声を出して応援ができるのだろうか?
あの満員の中で応援歌を歌って、密になって周りのファンとの交流ができるのだろうか?
あの様な野球はもう戻ってこないのだろうか?
気づけばコロナ禍になってから私は1度もプロ野球の試合に足を運んでいない。
もっぱら大学野球の方の観戦をしているのである。
なぜなのか?
私の答えは「応援歌ができてこそ野球観戦なのである」
拍手では物足りない。
チケット代の80%は応援できるために払っている金額であっても過言ではありませせん。
仕事で辛いことがあった、プライベートでも上手くいかない
そんな時に現地に行って、声を出して自分の応援しているチームがホームランを打ったりすれば、それだけで嫌なことが忘れ、野球に熱中できるのです。
そしてまた頑張ろうと勇気をもらえるのです。
あの球場に入るときの高揚感、まるでディズニーランドの入場ゲートの様なワクワク感、「今日は何が起こるのだろうか?」と試合が始まるまでの時間
そしてスタメン発表から応援歌を歌って、盛り上がってプレーボールを待つ時間
私は書いているだけでも、過去の試合のことを思い出し、熱くなります。
メジャーリーグで大谷選手が大活躍していますが、ホームラン打った後のファンの盛り上がり、第31号のホームランを打った時には少女が大喜びをしている姿はまさに2019年までの野球観戦をしていたファンの姿そのものであります。
日本の野球はいつになったら応援歌を歌って、密になってファンとコミュニケーションができる日を待ち望んでいます。
今日は題名に応援歌の一部を載せていますが、ヤクルトスワローズの村上選手を取り上げます。
私は村上選手を見たのは写真を載せていますが、プロ初スタメン初打席でホームランという衝撃から始まりました。
打席に入った時からとてもルーキーには見えませんでした笑
実は、村上選手を見たのはこれが初めてではありません。
2軍の試合を現地で行った時に、村上選手がホームランを打ったのを見たのが最初です。
間違いなくスター選手になるとその時確信しました。
最初の衝撃なホームランでのデビューですが、その後の打席は1本もヒットは出ていません。
私はその後に東京ドームで菅野投手と村上選手は対戦をしているのを現地で見ていました。
その時の菅野投手は私の記憶では村上選手に対してボール球すら使わずに3球三振だったと思います。レベルが違うという記憶だけが残っています。
そこからナゴヤドームに移り、吉見投手が先発した時は四球で出塁しているのを見た時に、「一流の投手でもすぐに対応できる能力はある」と思いました。
そして翌年、オープン戦東京ドーム巨人戦 レフトスタンドに流してホームランを打った時に、まるで2度伸びた様なそれくらい見たことない打球でした。
ユニフォームも村上選手の背番号にして、まあ今年は1軍の壁にぶつかるだろうと見守りスタイルで「私の村上くん」と思っていましたが、シーズンを通して大活躍して、いつの間にか「皆んなの村上くん」に変わっていきました笑
2021年にはオリンピックの日本代表に選出され、阪神戦のサイン盗み疑惑の時には一人で阪神ベンチに抗議に行く姿や、ピンチの場面ではピッチャーに声をかけたり、ベンチで盛り上げたりする姿を見て、もう私が応援するまでもなく、一流の選手であり、誰もが認めるスター選手になったんだなとたった4年目で感じました。
この感情は嬉しい反面なぜか寂しいという矛盾の狭間であります。
求められるレベルは3冠王というプレッシャーはあると思いますが、頑張ってほしいです。
なんかこんな感情ってありませんか?
例えば、全然名前も知らないアーティストを応援していて、いつの間にか有名になっていき、最後にはメジャーデビューをして、いつの間にか自分だけが知っていた存在がだんだんと大きくなっていき、周りに認知され、嬉しい反面寂しいとの感情
私は無名の選手を発掘し、その選手が有名になっていくサクセスストーリーを見るのが楽しいではないかと思っています。
なので、大学野球に行ったりして、この選手はプロに入ったら活躍するかなとか、そんな妄想をしているのが私にとっての野球観戦スタイルなのかもしれません。
今はヤクルトでは古賀選手を応援をしています。今年は中村選手がスタメンを外れた時や若手投手が投げる時はよくマスクをかぶる様になりました。
先週も書きましたが、あの悪夢の連敗を止めたのは原投手ではありますが、その時のキャッチャーは古賀選手なのです。
私はそこから古賀選手を注目する様になり、今年のユニフォームの背番号は古賀選手です笑
「私の古賀くん」と思えるのは後どれくらいだろうか?