11/23横浜3-1東洋大姫路

さて、本日も明治神宮大会ですが、少し寝坊をして神宮球場に着いた時には既にバックネット裏は席がなかったので、内野席に移動して第一試合を観戦します。
と思ったら外野席が開放されたので、外野席に移動します。
本日は三試合になりますので、少し体は楽だと思います。

それでは、早速第一試合の感想を書いていきます。

横浜高校
先発の奥村頼投手は7回無失点の内容でした。
背番号1の最速144kmのストレート、スライダー、チェンジアップを投げる左腕投手です。
初回に四死球が絡み、2アウト2塁、1塁のピンチを背負いますが、サードゴロに抑え、無失点で切り抜けました。
2回には1アウトから2ベースヒットを打たれ、内安打で3塁、1塁のピンチを背負いましたが、セカンドゲッツーで無失点に切り抜けました。
4回には1アウトから味方のエラーで出塁を許し、自身の牽制エラーで2塁に進まれましたが、セカンドフライ、ライトフライに抑え、無失点で切り抜けました。
先制をもらった5回には1アウトからヒットを許しましたが、ファーストライナーゲッツーに抑え、無失点で切り抜けました。
2番手の織田投手は4回1失点の内容でした。
背番号10の最速147kmのストレート、カーブを投げる投手です。
春の大会で見ていましたが、その時よりも制球力は向上しており、ストレートで勝負できる投手になっていました。
6者連続でアウトを取る圧巻の投球でした。
しかし、3イニング目の8回に先頭に2ベースヒットを打たれ、暴投で3塁に進まれ、2ストライクを取っていたに関わらず、スクイズを決められ、ランナーも残り、送りバントで1アウト2塁としてセカンドゴロで3塁に進まれましたが、ファールキャッチャーフライに打ち取り、同点のままに食い止めました。
9回にもマウンドに上がり、三者凡退に抑え、延長タイブレークに持っていきました。
3番手はまた奥村頼投手がマウンドに上がりました。
ノーアウト2塁、1塁から送りバントを決められ、3塁、2塁としたので満塁策を選択しました。外野一人を削って内野5人シフトにして、空振り三振を奪い、セカンドゴロに抑え、サヨナラのピンチを防ぎました。
2点差がついた11回にもマウンドに上がりました。ノーアウト2塁、1塁から四球を与えてしまい、満塁となりましたが、投手ゴロで1アウト、セカンドフライで2アウト、センターフライに打ち取り、試合を締め括りました。

打線は2回に1アウトから6番伊藤選手がヒットで出塁し、7番今村選手が送りバントを決めましたが、8番駒橋選手がファーストゴロに倒れ、先制することはできませんでした。
3回には先頭の9番池田選手が死球で出塁し、2アウトから盗塁を成功させましたが、3番奥村凌選手はセンターフライに倒れました。
5回には先頭の7番今村選手が内安打で出塁し、8番駒橋選手はセカンドゴロで進塁打を打ち、9番池田選手はレフト前ヒットを打ち、3塁、1塁として1番阿部葉選手が先制のタイムリーヒットを打ちました。2アウトから3番奥村凌選手が四球を選び、満塁として4番小野選手は空振り三振に倒れました。
6回以降はヒット1本に抑えられ、9回で試合が決まりませんでした。
延長10回ノーアウト2塁、1塁から8番駒橋選手は送りバントを決め、9番池田選手はレフトフライに倒れ、犠牲フライにはできず、1番阿部葉選手は申告敬遠で歩かされ、満塁で2番為永選手はファーストフライに倒れ、勝ち越すことはできませんでした。
11回にノーアウト2塁、1塁から3番奥村凌選手が送りバントを決め、4番小野選手はショートゴロでホーム生還でき、勝ち越し点を上げました。続く5番奥村頼投手がタイムリーヒットを打ち、追加点を取りました。
この2点を守り切り、勝利を収めました。

東洋大姫路
先発の阪下投手は11回3失点の内容でした。
昨日に続き連投になります。
背番号1の最速143kmのストレート、スライダー、スプリット、チェンジアップを投げる投手です。
2回に1アウトからヒットで送りバントを決められ、得点圏を背負いましたが、ファーストゴロに抑え、無失点で切り抜けました。
3回は2アウト2塁のピンチを背負いましたが、センターフライに抑えました。
5回には先頭にヒットを許し、1アウト2塁のピンチを背負いヒットを打たれ、3塁、1塁としてタイムリーヒットを打たれ、先制を許しました。その後2アウトから四球で満塁としましたが、空振り三振に抑え、1点に止めました。
6回以降はヒット1本に抑えたことにより、8回に味方の打線が同点に追いついてもらいました。
9回には三者凡退に抑え、サヨナラを呼び込める形に試合を作りました。
しかし、味方が得点することができなかったため、延長タイブレークになり、10回もマウンドに上がることになりました。
ノーアウト2塁、1塁から送りバントを決められ、3塁、2塁から浅いレフトフライに抑え2アウトにして、申告敬遠で満塁としてファーストフライに抑える好投を見せ、
11回にもマウンドに上がり、ノーアウト2塁、1塁から送りバントを決められ、3塁、2塁としてショートゴロに抑えましたが、ホームは間に合わず勝ち越しをされました。2アウトからタイムリーヒットを打たれ、追加点を取られました。

打線は初回に四死球が2つ出ましたが、6番高畑選手がサードゴロに倒れ、得点することはできませんでした。
2回には1アウトから7番渡邊裕選手が2ベースヒットを打ち、8番川口選手がファーストへの内安打を打ち、3塁、1塁から9番阪下投手はセカンドゴロゲッツーとなり、無得点に終わりました。
4回には1アウトから5番高畑選手のサードゴロが相手のエラーとなり、牽制エラーで2塁に進みましたが、後続が打てず、無得点に終わりました。
1点を追う5回には1アウトから9番阪下投手がヒットで出塁しましたが、1番渡邊拓選手がファーストライナーゲッツーに倒れ、同点に追いつくことはできませんでした。
8回には先頭の代打白鳥選手が2ベースヒットを打ち、9番阪下投手の打席で相手のバッテリーエラーで3塁に進み、スクイズが決まり同点に追いつきました。阪下投手もランナーとして残り、1番渡邊拓選手が送りバントを決め、2番伏見選手はセカンドゴロでランナーは3塁に進み、3番見村選手はファールキャッチャーフライに倒れ、勝ち越すことはできませんでした。
延長10回にはノーアウト2塁、1塁から7番渡邊裕選手が送りバントを決め、代打諸戸選手は申告敬遠で満塁として、9番阪下投手は空振り三振に倒れ、1番渡邊拓選手はセカンドゴロに倒れ、サヨナラにはなりませんでした。
2点を追う11回にノーアウト2塁、1塁から2番伏見選手は四球を選び、満塁として3番見村選手は投手ゴロで1アウト、4番木村選手はセカンドフライ、5番高畑選手はセンターフライに倒れ、敗戦となりました。

秋の時点で横浜と東洋大姫路の完成度には驚かされました。
ここまでの熱戦を秋に見られるとは思いませんでしたし、横浜の内野5人シフトは勝利への執着を感じました。

残り2試合も最後まで分からない展開を期待しています。
以上