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6/8茨城日産6-4茨城トヨペット

さて、今日は5時過ぎに起きてから、電車、新幹線、バスを使い、約2時間30分ほどをかけて群馬県の太田市運動公園野球場で都市対抗二次 北関東の予選の2試合を観戦にきました。
ついに日帰り遠征という形でアマチュア野球を観戦することで新たな領域に突入したのではないでしょうか。
流石に1試合では行かないので、今後も2試合以上の日程が組める場合は検討をしていきたいと思います。

早速、第一試合の感想を書いていきます。

茨城日産
先発の長谷川投手(平成国際大)は3回1/3を投げ自責点1点でした。
最速136kmのストレート、カーブを操る左腕投手です。
初回は1アウト2塁を迎えましたが、3番、4番を抑えました。
2回も四死球が絡み、1アウト満塁のピンチを招きますが、セカンドゲッツーに打ち取り、切り抜けました。
4回に先頭にヒットを打たれ、その後送りバントで得点圏に進まれた後に交代をしました。
2番手の大西投手(関東学院大)は2球目にパスボールでランナーを3塁に進ませ、その後四球を与えてしまい、味方のフィルダースチョイスで先制を許してしまいました。その後も高めに浮いたボールを痛打され、痛恨の3失点を1イニングで失点をしてしまいました。
次の回からもマウンドに上がり、結果的に2回2/3を投げ3失点でした。
3番手の濱崎投手(仙台大)は2回無失点の内容でした。
味方の打線が逆転した次のイニングも三者凡退に抑えたのは非常に良かったです。
4番手の高木投手(東海大札幌キャンパス)は1回無失点の内容でした。
9回の1イニングを抑えるのはプロでも難しいですが、しっかりと無失点に抑えたことは素晴らしかったです。

打線は初回に1番の石毛選手(筑波大)がヒットで出塁し、ランナーを3塁まで進めましたが、4番の青木選手(東日本国際大)がファールフライとなり先制とはなりませんでした。
3点を追いかける、5回には先頭の7番寺元選手(専修大)がヒットで出塁し、その後2アウト2塁、1塁して、2番の佐々木選手(立正大)が投手ゴロに打ち取られました。
その後はチャンスすら作ることができませんでしたが、8回に先頭の1番石毛選手がヒットで出塁し、2番の佐々木選手(立正大)が四球を選び、3番の藤江選手(明治大)がヒットで繋ぎ、ノーアウト満塁から4番の青木選手の時にボークがあり、1点を返しました。5番の川﨑選手(星槎道都大)が死球となり、6番の細井選手(八戸学院大)は押し出しとなり2点返しました。なおも満塁から7番の寺元選手も押し出しの四球で1点差、8番の田中選手(麗澤大)がセーフティスクイズを決め、同点に追いつき、9番の佐藤選手(中央大)がスクイズを見せ、ボールカウントを増やして、なんとそこからスクイズをして、相手のエラーが絡み、ついに勝ち越しをしました。まだまだ攻撃が続き、1番の石毛選手がタイムリーヒットで一挙6点を入れました。

茨城トヨペット
先発の髙﨑投手(國學院大)は7回0/3を投げ自責点3点でした。
最速142kmのストレート、スライダー、カーブ、スプリットとコントロール、テンポ良く投げていました。
こういう投手が社会人野球では必要とされるお手本の投手です。
初回から2アウト3塁のピンチを招きましたが、4番をファールフライに抑えました。
2回も1アウト2塁のピンチを招きましたが、2者連続三振で切り抜けました。
先制をもらった5回には先頭打者の出塁を許しましたが、ホームには返さず、無失点で切り抜けました。
その後は完璧な投球をしていましたが、8回にノーアウト満塁のピンチを作った時に降板をしました。
2番手の小野投手(専修大)は最大のピンチの場面で登板をし、1/3を投げ3失点でした。
最速140kmのストレートとカーブを投げる左腕投手ですが、ボーク、四死球を与えるなど、一人相撲となり、降板となりました。
ノーアウト満塁からの場面でしたが、1アウトを取っただけの結果となりました。
3番手の鈴木重投手(日本大)は1アウト満塁からの登板となりましたが、初球スクイズを決められ、同点に追いつかれました。その後もスクイズで攻められ、同点、タイムリーを打たれ、勝ち越しをされ、降板となりました。
4番手の中島投手(日本大)は1回2/3を投げ無失点の内容でした。
147kmのストレート、カーブを投げる左腕投手です。
噂では聞いていましたが、まさか昨日投げていたので、今日見られるとは思いませんでした。
今年ドラフトでの左腕の中でもトップクラスの投手で間違いないです。

打線は初回に1番の近藤選手(中央大)がヒットで出塁し、2番の山田選手(星槎道都大)が送りバントを決めましたが、その後が続かず無得点でした。
2回は先頭の5番高嵜選手(国際武道大)が死球、6番の武藤選手(関東学園大)がヒットで繋ぎ、7番の峯尾選手(國學院大)が送りバントを決め、その後1アウト満塁から9番の斎藤選手(東洋大)がゲッツーを打ってしまい、先制をすることができませんでした。
4回に先頭の4番宮里選手(立正大)がヒットで出塁し、5番の高嵜選手が送りバントを決め、その後1アウト3塁、1塁から7番の峯尾選手がセカンドゴロを打ち、フィルダースチョイスで先制をしました。2アウトから9番斎藤選手が値千金の2点タイムリー2ベースヒットを打ちました。
その後も攻撃の手を緩めることなく、6回にも1アウトから6番の武藤選手が2ベースヒット、2アウトから8番の比留間選手(立正大)がタイムリーヒットを打ちました。
守備では8回にサード、レフトが衝突をしてしまい、レフトを守っていた比留間選手が起き上がることができずに担架で運ばれてしまいました。しかし、その後プレーを続けることができたので一安心です。
しかし、その後満塁からスクイズなどの小技に翻弄され同点に追いつかれ、勝ち越しをされ、結果的にバッテリーごと交代となりました。

茨城トヨペットが7回までは試合を優位に進めていましたが、勝利へのプレッシャーなのか、投手陣がストライクが入らなくなり、それが周りに伝播してしまい、エラーという形となり、逆転負けとなってしまいました。
これが都市対抗、これが一発勝負の怖さです。

私は初めて太田野球場に足を運んだのですが、終盤で内野席が埋まり、立ち見の人までいます。第二試合が第一代表決定戦なので、注目度が高い試合なのだと思われます。

引き続き、お昼ご飯を食べながら次の試合開始まで待ちたいと思います。
以上

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