10/14法政大学2-4早稲田大学
第一試合に引き続き、第二試合も同じ席で観戦をしていました。
この時間帯はCSの横浜対広島がありましたので、速報は追いつつ、この試合を観戦していました。
最後の最後まで分からなかった試合展開でした。
では、早速試合の感想を書いていきます。
法政大学
先発の吉鶴投手(木更津総合)は7回途中4失点という内容でした。
ここまで無失点で好投していた投手でしたが、途中まで完封ペースで進んでいましたが、魔の7回に捕まり、逆転を許してしまいました。
左腕から繰り出す最速145kmを超えるストレートはなかなか早稲田打線が中盤までとらえることができなかったので、ボール自体は悪くなかったと思います。
篠木投手(木更津総合)が投げられない中で、第一試合を任された中の投球においては素晴らしい内容だったと思います。
2番手の塙投手(常総学院)は1回2/3を無失点というう内容でした。
しかし、先頭打者に死球を与え、勝ち越しを許したのはもったいなかったです。
4年生ということもあり、今後は野球を続けるのかは分かりませんが、もし社会人野球に進むのであれば応援したいと思います。
打線は今泉選手(中京大中京)のタイムリーで先制、中津選手(小松大谷)のタイムリーで追加点と法政ペースで進んでいきましたが、ヒット8本ながらもさらなる追加点を取ることができませんでした。
その要因は4番の内海選手(横浜)の不振が大きいと思っています。
ここまで1割の打率で4番ということもあり、大量得点ができるチャンスで凡退ということが、法政大学がヒットを積み重ねても得点に結びつかないのではないかと思いました。
前後の打者が打っているだけに内海選手の打撃が目に余ってきます。
明日はチャンスで打ってほしいと思います。
早稲田大学
先発の加藤投手(下妻一)は7回2失点という内容でした。
140kmに満たないストレートですが、伸びのあるボールで、変化球をコーナーに投げ分けながら打ち取っていました。
私は何度も加藤投手は見てきていますが、試合は毎回作っていますが、ドラフトという目線では難しい印象です。
しかし、今年阪神に現役トレードで移籍し大活躍をした大竹投手も早稲田の時は140kmストレートは投げていませんでしたので、もう少し体づくりをすれば、常時140kmを超えるストレートを加藤投手は投げられるのではないかと思います。
育成でもOKであれば取る球団はあるのではないかと思います。
早稲田のエースというだけでも素晴らしいです。
2番手の香西投手(九州国際大付)は1回を投げ、無失点の内容でした。
まだ1年生ですが、高校時代は日本代表には選出されていましたので、実力はある投手であることは間違いないです。
これからも楽しみな存在です。
3番手の齋藤投手(佐倉)は1回を投げ、無失点の内容でした。
先頭打者に死球を与え、もしかすればと思いましたが、その後ゲッツーで抑え、次の打者を抑え、試合を締め括りました。
打線は7回に一挙4得点を取り逆転勝利を収めました。
3番の熊田選手(東邦)が繋ぎ、4番の印出選手(中京大中京)がタイムリー、6番の中村選手(鳥栖)がタイムリーで同点と、四死球を絡めながら逆転に成功しました。
ヒットは5本でしたので、この回で4本なので、7回の集中打で勝利を収めたのは素晴らしいです。
第一試合の明治大学も同じ展開でしたし、やはり投手力がいいので、こういった集中打で得点を挙げるのが大学野球の試合展開なのかなと思います。
さて、第二試合もドラフト候補の選手が多数出場していました。
法政大学
今泉選手はショートを守る選手ですが、今年の大学生の二遊間の候補が少ないので、全然使命はあるのではないかと思います。
私の予想は仙台大学の辻本選手(北海)が取れなく、即戦力の二遊間がほしい場合は今泉選手の選択肢は有りだと思います。
早稲田大学
加藤投手は前述にも書きましたが、縛りなく、育成でもOKなら指名はあると思います。
熊田選手は昨年の2位で指名された村松選手の事例がありますので、もしかすれば上位でも指名はあるかと思います。
私は1年生から見ていますが、段々と長打が打てるようになっていますので、成長はしている選手であることは間違いないです。
明日も観戦予定ですので、まだ投げていないドラフト候補を見ることができれば最高です。
明治大学 石原投手(広陵)、法政大学 尾崎投手(滋賀学園)は見たいです。
以上