5/15立教大学4-11慶應義塾大学
2試合目は優勝争いのカードでした。
午後からでも気温は26度と半袖でも暑いくらいでした。
注目ポイント
①どちらも打線が強力であるため、投手力が試される。2番手以降がしっかりと抑えることが重要
②4番対決 正木選手(慶應義塾)VS山田選手(大阪桐蔭)
試合内容
慶應義塾大学が1回に3点、2回に3点取り、その時点で試合がほぼ決まりました。
色々と感じたこともありますが、それは具体的な考察以降で述べます。
具体的な考察
立教大学
先発は池田投手(智弁和歌山)が2回6失点で降板という大誤算
2番手以降も失点を重ねてしまい、結果的には11失点
その中でも私が惹かれたのは、8回から登板した荘司投手(新潟明訓)です。
1球1球投げるたびに雄叫びが2階席に座っていた私にまで聞こえてきました。
最速151kをマークしており、まだ3年生ということもあり、エースとしての風格が出そうな雰囲気がしました。
ホームランは打たれましたが、敗戦処理の状況でも自分の今持っているものを出し切ったことが味方に伝播たのではないかと思っています。
何故なら、荘司投手の投げたイニングの後に9回に2得点挙げたからである。
これはエースに求められる条件でもあると思っています。
自分のマウンドでの振る舞いが味方に伝播するのであります。
打線は7回、8回、9回に得点を重ねた
投手が2回で6失点したこともあり、私が見ている限り中盤は少し集中力が切れていた印象を受けました。(エラー、淡白な攻撃)
しかし、7回の攻撃からは例え負けても自分たちの野球をするという気概が見えました。
明日はやり返して欲しいです。
特に山田選手❗️
ノーヒットだったので、ホームランを期待しています。
私は現地には行けませんが、必ずやってくれると信じています。
慶應義塾
先発は森田投手7回1失点の内容でした。
打線が2回に6得点を挙げたこともあり、楽に投げていた印象です。
2番手の生井投手(慶應義塾)に一言
右打者へのクロスファイヤーを投げることができる強きな投手だと思います。
しかし、リリースポイントや投げる角度がうまくマッチしないと、シュート回転をしたり、クロスファイヤーが死球になってしまうことが多い印象です。
独特なフォームだからこそ、山田選手の時に投げて見逃し三振を奪ったクロスファイヤーの時の指のかかり方、フォームがマッチすれば打たれることはないと思います。
※これは個人的な感想です。
打線は11得点とお見事です。
福井捕手(大阪桐蔭)の3ランホームランはまさに西武ライオンズの森選手のようなバッティングに見えました。
ドラフト上位候補❗️
相手のミスにつけ込み、得点を重ねる野球はシンプルに強かったです。
私の注目していた正木選手は9回にようやくヒットを打ちました。
私の個人的な思い
今日の試合は2回が終わって6-0で大学野球ではほぼ逆転が不可能な試合展開だと思います。
見ているファンも4回くらいから試合を見ているより、スマホをいじっている人も多かったです。
私はスコアブックをつけているので、常に1球1球見ていますが、敗戦の確率が高い時に自分ならどうするのかを考えていました。
大差で負けている時にマウンドに上がった時は、ここで無失点で抑えてアピールをするかな〜とか、代打とかなら積極的にバットを出す、ベンチにいる時は声を出すかな〜とか考えていました。
仕事でも業績が悪い時の会社の雰囲気ってこんな感じだったな〜とか、仕事でミスが立て続けに起こった時に落ち込んだな〜とかを思い出しました。
そして、7回からの立教大学の攻撃で、もう一回自分たちの野球をすると決めたのかどうかは知りませんが、その熱意が9回のチャンスの時にファンからの拍手があった時に胸が熱くなりました。
それがどうして3回からできなかったのかとかは思いますが、それは選手たちが気づいていると思います。
私は、野球観戦をするときは仕事の状況とリンクしながら観戦することを心がけています。
例え、投手が四球が続いて降板したり、守備の時にエラーしたりしても野次ることはありません。
誰でもミスをしたくてやっている人はいません。
それが起こった時に次どうすれば無くせるのか、今日の課題をどう克服していくのかは仕事をしている人も同じです。
なので、私は今日の出来事を選手が次どういう風に乗り越えていくのか、課題に対してどう立ち向かったのか、その成果を現地で見ることにしています。
その一面だけを切り取るのではなく、それはあくまで過程であり、その過程に対しては見守っていこうと決めています。
そんなことを試合中やnoteで書いているときに思いました。