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7/20JR東日本5-6×西濃運輸

さて、本日の第三試合はチーム券が両チーム完売をしており、私は運良く手に入れましたが、それまでに長時間待たせられるという状況でした。
それだけ注目度が高い試合だということが言えます。

では、本日最後の試合の感想を書いていきます。

JR東日本
先発の西田投手(大阪体育大浪商高)は6回無失点の内容でした。
最速は146kmのストレートだけではなく、変化球をうまく使いながら打者を打ち取っている印象でした。
吉田投手に負けず劣らず、4回までヒット4本ながらもしっかりスコアボードに0を刻んでいました。
ストライクを先行していることもあり、守りのリズムが良く、ライナーが守備位置に飛んでアウトになるシーンが目立っていました。
6回に先頭をヒットで許すと2アウト3塁のピンチを招きますが、センターフライに抑えました。
2番手の尾﨑投手(セガサミー補 法政大)は0/3を投げ2失点の内容でした。
昨年のドラフト候補で秋のリーグの不調でドラフトで指名漏れをして社会人に進んだ投手です。
最速146mのストレートの本格派の左腕投手です。
しかし、ピッチクロック違反からの四球が影響したのか、その後も四球、自身の送球エラーで1失点をして降板をしました。
3番手の西居投手(中部学院大)は4回1/3を投げ、4失点でサヨナラの敗戦投手となってしまいました。
絶体絶命のノーアウト3塁、2塁から登板をして、見逃し三振に抑え、犠牲フライで同点にはなりましたが、同点で踏みとどまりました。
さすが経験豊富な投手です。
回跨ぎの8回に先頭にヒットを許していましたが、ビデオ判定で判定が変わりアウトになりました。
9回には1アウト2塁、1塁のサヨナラのピンチを背負いましたが、ゲッツーに抑え、タイブレークに持ち込みました。
10回に味方が得点することができない中で、先頭を送りバントを阻止して、1アウト2塁、1塁としてダブルプレーで切り抜けました。
11回に3点の援護をもらいましたが、まさかの初球に2点タイムリー2ベースを打たれ、1点差になりました。その後もヒット、四球でノーアウト満塁のピンチを招き、空振り三振で1アウトは取りましたが、そこからタイムリーを打たれ同点、そこからヒットを打たれ、最後押し出しのサヨナラ四球で試合が終了しました。

打線は5回にようやく6番の渡辺選手(専修大)が2ベースヒットで今日チーム初ヒットを打ち、7番の海崎選手(法政大)がセカンドへの内安打でチャンスを拡大し、8番の篠田選手(羽黒高)が犠牲フライを打ち先制をしました。
7回には1アウトから佐藤選手(立教大)がヒットで出塁し、7番の渡辺選手が2ベースヒットを打ち、チャンスを拡大し、7番の海崎選手が犠牲フライを打ち、追加点を取りました。
タイブレークの10回に代打金子選手(白鴎大)が送りバントを失敗し、1番の杉崎選手(東海大)がダブルプレーとなりました。
相手も同じ様な展開で0点に終わったことで11回が回ってきました。2番の辻野選手(Honda補 白鴎大)の相手の送球エラーで1点を勝ち越しました。その後もノーアウト3塁、2塁から3番の山内選手(専修大)はライト前にタイムリーヒットで追加点、4番の高橋選手(中央大)はサードへの内安打で追加点を取りました。
3点差を広げたことで、勝利へ向けては十二分な得点だと思っていましたが、現実は甘くありませんでした。

西濃運輸
先発の吉田投手(伊万里農林高)は7回2失点の内容でした。
今年のドラフト候補の社会人ではNo1投手であり、私はU-23のENEOSとの練習試合でブルペンの投球を見た時にはドラフト1位だなと思いました。
最速146kmのストレートだけではなく、スライダー、カーブ、チェンジアップと完成度が非常に高かったです。
カブスの今永投手を彷彿とさせます。
4回まで、JR東日本打線をヒット0と完璧な投球でした。
しかし、5回に先頭に2ベースヒットを打たれ、内安打でノーアウト3塁、1塁から犠牲フライを打たれ、先制を許してしまいました。
7回には100球を超えても投げ続け、犠牲フライを打たれましたが、ピンチの場面で最後は見逃し三振で切り抜けました。
結果的に敗戦投手になっても評価は変わりません。
2番手の喜久川投手(JR東海補 関東学院大)は4回3失点の内容でした。
吉田投手の後の左腕投手が続いてどうなるかと思いましたが、31歳のベテラン左腕らしい投球を見せてくれました。
タイブレークでも登板をして、送りバントを阻止して、1アウト2塁、1塁からダブルプレーに抑え、無失点で切り抜けました。
11回もマウンドに上がり、送りバントをさせない投球で2ストライクからファーストゴロの難しい当たりが守備の乱れがあり、1点を勝ち越されました。
その後降板をしました。
3番手の山下投手(常葉大浜松キャンパス)は1回無失点の内容でした。
ノーアウト3塁、2塁から登板をして、タイムリーヒットを打たれました。その後も失点はしましたが、3点でなんとか食い止めました。
こちらは食い止めたという表現になります。

打線は吉田選手のノーヒットピッチングに応えたいところですが、盗塁アウト、盗塁時に転倒しアウト、ヒットで2塁に進もうとしてアウト、セカンドライナーゲッツーとチグハグな攻撃が続いていました。
1点を追う6回に先頭の9番北野選手(福岡大)がセカンドへの内安打で出塁し、1番の山﨑選手(JR東海補 中部学院大)が送りバントを決め、2番の三村選手(JR東海補 東海学園大)のライトフライでランナー3塁に進み、2アウト3塁で3番の野﨑選手(久留米工業大)はセンターフライに倒れ、同点に追いつくことができませんでした。
2点差となった7回に先頭の4番の小中選手(西南学院大)、5番の原田選手(福岡大)が四球で出塁し、6番の修行選手(大阪商業大)の送りバントを相手の投手が送球エラーをして1点を入れました。なおもノーアウト3塁、2塁から7番の城野選手(中部大)は見逃し三振に倒れましたが、代打福山選手(京都産業大)の犠牲フライで同点に追いつきました。
8回には先頭の山﨑選手がショートへの内安打で出塁したと思いましたが、ビデオ判定でアウトになりました。
9回には先頭の4番小中選手がヒットで出塁し、5番の原田選手が送りバントを決め、6番の修行選手は申告敬遠で歩き、7番の城野選手が投手ゴロゲッツーとなりタイブレークに持ち込みました。
10回に8番の途中出場の渡邊選手(愛知学院大)も送りバントを失敗して、9番の北野選手(福岡大)がダブルプレーでサヨナラのチャンスを潰してしまいました。
3点を追う11回に1番の山﨑選手が初球を捉え、2点タイムリー2ベースを打ちました。2番の三村選手もヒットで繋ぎ、3番の野﨑選手が四球となり、ノーアウト満塁から4番の小中選手は空振り三振に倒れ、5番の原田選手はタイムリーヒットで同点となり、代打河田選手(名城大)は押し出しの四球を選び、劇的なサヨナラ勝利を収めました。

タイブレークになったことで同時に神宮に行くことは諦めましたのでこのまま家に帰ります。
タイブレークの難しさ、ピッチクロックの対応など、野球をアップデートしていく必要がありそうです。

明日も朝から3試合の観戦の予定です。
以上



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