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11/9早稲田大学1-9慶應義塾大学

さて、先週は身内の不幸があり、実家に帰省したこともありましたので、2週間ぶりの現地観戦になります。プロ野球では横浜が日本一になり、完全にプロ野球はオフシーズン、FAなどのストーブリーグが開幕しています。
しかし、大学野球では6大学野球の早慶戦、東都リーグ入れ替え戦、高校、大学の明治神宮大会がありますので、寒い中ですが、体調には気をつけて観戦したいと思います。

今日は早慶戦の1試合のみになります。
では、早速試合の感想を書いていきます。

早稲田大学
先発の伊藤投手(仙台育英)は7回5失点の内容です。
最速は140kmでしたが、スライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップと制球、テンポ良くいつも通りに投げていた印象です。
初回から2ベースヒットを打たれ、1アウト3塁のピンチを背負い、ファーストゴロの間にホームに帰られ、先制を許しました。
4回には2アウト2塁、1塁からタイムリー2ベースヒットを打たれ、2点差に広げられました。死球からのタイムリーヒットと伊藤投手のレベルが高いからこそ言いますが、この死球は痛かったです。
6回にはソロホームランを打たれ、勝てば優勝という大事な一戦でしたが、慶應側の勢いに押されました。
7回には2アウトからヒットの後にホームランを打たれました。
球速が全てではありませんが、この球威が疲労が要因なのか11月ということで球速が落ちているのかは分かりませんが、1回の投球では不安があったことが的中しました。
2番手の越井投手(木更津総合)は1回4失点の内容でした。
最速139kmのストレート、スライダー、チェンジアップ、カーブを投げる投手です。
いきなり先頭にヒットを打たれ、その後もヒットを打たれ、内安打でノーアウト満塁のピンチを背負い、ホーム送球アウトで1アウト、セカンドフライで2アウトとしましたが、味方の後逸があり一挙4失点となりました。

1点を追う打線は4回に先頭の3番吉納選手(東邦)が四球を選び、4番印出選手(中京大中京)はショートのファインプレーでアウトになりますが、2塁に進め、5番前田選手(大阪桐蔭)、6番小澤選手(健大高崎)が倒れ、同点に追いつくことができませんでした。
その後もヒットは打てず、5点差になったことで相手投手からは今日の内容では得点することが難しかったです。
それでも8回に2アウトから代打中村敢選手(筑陽学園)が2ベースヒットを打ち、1番尾瀬選手(帝京)が四球を選びましたが、2番山縣選手(早大学院)がショートゴロに倒れ、無得点に終わりました。
9点差になった9回は先頭の3番吉納選手はファーストゴロ、4番印出選手は2ベースヒットを打ち、5番前田選手はライトフライ、6番小澤選手は意地のタイムリーヒットで完封は阻止した形になりました。

慶應義塾大学
先発の渡辺和投手(高松商業)は9回1失点の内容でした。
最速145kmのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる左腕投手です。
先制をしてもらった2回には三者凡退としっかり試合を作ることができていました。
4回には先頭に四球を与え、1アウト2塁として、ファーストゴロで2アウト3塁となりましたが、セカンドフライに抑え、無失点で切り抜けました。
追加点をもらった5回も三者凡退と首位の早稲田相手に1安打と完璧な投球内容でした。
5点をもらった8回には、2アウトから2ベースヒットを打たれましたが、四球を出し2塁、1塁としましたが、ショートゴロに抑え、無失点で切り抜けました。
9回にもマウンドに上がり、1アウトから2ベースヒットを打たれ、2アウトからタイムリーヒットで完封は無くなりました。
それでも、2年生で早慶戦の第一試合のマウンドに上がり完投勝利と最高のピッチングを見せてくれました。

打線は初回に先頭の水鳥選手(慶應)が2ベースヒットを打ち、2番林選手(報徳学園)が結果的に進塁打を打ち、3番吉野選手(慶應)がファーストゴロの間に1点を入れました。
4回には1アウトから4番清原選手(慶應)がヒットで出塁し、2アウトから6番横地選手(慶應)が死球となり、2アウト2塁、1塁から7番本間選手(慶應)がタイムリー2ベースを打ち、キャプテンの意地の一打で追加点を取りました。
6回には1アウトから清原選手のソロホームランで追加点を取りました。
7回には2アウトから9番渡辺和投手がヒットで出塁し、1番水鳥選手が2ランホームランでダメ押し点を取り、試合を決定づけました。
8回には先頭の3番吉野選手(慶應)がヒットを打ち、続く、4番清原選手が4安打目を打ち、5番途中出場の佐藤選手(慶應)が内安打で出塁し、ノーアウト満塁としましたが、2アウトとなり、8番渡辺憩選手が相手の外野の後逸があり、結果的にランニングホームランとなり、早稲田相手に9得点を取りました。

最近は慶應の野球部を密着したYoutubeを見ていましたので、慶應の野球部の人の早慶戦の思いというものが伝わってきたので、この試合を見ていて、選手のプレーがいつも見ている感じとは違いました。
春季リーグでは早稲田に2試合で20失点で3得点と大敗していたので、リベンジの1試合となりました。
この試合で満足することなく明日の勝利を期待しています。

早稲田は大事な一戦を大敗してしまいました。明日の勝利が優勝の必須条件になりました。プロに指名された山縣選手、吉納選手はこの試合では活躍することはできませんでした。
最後は勝利をして、明治神宮大会での活躍を期待しています。

明日も引き続き、早慶戦を観戦します。
以上

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