9/28明治大学3-3慶應義塾大学
さて、9月も終わろうとしているのに、まだ日焼けを気にしないといけない異常気象です。しかも今週末は雨の予報でしたので雨具まで持って行っているのにも関わらず日焼け止めを塗るという結果です。
それでも、雨の中の観戦は嫌ですので、外野席で引き続き観戦をします。
それでは早速、第二試合の感想を書いていきます。
明治大学
先発の髙須投手(静岡)は5回2失点の内容でした。
最速151kmのストレート、スライダー、カーブ、スプリットと本格派投手に成長したと思います。
来年のドラフト1位候補です。
初回から150kmを超えるストレートを出して、4回までヒット1本と完璧な投球を見せてくれました。
5回には先頭にヒットを打たれ、まさかのポール直撃の2ランホームランを打たれ、同点に追いつかれました。
この回で降板はしましたが、あの一球だけで他は投球内容は問題なかったです。
2番手の藤江投手(大阪桐蔭)は2/3を投げ無失点の内容でした。
最速143kmストレートを投げる左腕投手です。
しかし、いきなりの四球は勿体無いです。1アウト2塁のピンチからサードファールフライに抑え、降板をしました。
3番手の山田投手(札幌第一)は1/3を投げ無失点の内容でした。
火消しのサイドハンドの投手です。
2アウト2塁のピンチから登板し、空振り三振に抑えました。
4番手の松本直投手(鎌倉学園)は1回無失点の内容でした。
最速151kmのストレートを投げる投手です。
中継ぎからの投球になるので、これから先発になった時にどのような投球を来年以降見せてくられるのか楽しみです。まだ2年生というのが末恐ろしいです。
5番手の大川投手(常総学院)は2回1失点の内容でした。
最速149kmのストレート、カーブ、チェンジアップを投げる投手です。
味方のファインプレーもあり、三者凡退に抑えました。
回跨ぎの9回にもマウンドに上がり、2アウトまでは順調に行っていましたが、2アウトから4番に初球のストライクボールをスタンドに運ばれ、同点にされました。
これは打った清原選手を褒めるべきです。今日の試合内容を見ていたら、初球からストライクを投げても仕方ないです。
打線は初回に先頭の直井選手(桐光学園)がヒットで出塁し、2番の飯森選手(佼成学園)が送りバントを決め、3番の宗山選手(広陵)はライトフライに倒れますが、3塁に進み、4番の杉崎選手(東海大菅生)がタイムリーポテンヒットで先制をしました。続く5番の木本選手(桐蔭学園)の四球と時に相手のミスもあり、3塁に進み、6番の横山選手(作新学院)はライトフライには倒れましたが、初回で良い攻撃を見せたと思います。
2回も先頭の7番小島河選手(東海大相模)がヒットで出塁し、8番の光弘選手(履正社)が送りバントを決めましたが得点には結びつけることはできませんでした。
3回には得点には結びつきませんでしたが、1アウトから3番の宗山選手が大学通算、100安打目のライト前ヒットを現地で見ることができました。
5回には1アウトから1番の直井選手がヒットを打ち、2アウトから3番の宗山選手のタイムリー2ベースヒットで追加点を上げました。
同点に追いつかれましたが、7回に1アウトから1番の直井選手が2ベースヒットを打ち、2アウト3塁から3番の宗山選手はファーストゴロに倒れ、勝ち越すことができませんでした。
8回には2アウトから代打榊原選手(報徳学園)がヒットを打ち、7番の小島河選手が勝ち越しのタイムリー3ベースヒットを打ちました。
9回には1アウトから1番の直井選手が4安打目のヒットを打ち、2アウトから3番の宗山選手がヒットで繋ぎましたが、4番の杉崎選手がショートゴロに倒れ、追加点を取ることはできませんでした。
慶應義塾大学
先発の外丸投手(前橋育英)は8回3失点の内容でした。
初回から先頭にヒットを打たれ、宗山選手は抑えましたが、不運なポテンヒットがあり、先制を許してしまいました。2アウトから四球を出した時にランナー走っており、セカンドの送球に誰も入っておらず、ランナー3塁に進むと今までの慶應とは考えられないプレーです。
2回も先頭にヒットを打たれ、得点圏に進められましたが無失点で切り抜けました。
5回には1アウト1塁から、レフトにポテンと落ちたボールの処理をモタモタしている間に生還されるという、これも守備の乱れからの失点になりました。
ランナーを溜めながらも粘りの投球術でなんとか抑えていた印象です。
しかし、7回に1アウトから2ベースヒットを打たれ、2アウト3塁から3番の宗山選手を次はファーストゴロに抑えました。
尻上がりに状態が上がっており、スプリットが特に相手打者にボール球を振らせてカウント、アウトに取っていた印象です。
しかし、8回に2アウトからヒットを打たれ、次の打者に初球を捉えられ、タイムリー3ベースを浴びてしまいました。
この1球は非常に不用意な入り方でした。しかも、これもセンターの打球処理がもたつき、3ベースにしてしまいました。
2番手の渡辺投手(高松商業)は1回無失点の内容でした。
最速148kmのストレートを投げる左腕投手です。
私は結構好みの左腕投手です。
ヒット2本を打たれ、2アウト2塁、1塁のピンチを招きましたが、ショートゴロに抑えました。
打線は4回までヒット1本と完璧に抑えられていました。
5回に先頭の5番佐藤選手(慶應)がヒットで出塁し、6番の横地選手(慶應)が値千金のライトポール直撃の同点2ランホームランを打ちました。
6回は先頭の1番二宮選手(慶應)が四球を選び、2番吉野選手(慶應)が送りバントを決め、3番の水鳥選手(慶應)はサードファールフライに倒れ、4番の清原選手(慶應)は空振り三振に倒れ、勝ち越すことはできませんでした。
その後、1点差をつけられ、9回には代打本間選手(慶應)が空振り三振、3番の水鳥選手がセカンドゴロに倒れ、2アウトから4番の清原選手が初球を振り抜き、同点ホームランを打ちました。
そのまま慶應義塾大学が引き分けに持っていき、試合が終了しました。
文字量としては圧倒的に明治大学でしたが、試合内容としては引き分けという、これも野球です。
ただ、慶應の清原選手のリーグ初ホームランが土壇場での9回2アウトから飛び出したというのはスター選手の系譜を踏んでいます。
父も球場にいて涙を流していたという情報をXから見たので、現地の映像をこれから見ようと思います。
やはり、プロ野球で来年から現地の情報が見づらくなるのは寂しいです。
今日は2試合早く終わったのでドトールでゆっくりして、神宮に向かいたいと思います。
以上