6/24東洋大学3-0駒澤大学
今日のメイン試合の1部、2部入れ替えの試合が始まりました。
やはり、「戦国東都」であることを認識しました。
結果から書くと、まずは東洋大学1部復帰おめでとうございます。
昨日の細野投手の185球の完投勝利が報われた形となりました。
そして、駒澤大学は2部に降格ということになってしまいました。
その試合内容について書いていきたいと思います。
東洋大学
先発の野澤投手(龍谷大平安)は6回2/3無失点という内容でした。
四死球は4つと多い印象ですが、それでも6回までヒット0に抑えるという、1部昇格大手をかけた試合でここまでの投球ができたことがまず素晴らしいです。
2番手の島田投手(木更津総合)はピンチの場面を切り抜け、9回にランナーを出した場面で降板となりました。
GWの時に見た時に「150km」を超えたらドラフトの注目になると書いていましたが、MAX153kmは痺れました。
木更津総合の豪速球右腕が生まれるメカニクスが知りたくて仕方ありません。
間違いなく、2年後の目玉になります。ここで言っておきます。
しかし、まだスタミナの面は課題みたいないので、しっかり夏にトレーニングして、1部の神宮球場で投げてほしいと思います。
3番手の石上祐投手(東洋大牛久)は1回を無失点に抑えました。
9回を締めくくるという難しいポジションでしたが、見事に抑えました。
打線はヒット8本を集め、効率的に得点を挙げました。
3回に石上泰選手(徳島商業)がレフト前にタイムリーヒット
4回には相手のワイルドピッチの間に1点
7回には2年で唯一大学日本代表に選ばれた宮下選手(北海)が詰まりながらも外野に運びタイムリー
この3点を守り切りました。
駒澤大学
先発の髙井投手(広島商業)は4回2失点という内容でした。
昨日敗戦をしている中での登板で先制点を許したのは非常に痛かったです。
次の回はバッテリーミスで追加点と流れを東洋大学側に渡す形となってしまいました。
2番手の東田投手(西脇工業)は2回2/3 1失点という内容でした。
毎回のイニングをヒットを打たれ、非常に苦しみながらの投球となっていました。
3番手の松村投手(向上)は残りのイニングをヒット0本に抑え、ようやく駒澤大学側に流れを持っていきました。
結果的には得点はできませんでしたが、松村投手が打たれたら、完全にチームの心が折れていましたので、9回の3アウト目まで分からない展開にしたのは素晴らしいです。
打線は6回までヒット0本ということではなかなかチャンスを作ることができませんでした。
7回にヒット3本、8回にヒット1本と得点圏に進めましたが、後1本が出ませんでした。
9回には四球でノーアウトでランナーが出ましたが、神宮選手(西日本短大附)、角田選手(昌平)が連続で見逃し三振をしてしまいました。
やはり今日負けたら2部降格ということで、四球を望む結果に期待し、他力本願になってしまい、バットが出なかったのだと思います。
いつも以上に体が重かったのではないかと思います。これがプレッシャーです。
私は1観客としての目線でしか語れませんので、東洋大学の方がいつもの野球をやっていた印象です。
2部の降格をしたのは辛い経験で、特にキャプテンは全てを背負い込んでしまうことでしょう。
それでも、秋季リーグはやってきます。
2部に降格しても諦めず、一季で昇格するという気持ちで望むためにも、しっかりと練習を積んで頑張ってほしいと思います。
正直、2部の東洋大学には細野投手(東亜学園)、宮下選手が日本代表に選出されているくらいで、ファンからすると、細野投手を1部で見たい声はあったので、東洋大学を応援している声が大きかったのは事実です。
私もその一人です。
最後にもう一度語りますが、これが「戦国東都」です。
以上